自分の星を生きることの大切さ~壬辰の母に学ぶ

四柱推命/算命学

私の母は自分の星を生きていないなぁ、ちゃんと生かせてないなぁと思う人です。

自分を知れば、人生は輝く! 同じ命式でもこんなに違う〜魁ごうの双子の生き方
こちらの記事にも書いたのですが、母は日干支が魁ごうの壬辰。エネルギー値も300越えのパワフルな人、つまり「世界で一番主婦に向いていない人」です。

そして、壬辰は南が欠ける午未天中殺で、南というのは子どもを示しますから子との縁が薄い特徴を持つ干支です。
あわせて、壬辰は「不子の業」を持つ三業干支でもあります。

つまり、徹底して「子どもと縁が薄い」のです。
なのに、母はその宿命に背くようなことばかりしていました。

女は子育てしてこそ一人前!!
子どもを産まない女は
女として生まれた意味がないのよ!!!

そうやって子育てに依存し執着し、「孫育て」まで自分の手でやろうとしていました。全く宿命に背く姿です。

午未天中殺は子どもを作るなとか壬辰は子どもを作るなとか、そういうことではなくて、「子とは縁が薄いのだから、一生懸命子育てしてもいいけれど『子はいずれ自立して自分の元から旅立っていくんだ』という覚悟をした上で頑張りなさいね」という形の修行になるわけです。

毎日新聞 2017/07/10

根本的に、子に執着してはいけないのです。

あなたの子は、あなたの子ではなく、大いなる生命の希求の息子であり娘である。

あなたを経て現れてきても、あなたから生まれたのではない。
あなたと共にいても、あなたに属するものではない。

あなたの愛を与えることはできても、あなたの考えを与えることはできない。
子どもは自らの考えを持つのだから。

その身体を住まわすことはあっても、その魂までも住まわすことはできない。
子どもの魂は、あなたが夢にも訪れることのできない、明日の館に住んでいるのだから。

子どもらのようになろうと努めるのはいいとしても、子どもらをあなたのようにしようとしてはならない。
生は、後ろに歩まず、昨日を待つことはないのだから。

あなたは弓であり、あなたの子は、その弓から生きた矢として放たれるものである。
この弓を射る大いなる人は、無限の道の上にある標的を見、大いなる力であなたを曲げたわめ、その矢を速く遠く行かせようとする。

この弓射る人の手で、あなたが曲げたわめられることを、喜びとせよ。
何故なら、大いなる弓射る人は、飛ぶ矢を愛するごとく、落ち着いたゆるぎない弓をも愛するのだから。

カリール・ジブラン 預言者より

ですが、母は子にすがるように縁を切った今でも手紙を寄こし、そして受け取った娘はその内容を読んで「やっぱり縁切って正解だったな」と心の距離がダダ開きする始末。詳しくは成長する母の姿に「縁を切って良かった」と思った日をお読みください。

この三業干支の面白いところは、異常干支のようにすぐは表面化せず、晩年期になってから「そういうことだったのか」と実感できるという特徴があることです。

確かに、20年前の母に「あなたは子どもと縁が薄い人ですよ」なんて言っても

母

何言ってるんですか?
私は二人子供を産んで
立派に育て上げましたよ!

今お見合いの釣書を用意してるんです
これから娘を結婚させて
孫育ても頑張りますから!

と全く意味が通じなかったでしょう。

しかし、老いて衰えた今、「子どもと縁の薄い自分」を実感できるのではないでしょうか。多分、認めないですけれども。

母

子どもを産まなきゃ
老後が寂しいわよォ~

と母は呪いの言葉を娘に吐いていましたが、自分自身の生き方で「子どもを産んでも老後が寂しい人はいる」ということを立派に証明してくれました。

「1人でいる時間がとにかく不安で仕方がないの。今まで1人でいたことがなかったからどうしていいかわからない。本当なら今頃、息子家族と孫に囲まれて幸せに生活している自分しか想像してこなかった。こんなふうになるなんて考えもしなかった」(中略)

「ずっと家族のために尽くしてきたもの。友達なんていないわよ」
か細い声でヨネ子さんは漏らします。

戸建てのお家だと、町内会やご近所のお付き合いがありそうですが、“エリート一家”ということで、地域の中でも少し浮いた存在だったようです。(中略)

ご主人が生きてた頃、ヨネ子さんはご近所に随分夫や息子のエリート自慢をしてたようで、すっかり嫌われてしまっていたのです。

ヨネ子さんにとっては「家族のために尽くしてきた」ということでも、周りにとってそれはマウントでしかなく、近所の中でも孤立してしまったのです。(中略)

アメリカの息子さんに連絡を入れるも「忙しくて帰国できないので、介護認定などは近くにいる親戚に頼んでみます。母とは関係がよくないので、連絡はよほどのときだけで大丈夫です」と冷ややかなトーンでこれだけ告げられ、すぐに電話を切られてしまいました。

親子関係においてこれまでどんなことがあったのかはわかりませんが、本人を目の前に「早く死ねばいいのに」と言う家族がいたり、救急車を呼んで一命をとりとめた際には「なんで助けたの?」とクレームがあったりという経験をしていた筆者にとって、「あぁ、またか……」と肩を落とす状況でした。

ヨネ子さんは、自分の生きがいを「家族」に求めてきましたから、息子さんたちにとってはなんでも「家族のため」と言われ続けて窮屈だったのかもしれません。(中略)

人間とは何とももろいもの。そして家族関係とは自分の思い描いたとおりにはいかないものです。そして、「誰かの人生ではなく、自分自身の人生を生きなければいけないんだ」と、当時まだ若かった筆者はヨネ子さんから人生の教訓を学んだのでした。

「エリート家族」が生きがいだった老女の末路 | 東洋経済オンライン 太字強調は記事作成者による

うん。私も両親に向かって「早く死ね!首つって死ね!!今すぐ死ねよ!!死ねよ!!なんで死なねんだよ!!!」って絶叫したことありますから、お話は良くわかります。

「エリート家族」が生きがいだった老女の末路 | 家庭
「こんなはずじゃなかったんです。こんなはずじゃ……」細く痩せた両手で敷き布団のシーツをギュっと握り締めながらヨネ子さんは「わぁ~!!」と泣き崩れてしまいました。ヨネ子さんは、1日のほとんどをこの畳に…
【画像】傘寿まり子(1) 傘寿まり子 1巻

さて、私が算命学を勉強してよかったな~ということの一つに、母のパーソナリティを客観的に眺める助けをしてくれたことです。

(29)壬辰

知的ですが、複雑な精神構造の持ち主です。
自分を周りに認めさせたいという自己顕示欲と、常に一歩引いたところにいたいという気持ちとが、この人の中では混然と溶け合っているのです。

頑固で一度決心したことは、あくまで貫き通す強い意志を持ち合わせているわりには、いつも意識のどこかがさめていて、たとえ物質的に恵まれても心はなぜか満たされない、面倒なところがあります。

しかし物を書いたり絵を画くなどの芸術的センスのある人となります。
そして同時に数字に強く文科系、理科系の才能も併せ持っています。

<将来>
”跡取り運”といわれるように、この生まれは長男、長女であることが多く、何代も続いた家系に育つものとされます。(中略)

女性は名誉や地位、財産に恵まれた両親の元に生まれるケースが多く、成長するにつれて運勢は下降線を辿ります。

「算命学Ⅱ」高尾義政 P220~221

うん。
一行でいうならメンヘラですね。
雑に言うなら面倒くさい人ですね。

メンヘラと距離取らずに付きあったらこっちが精神的に大変消耗させられるわけで、しかし多くの子どもは「自分の親は普通の人」と思いこんでしまう傾向があり、親が情緒の安定しないメンヘラだなんてまず気づけないものです。

結果、私は30年間母に振り回されつづけてきたわけです。

壬辰の人が悪いというわけではなくて、そういう人と私合わないんです。メンヘラ無理なんです。丙午の脳筋直情女なんで「ダーッ!ウジウジウダウダしてねえでスッキリサッパリハッキリしやがれッ!!!」ってブチ切れちゃうんです。短気っていやあねえ。

だから、壬辰と丙午って「相剋と刑」ですから、「母と私って、本当に合わないんだな」ってお墨付きを頂けて、ホッとしたんですネ。距離をとったほうがいい間柄って、ありますからね。

今話題の「女帝 小池百合子」を今日読み終えたんですけれども、小池さんを見ていて「うわァー私の苦手な壬パターンきたわぁ~」と思いました。年干支が母(の日干支)と同じ壬辰で日干支が壬戌なんですね。

母も壬で小池さんも壬です。ちなみにビッグダディの元妻の美奈子さんも壬で、彼女も私の嫌いな壬の人パターンです。

もちろん素敵な壬の方もいらっしゃいます!!!
それはあなたの生きる世界は素晴らしく大きい~壬の人に書いた通りです。

母も小池さんもそうなんですけど、壬の悪いところが出ちゃう人ってスケールの大きさが先行するあまり「自分に酔って物語を作る」んですよね。雑に言うなら「話を盛る」。一言でいうなら「嘘つき」。

小池氏には嘘をついているつもりはない。目の前の相手が振り向いてくれるよう、相手の喜ぶことを口にしてしまう性格だというのです。

『女帝 小池百合子』著者に聞く、小池都知事に賛同できない理由 | ダイヤモンド・オンライン

その性質が芸術方面に出るなら、素晴らしい作品になったりします。だって、自分の理想の世界を体現するわけですから、それは虚構であったとしても価値あるものです。むしろリアリストにはそんな夢のある作品は作れません。

でも、それを現実世界に体現しようとすると、なかなか大変です。子どもは親の理想を演じねばならなくて息が詰まるし、嘘つきの政治家という形もなかなかしんどいものがあります。

そして、そういう人に振り回されるのはたまったものではありません。

本当の自分をさらしても、誰も喜ばない。

そんな思いが百合子さんには小さな頃から、あったのかもしれない。嘘をついたらいけないという感覚がなかったのは、嘘をつかないと逆に周囲を戸惑わせてしまうと思っていたからなのか。

もしかしたら、百合子さんには嘘をついているという感覚も、なかったのか。
相手が期待することを言ってあげた、相手の喜ぶことを言ってあげた。
それでどうして、私が責められなきゃいけないの?
そう思っているのかもしれない。

どうして誰も注意してあげなかったんでしょうか。私もです。年の若い百合子さんに私は言ってあげなきゃいけなかった。新聞記事を見せられた、あの日に。

どうして、ここまで百合子さんを走らせてしまったのか。マスコミの責任も重いです。百合子さんにどんどん嘘をつかせた。百合子さんは応え続けた。

どうして誰も止めてあげなかったのか

女帝 小池百合子 第七章 イカロスの翼

このくだりを読んで、私も心にずーんと来ました。
「どうして誰も止めてあげなかったのか」

母が「子育て(孫育て)こそが自分の人生の使命!!」なんて勘違いをせず、壬辰の良いところを伸ばせるように魁ごうらしくダイナミックな人生を謳歌できるように、娘の私はもっと母から見て好ましくない子であるべきではなかったのか。

というか、本質的には好ましくない子(子どもを作らないような「女として失格」の娘)なわけで、そんなんもう3歳くらいから(私としては)分かり切ってたことなので、優等生の仮面なんかかぶってないでさっさとグレてヤンキー化すれば良かったと。

尾崎豊『卒業』 – 「LIVE CORE 完全版〜YUTAKA OZAKI IN TOKYO DOME 1988・9・12」

本当に思うんです。中学生の時点でオキシドールで茶髪にして鉄パイプぶんまわして家の窓ガラス全部割ってやればよかったって。そうすれば、父も母も目が覚めたのかも、って。世間体ばかり大事にする虚栄心をブッ壊してやれたのかもって。

でも、私の10代は官殺(金性の牽牛星)回ってて、どーーーしても真面目ちゃんだったんですよね。自分に正直な火性の星(洩星)が巡ってたら間違いなくヤンキー化してましたね。盗んだバイクで走りだしてましたね。ドゥルンドゥルン!!

大運牽牛星にヤンキーは無理だー。
真面目な優等生ちゃんが自然なんよー。涙

私、左肩(初年期)が天南星なんでヤンキーになる気質も十分にあったんですけど、左肩の天南星ってスポーツやるとグレないらしいんですね。
テニス部だったもん!!!終了!!!!

縁を切ってからね、親は私にとにかく金を送ってこようとしたんです。
一度だけ実家に用があって行ったことがあって、その時に私あての封筒が用意されていたんです。分厚い封筒がね。もちろん、スルーしましたよ。

現金書留で金を送ろうともしてきました。
もちろんスルーしましたよ。不在票見て受け取り手続きせず。

もうね、とにかく、カネ、カネ、カネ。
カネで私を懐柔できると思ってんですよ。

ふざけんな。
人の心が金で買えると思ってんじゃねえよ。
そういう腐った心だから子どもから捨てられんだよ、いい加減気づけよ。

金持ちの経営者から
「で? 君は年収いくらある男なら寝るの?」
「お前みたいな女はどうせ携帯の電話帳に『寿司』とか『焼き肉』とかそういう名前で男登録してんだろ」
って言われた時も、「この人たちも親と同じだ」って思いましたよ。

金で心が買えると思ってる。
金で女(娘)が好きにできると思ってる。

ふざけんな。
私は餓死しようとお前らに屈したりしない。
カネの力で動いたりなんかしない。

そして、何より悲しいのが、年寄りになっても親がそういう自分の間違いに気づけないこと。

私は無力感を覚えます。
この人たちに、何を言っても無駄なんだろうなあと。(多分、同じロジックで、小池百合子さんにも何言っても無駄なんだろうね)

今の私ができることは、縁を切り続けること、けして懐柔されないことで意思を示すことです。
いつか、届きますように。

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