私はただいま絶賛20年間の大運天中殺です。あとちょっとで明けます。
色々大変でした。詳しくは実体験から綴る「大運天中殺の転職はやめとけ」に書いた通りです。
こう書くと「大運天中殺って怖い!」と思われるかもしれませんが、大運天中殺中にガンと人気が出る(陽転する)人もいて、芸能人などの人気商売では大運天中殺はありがたいものであったりもします。
陽転した天中殺の良さと悪さ
大運天中殺は入るまでの5年間で「物質的な苦」を味わったかどうかで陰転か陽転が決まります。
例えば、乙武洋匡さんはご存知の通り障害を持って生まれ、肉体的な苦労を味わうことになりました。生活のペースを作っていく幼少期は一番大変だったであろうことは容易に想像がつきます。
乙武さんは、20歳(1996年)から39歳まで大運天中殺に入りました。天中殺に入ってから2年後の1998年に「五体不満足」が大ヒット。約600万部を売り上げ、印税は単純計算で約6億円以上!一躍有名人になります。
そして華やかに活躍されるのですが、大運天中殺が明けた2016年に不倫スキャンダルが発覚。政治家への道も閉ざされ、離婚へ至った元妻から提訴もされてしまいます。

天中殺は陽転すると、キラキラした活躍が可能となります。しかし、天中殺が明けてからも同じペースを保とうとしてもできません。
乙武さんは大運天中殺の間は売れに売れて、愛人を作りまくってバンドもやって通常では考えられないくらいイケイケに押しまくっても問題が出なかったのです。なぜなら、天中殺中というのは規格外だから。規格外が通るのです。良くも悪くも。
陽転した天中殺はボーナスステージのようなもの。
ボーナスステージはやがて終わります。終わったら、通常ステージに戻らねばなりません。乙武さんはボーナスステージのままで突っ走ろうとしてしまい、不倫騒動がきっかけとなって転落してしまったと言えます。
陰転した天中殺の良さと悪さ
大運天中殺は入る前の5年間で物質的な苦労があったかどうかで、陰転するか陽転するかが決まります。ここの「物質的苦労」というのがポイントで、メンタルが病んでも陽転の条件になりません。精神的苦労は考慮にならないのです。
私は大運天中殺に入る前も異常干支の大運やスクランブル異常干支の大運が続き、精神的苦労はかなりありました。就職氷河期世代らしく、就活でも見事に爆死しました。
しかし、物質的苦労は無かったのです。
就活に失敗しても4月から臨時で働ける仕事口は見つかって貧乏をするということもなく、むしろ学生時代に貯めた預金をはたいて現金一括で車買ったりしてました。
今思うと、これが陰転の条件に当てはまっているのですね。
物質的に苦労してない。就職先では社宅に住んで、家賃1万円なのに3LDK(本来ファミリー用のところ)で、あまりにも部屋が余ってるから猫に一部屋与えてたりしました。め、恵まれてた…。
高尾義政先生は大運天中殺を陽転させたかったら着の身着のまま家出してホームレスみたいな生活をしてみなさいとか、まあまあロックなことをおっしゃっています。
これは極端な話ですが、とにかく大運天中殺を利用して華やかな活躍(陽転)をしたいなら、入る前の5年間にドン尻貧乏生活や大病を経験すると良いのです。
私は真逆のことをしておりました。
ですが、大運天中殺に入ってからも組織で働いている分にはそれほど激しい現象もありませんでした。問題は独立してからです。そこでドン!と落ちたのは実体験から綴る「大運天中殺の転職はやめとけ」に書いた通り。
辛い経験ではありましたが、私には陰転して苦労することが必要だったということだと今は考えております。身強は、苦労を背負って磨かれねばならないのです。
人生大体、異常か天中殺。そういう人の使命とは
私の人生は大運天中殺20年、変剋律天中殺30年、異常干支天中殺10年、スクランブル異常干支10年で、大運的に流れを見ると「大体いつも終わってる」感じです。
「普通」に生きようとなんてすると、まずハマります。普通、無理。
宿命の三干支が全部天中殺の人は「参禅の行」と言われます。必死に生きることが全中殺の処世術とされます。欲を捨て「こうしたい」「ああしたい」だなんて動かず、ひたすら無欲に生きると見事な人生になると言われます。
私は宿命に天中殺はないのですけれども、大運が見事にほとんど異常か天中殺という並びですので、後天的に全部天中殺みたいなものだと考えます。
つまり、生まれ持ったものではなくて、人生経験を通して、エゴを徹底的にそぎ落とし、物欲を手放し、宇宙的な道に入って行かねばならない使命を示していると。
本当に、不思議な人生なのです。
私は「欲しい!」と強く願ったもの、つまり執着したものはまず壊れます。まず上手くいきません。やる気を出したことほど、上手く行きません。


しかし、私は極身強でエネルギー有り余る「やる気にみなぎった熱い人間」です。宿命はそうなのです。
そこに後天運でやる気をそぐようなことが続出するわけです。つらい。
ですが、そうやってやる気をそがれて「じゃあもういいよ~」とあきらめる(執着を手放す)と、そこでミラクルが起こるのです。普通は手に入らないようなものが、すっと入ってくるのです。
例えば、今私は週に2日くらいしか働かないでプラプラ生きてます。まじフリーダムです。必要な時に流れはやってきて、必要な時にお金もやってきます。社会的信用とかマジ虚無ですけど(金性の星・官星0なんでぇーす!!)、なんかフワッと生きていけてます。
リーマンショックのときも、今回のコロナ禍も、正直「みんな大変だなぁ~」くらいに思ってたりします。世間の多くの人は苦労して大変な時に、自分は全然苦労しないでボケェ~として毎日のんびりまったり過ごしておるのです。
なんかヘンですよね。
普通、こんなんじゃ生きてけないですよね。
でもこれで何とかなっちゃうわけです。
そして、リンデンバウムのお客様には自然と一流のクリエイター、アーティストが集まってきます。セレブご用達のジュエリーデザイナーとか、クラシック演奏家とか日本画家とか役者とかダンサーとかグローバルに有名な某ゲーム会社のゲームデザイナーとか、某有名ソシャゲの絵師さんなんかも複数おります。ふっつーに来ます。
メインカルチャー、サブカルチャー問わず、アーティスト・クリエイターとして活躍している人が不思議と集まってくるのです。私的には「あーウチのお客さんだなー」って感じです。
逆に、あんまり実業系の人は来ません。政治家も来ません。経営者であっても、画廊の経営者とか、エンタメ系会社の社長とか結局クリエイティビティを必要とする芸術系の人ばっかです。そう、私、芸術の星・調舒星の人なんですー!!!
ちゃんと道を行っていると、自然とそういう人が集まってくるのですね。
私の場合、ちょっと特殊な型で「子どもを作ると才能が消えてしまう」人なので、やはり子どもがいない人生は私にとって順当となります♥
子どもを作らないからこそ輝ける人間も、世の中にいるということですね♪

この「ちゃんと道を行く」というのは、「(身強の)強すぎる自我をどうにか飼いならし、もっと大きな意思に委ねること」が絶対条件になります。
宿命は陽、大運が陰。この対立を統合、融合させていくというのが私の人生の大きなテーマとなります。
エゴを削るプロセスとして、ずらっと並ぶ大運&変剋律天中殺+異常干支大運が用意されているということなのでしょう。頑張れば頑張るほど、うまくいかない。頑張らなければ頑張らないほど、うまくいく。
あー、しんどい!
か゛ん゛は゛り゛た゛い゛!!
今日も手放します。
やる気だしません。
ハァー。