私は今、ブログ画像の編集にGIMPを使っています。とても快適です。
なぜGIMPを使おうと思ったのか
仕事用に使っていたPCがサポートの切れるWindows7だったんです。そこで、Linuxに乗せ換えて使うことにしました。
Linuxでは、基本Photoshopが使えません…。
Linuxで画像を編集するには、GIMP(GNU Image Manipulation Program)というソフトが良いらしい。GIMPはオープンソースで、無料でも使えるソフトです。
そこで早速、GIMPを使ってみることにしました。
ブログ画像の加工はGIMPでOK!
私はWindowsではPhotoshop Elementsを使っています。LinuxではGIMPを使ってみることにしましたが、Photoshopでやっていることができないところもあるかも?とはじめは不安がありました。
そして、半年以上使ってみた感想ですが――

うーん
GIMP、いいではないですか
ブログ用の画像加工は、GIMPで十分可能だという感触です。
WindowsでもGIMPを使おうかなと思えるくらいですね。もともとPhotoshopでもCCじゃなくてElementsを使っていたくらいですし、そこまで本格的な機能もいらないので。
Linuxでは「ソフトウェアマネージャ(Linux Mint)」や「ソフトウェアセンター(Ubuntu)」などからサクッと日本語版がはじめからインストールできるので大変簡単です。

ブログ記事画像の加工例
フォントをGIMPで使えるようにインストールする
デフォルトだと、日本語フォントが少なかったりするので、追加でフォントをインストールします。
素材画像をリサイズする
ダウンロードしたフリー素材をGIMPで開きます。
今回はパソコンとカメラ – No: 2883607「写真AC」こちらの画像を使用しました。

うーん、開いた状態そのままだと、ちょっと見にくいですね…。
「-(マイナス)」キーを押して、表示される画像サイズを小さくし、ウィンドウの大きさを調整します。

この作業が面倒くさいな~という場合は、「シングルウィンドウモード」に設定すると良いです。
画像サイズをブログにちょうどいいサイズに調整します。「画像」メニューから「画像の拡大・縮小」を選びます。
画像サイズを指定します。

好みの数値を入れて「拡大縮小」をクリックします。
私は1200*800程度にしています。
文字を入れる
文字入れをします。GIMPの文字入力は若干癖があるので、入力方法を調べて勉強しました。もちろん、慣れれば簡単です。
まず、ツールボックスの中にある[テキスト]ツールをクリックします。

画像上の文字を入れたいところをクリックし、文字を入力していきます。
ここでは「GIMPでブログ用画像を編集」と入力しました。
私がちょっと戸惑ったのが、文字の調整方法です。
文字全体を調整したいときは左にある「ツールオプション」を使い、一文字だけ大きさを変えたいという時は、画像上の小さなウィンドウを使います。

たとえば、「GIMP」という文字だけを大きくしたい時は、画像上のウィンドウで指定します。

文字を画像の真ん中に持ってきたい時は、整列ツールを使います。

文字をわかりやすいように加工する
入力した文字を、画像上で読みやすいように加工します。
まず選択ツールで適当に文字を囲めるくらいの範囲を選択します。

新しくレイヤーを作ります。
メニューの「編集」→「描画色(背景色)で塗りつぶす」で選択範囲内の新しいレイヤーを塗りつぶします。

文字がすっきりと見えるようになりました。

このままでもOKなのですが、不透明度を調整して、後ろの画像を見えるように透かします。

ちなみに、ブログ画像でスクリーンショットに説明を入れるときに矢印を作れると便利です。私はArrow-set-sizeを使っています。

さあ、GIMPマスコットのウィルバー君をワンポイントに入れて、できあがりです!

私がやりたいことは、十分にGIMPで可能だなという感触があります。WindowsでもGIMP、使っちゃおうかなと考えております。
なんといっても、オープンソースなのが嬉しいですね!
私は今のところ30USDほど寄付いたしました。もちろん、無料でも使えます。使ってみて良かったら、自分にとって無理のない範囲内で寄付(Donate)するのも選択肢の一つかと。
ドルバッキーヨウコ (著), オブスキュアインク (著), できるシリーズ編集部 (著)
↑著者の「ドルバッキーヨウコ」さんって、やはりナゴムギャル系の方なのかしらん…。