スピリチュアルな力を降ろす布(植物)の力

精神世界:スピリチュアルブログ
写真AC

私はセッションを行うとき必ず着物を着ています。エネルギーの通りをよくするためにです。
7月に入りまして、着物も夏物の季節になりました。

夏の着物は、ほとんど麻でそろえています。
なぜなら、麻が一番スピリチュアルな力を降ろすのに適していると感じているからです。

着物は主に、小千谷縮や近江縮を使っています。帯は麻帯もありますが、絹のものもあります。
夏物の着物の仕立ては、ほぼすべて自分でしております(単衣の仕立てはラクチン)。プロの和裁師さんに比べたら下手くそな仕立てではありますが、自分の手で縫ったほうがエネルギーが合う着物を作れるからです。

しかし、冬場は寒いのでなかなか麻は着られません。そこを、襦袢だけでも厚手の麻にして身につけたりしています。それくらい麻とスピリチュアルなエネルギーは相性が良いのです。

うさとの服のデザイナーうさぶろうさんは、「綿は解放する、ヘンプ(麻)は導く、絹は守る」とおっしゃいます。

この三つの性質を、縦糸や横糸のどちらに使用した布なのか、あるいはどういう組み合わせで織り込んだ布なのかによって、服が発信するエネルギーは変わってくるのではないでしょうか。

たとえば、綿とヘンプの交織なら、「解放」と「導き」がミックスされることで新たに別のエネルギーも生まれるでしょうし、ヘンプを経糸に使った布のほうが天とつながりやすくなり、スピリチュアルなものを引きつける力が強くなると思います。

着てみていちばんわかりやすいのは、綿のパジャマです。これは実際、素材の配合を変えて何通りか試してみたのですが、綿100パーセントのものがベストでした。気持ちよく眠れるし、翌朝の目覚めがさわやかです。綿の持つオープンな明るさや解放のエネルギーが、たまったストレスを解消して、心身をリセットしてくれる気がします。

また、奉納舞いなど神事の衣装を頼まれたときは、「導く」エネルギーの強いヘンプを使います。「ふだんの練習のときとは、からだの動きや感覚がまったく違ってきます」と、よくいわれます。

日本の神事にはもともと麻がつきもの。麻の「天」とつながるパワーは、かなりの威力があるようです。

あいをよる おもいをつむぐ こころはひとつ P93~94

本当にそうだな、と思います。
麻って、スピリチュアル的に優秀なんです。ほんの3~4カ月でグングン育ちます。つまり、「天に届く力」が強いんですね。

だからセッションにはもってこい。
逆にプライベートでは綿ばかり着ています。プライベートで麻はまずまといません。

うさぶろうさんも「いつもつながりっぱなしだと、着ている人がこわれちゃいます(P97)」と書いている通りなんです。つながりっぱなしだと、人間として地上に存在できなくなります。

普段お勤めなどしていて都会の喧騒でぐったり疲れちゃうなんて方は、おうちに帰ってきた時に麻の服を着るとスピリチュアルなエネルギーとつながれて「本当の自分」を思い出せてホッとできると思うんです。

でも、私のように仕事でスピリチュアルドップリの人間は、プライベートまで「つながりっぱなし」だとまず精神か肉体が崩壊します。危険です。
ちゃんとバランスを取るためにグラウンディングする必要があります。だから麻はあまり着ないのです。

セッション用の着物(と襦袢)には、麻、絹、綿、ポリエステルを用意しています。
「ポリエステル!? 天然素材じゃないけどいいの!?」と思われるかもしれません。確かにその通りなのですが、「今の時代の社会にドップリはまりこんで学ぶべきことがある」という人のセッションは、ポリエステルが良いんです。敢えてダウングレードするんです。そのほうがより地上的でわかりやすい、俗世に適したメッセージが降ろせます。

ALL麻だと、ちょっと波動が高すぎて「何言ってんだかわかんない」と難解にもなりがちなんです。スピリチュアルなメッセージって、高次のエネルギーが入れば入るほど言語化が難しくなります。「考えるな!感じろ!!」の世界になります。二元性を超越しているメッセージだと、三次元の感覚では「それ矛盾してんじゃん!」って思っちゃったりします。

ですから「わかりやすいメッセージが欲しい。難しいのは嫌」という人にはポリエステルであえて波動を落とすんです。難しいメッセージを自分でかみ砕く(セッション後に気づこうと努力をする)ことが嫌な人は、夏は避けたほうが良いですね。夏は麻率高いですから。リンデンバウムの夏はスピリチュアル。

「シルクは守る」というのもわかる気がします。
絹は植物ではなく動物性なので、能動的な力が強いんですね。自分から邪気を跳ね返す感じです。麻の場合は邪気があったらスーッと取り込んで浄化しちゃう。

実はこのサイトに使っているWordPressのテーマってCocoon(繭)ていうんです。外から守ってくれる繭なんですね。

そして、サイト名のリンデンバウムは菩提樹。樹というのは五行では甲(陽木)。
どっちも守りなんですよね。ダブルで守り。そして五行の木は仁。優しい心を持つエネルギーです。

私自身は大好きな南野陽子様の映画から取っただなんてミーハーなことを言っていますが、深いところでは意味があるんですね。
えっ、こじつけ!?
違うよ、シンクロだよ♪

タイトルとURLをコピーしました