帝旺(天将星)を育ててくれた異常干支と空亡(天中殺)

四柱推命/算命学
写真AC

私は四柱推命の十二運で冠帯-帝旺-帝旺(算命学なら天南-天将-天将)という、“チョットドウシチャッタノ?アナタ〜”レベルな身旺人間です。

ちなみに、昭和の伝説の大女優、原節子様も私と同じ午月生まれの丙午でW帝旺です。そりゃ小津作品を代表作とは言いたくないですよね。自立した強い女こそがミューズですわ♥

著者が語る「原節子の真実」

パワフルな力を発揮するためには試練が必要

「身旺だったらハッピー!」とか、そんな単純な話ではありません。十二運最強パワー!帝旺の力を生かそう!!に書きましたが、強いエネルギーを活かすには厳しい試練を乗り越えて磨かれねばならぬのです。

ちなみに、帝旺持ちがそのパワーを生かせないで陰転すると、気弱で自信のない人になってしまったり、虚弱体質になったりします。

これもよくわかります。
なぜなら、私は幼児期に大運で帝旺が巡っていたのですが、メチャクチャ体が弱かったからです。手術もしたし、喘息気味で食後はザラザラと大量の薬を飲んでました。だから今でも医者嫌いで薬を飲むのは嫌いです。

幼少期に帝旺が巡るのって、ちょっと生かしにくいですよね…。人生経験も浅いですし。帝旺の強いエネルギーを生かせるのは、試練を越えてからになります。

私にとってこの身旺エネルギーを使いこなすために与えられた試練というのは、やはり一番には家族との関係だったのだろうなぁと思うのです。

天将星をもつ人が、親の愛に育まれ温かい環境の中で育つと良さは見られず、おとなしく人生の進行も遅くなり、一旦迷い始めると次々に迷いを引き起こし「陰転」してしまいます。

天将星がエネルギーにマッチした王座を占めるには、幼年期に親縁薄く、身内の愛を知らず、安住しない。と言うのが条件となりますが、自分の信念を貫き、皆を率いて新しい世界を切り開いて行くのです。

十二大従星/旺相休囚死「旺とは」 | イケジイのおもしろ玉手箱

空亡で見るその人の運命の道

東洋の干支占いでは、空亡(天中殺)によってエネルギーの欠けを見ます。どんな人間も完璧ではありません。どんな人間にも「欠け」があるんですね。
自分の空亡を調べたい方は空亡|四柱推命|無料占いらら←こちらが出しやすいです。

大運には「運命の枠」、いわゆる「カプセル」のような存在ですが、通常はそのカプセルの中を通過中ですが、「大運天中殺」に突入すると、このカプセルから飛び出して宇宙空間に放たれる感じの運勢になります。(中略)

人間の器量すなわち「生きる範囲」つまり枠ですが、大運天中殺はこの枠を取り除いた形の運命です。(中略)

幸運であれ、不運であれ枠内を進んでいる場合はそれなりに所有している宿命を基本とした運命ですが、「大運天中殺」に突入するとその枠が外され、無制限の上昇や下降を起こします。

人生100年の計*「大運天中殺とは」 | イケジイのおもしろ玉手箱

なるほど。空亡(天中殺)とはすなわち、学園ハンサムのEDみたいなもんですね!

TVアニメ「学園ハンサム」OPED(ノンテロップver)

人間って「枠」を外して関節可動域が無限だとこうなっちゃうんだねー!フリーダムだけど、ちょっと怖いかも♪って、マジ空亡じゃね?なあ。学園ハンサムは空亡なんだよ!!※圧が強い

欲しい愛が得られない〜すれ違いの関係

さて、日干支が丙午の私は寅卯空亡(六星占術でいうところの木星人)で、母親や兄弟と縁が薄いタイプです。跡継ぎ運で実家よりも婚家と縁の強いタイプ。

母は午未空亡(六星占術でいうところの火星人)で、目下の人や部下、子どもと縁が薄いタイプ。家系を手仕舞いする役割を負う人です。

この分類を見たときに、私は「ああ…そっか、だからお母さんとはどれだけ言葉を重ねたとしても通じ合えないんだ……」と、悲しいけれども、納得したんですね。

成長する母の姿に「縁を切って良かった」と思った日に詳しく書いたんですけれども、縁を切っていた母から謝罪の手紙が来たんですよ。でも、その内容は、私からすると「いや、そうじゃない」という若干ズレたものでありました。

私の孤独感というのは、「母から個性を持った人間としてみてもらえない」というものに大きく由来しています。母は、子どもををひとりひとり違う個人としてではなく「子どもはこういうもの」「女の子はこういうもの」「○歳になったらこういうもの」という「かたまり」で扱う人だったのですね。目の前の子どもを見るより育児書を見てしまうタイプと言いますか。今風にいうなら「主語が大きい人」。

私は、普通の子どもじゃない。そんな自意識の強い(まあ生意気で嫌な子どもではありますねえ。笑)子だった私は、母の大雑把な枠にはめられることがとても苦痛でした。

だけど、言っても通じない。異議を述べても「そんなこといってたら社会じゃ通用しないわよ!」でオシマイ。聞く耳持ちません。

算命学のエネルギー値(数理法)では305という数値を叩き出すバケモノな魁ごう母。天南-W天将の身旺、丙午娘。
字面だけで濃すぎて胃もたれしますわ!!!涙

二人が家庭内で喧嘩をすれば、まさに龍虎の戦いであります。(寅と辰……)

私は母に受けとめてもらいたかったのですが、でも、母のやり方で受けとめてもらったところで「いや、そうじゃない」がはじまるんです。母と私はどこまでもズレて噛み合わない。

これね「午未空亡なら、そうなっちゃうよなぁ〜」って話なんです。なぜなら、「子ども」の場が欠けてるから、どれだけ愛があったとしても、心があったとしてすら、すれ違っちゃうんです。

子宝に恵まれたとしてすら、一生懸命子育てしてすら、子どもとはなんか通じあえない。それが午未空亡の人。その分逆に、父親をはじめとする目上の人や権力のある人からの引き立ては期待できます。(良い面も悪い面もあるのでございます)

そして私は寅卯空亡。母と縁が薄い(母親と仲が良いと開運しにくい)タイプです。寅卯空亡の人にとって母親は、いくら仲良くしようとしても仲良くなれない相手なんです。サッサと実家を出てしまったほうが良いわけです。

日干で見ても、壬(母)と丙(娘)で相剋。
どこまでいっても龍虎の戦いですヨ……。がおー!

お母さんに認めてもらうために頑張って、いい成績をとっても「なんでこんなケアレスミスするの!このミスがなかったら100点だったのに!」と叱られる。

母としては、その厳しさこそが愛なんですね。でも、娘の私は「がんばってもほめてもらえない」と、寂しかった……。
こうやって、すれちがうわけですね。

自分の本質は認めてもらえない〜すれ違いの関係

そして、父は辰巳空亡。
六星占術でいう天王星人ですね。

辰巳空亡は、天(精神世界)が欠ける人です。その欠けを補うために、目に見える地上(物質)的なことに重きを置くようになるタイプです。

実際父は、「目に見える現実こそが全て! スピリチュアル?そんなことをいう人間は頭の狂った精神病疾患だ!!」←こういう人でした……。

でもね?お言葉ですがね?
あなた六十干支で一番霊感が強いと言われる「丁亥」もちなんですけどーっ!!

父は若い頃から投資をやっておりまして、日本が景気の良い時代から株を買ってたわけですから、順調に資産価値も上がっておりました。ですが、そんな右肩上がりもバブル崩壊で一気にドン! 急降下します。

なのに、父は涼しい顔をしておりました。「お前の大学の学費の1/3くらいはソニー株の売却益から出てるんだからな、お前はソニーに感謝しろ」と投資に関しては順調な様子。(あっ、ソニー様ありがとうございます、天外伺朗さん(ソニーでCADやCDなどの開発を手掛けた技術者、土井利忠さんのペンネーム)のフロー理論、大変勉強になります!!)

20代になって自分で投資をはじめて、日経平均の流れなんかを見てますと疑問がわいてきたんです。
「お父さん、バブル崩壊で大損こいたんでないべか?」

父にそれを聞いてみると
「ん?バブルのときは株は手仕舞ってた」

父の性格的にその理由が理論的なものであったら、彼は饒舌に話すはずなんですよ。理論づけ大好きですから。そこを「別にやってなかった」一言ですます。一言で済ますってことは、「なんとなくやりたかったから」でやってる。気分(直感)でやってる。

あのー、それ、「丁亥」発動してません? してますよね?
霊感使ってません? 使ってますよね?
スピリチュアルですよねー!!?(ゴゴゴゴゴゴ)

六十ある干支の中には「異常干支」というのがあります。干支の中で霊感が一番強いのが「丁亥」、二番目に強いのが「壬午」、三番目に強いのが「辛巳」。父が丁亥、私が壬午(干合水化時)、妹が辛巳持ち。三つそろって一役できちゃうじゃないですかー!

異常干支の子が生まれる家というのは、何らかの果たさねばならない因縁があると言われます。丁亥・壬午・辛巳が三連フィーバーでキマっちゃう家って、確実に霊的な因縁あると思うんですけど。

明らかに確変入ってると思うんですけど。ガチャーントゥルルルルチャリーンチャリーンチャリーン! それでもスピリチュアルを否定するでござるか。にんにん。

頑なに認めないんですよね。
宗教とかスピリチュアルとか信じてる人は「ちょっとおかしい人」なんですよね。辰巳空亡なら、それも仕方ないかぁ……。

私は、スピリチュアルなことを口にして精神病院に入院させられるのは嫌だったので、家族に自分の感覚について話をすることはしませんでした。父は数字を出せば満足してくれる人だったので、目に見える成果を出すように努力しました。

家庭で自分の感覚をオープンにできないのは、とても寂しかったです。

こんな関係こそが帝旺の肥やし

そしてここからがオチです。
繰り返しますが、私は超身旺のW帝旺(天将星)持ちです。そのエネルギーが花開くには、試練が必要です。「ありのまま」じゃ正直アクが強すぎて使い物になりません。

帝旺持ちというのは、牛スジみたいなもんです。そのままじゃ硬くてとてもじゃないけれども食べられません。でも、圧力鍋でギューッと圧をかけまくって煮込むと、トロットロに美味しくなります♥

さて、W帝旺持ちの超絶エネルギーの強い、我の強い人間に、一番効率的に試練を与えるのはどうしたら良いのか。ちょっとやそっとのことじゃへこたれない質の人間を魂の学びのために挫折させるにはどうしたら良いのか。

ちなみに私と同じ午月の丙午(W帝旺)の原節子さんの場合は、裕福な生家が没落して女学校を中退し映画界に入りました。女優になりたくてなった人ではないのです。家族のために稼がねばならないから、映画に出るしかなかったのです。

今の世で試練を与えるなら、血の繋がった親と、とことん噛み合わないのが一番確実ですよね。いくらエネルギーが強いと言っても、子供の頃は経済的に親に依存せざるを得ないですから。しかも世間の固定観念は「親子の絆は尊い!」ですから。親からも世間からも逆風を受けることになります。

超絶エネルギーが強くてかみ合わない母親と、スピリチュアルな世界を拒絶する父親。
こういう人たちのもとに生まれたのも、必然であったと認めざるを得ません。それが私に必要な道だったのです。

「縁を切る」という親孝行の形

そして、こんなことをいうと怒られてしまうかもしれませんけれども、親と縁を切るのも、また親孝行の一つの形であったと思います。

母は午未空亡で本来子どもとは縁が薄いにもかかわらず、娘の私をコントロールしたいという執着は人一倍でありました。「結婚して嫁に行くとかいうけど、私はアンタをよその家にやるつもりなんかないからね!」ううっ、怖いよぉ~。涙

私が結婚する前から「アンタと子どもが家族で泊まる時のために!」といって客室のリフォームまでしちゃう始末。「アンタの子どもは私が育てるから!」と孫育てする気満々でした。ええと、午未空亡とは(哲学)

私、妊娠どころか結婚もしてないんですけどそれは……。
でも、そう言ったところで馬の耳に念仏、暖簾に腕押し。

「ねえお母さん。その前に私、結婚しないかもしれないでしょう?」
「そんなわけにはいかないの!! 結婚と出産は誰もが当たり前にするもんですっ!!!」
はぁ~。噛み合わない。

私は母の望む道に進まない(結婚して子どもを産んで主婦になるという道を進まない)ことで失望させること、そして縁を切ることで、母の人生を「自然な形(あるべき姿)」つまり「子と縁の薄い人生」にもどしたのです。

父と精神世界という面でわかりあえないのも、いたしかたない。
辰巳空亡の人に、スピリチュアルを押し付けてはいけない。

木こりが「これ絶対役に立つから!」と斧を漁師に押し付けてはいけないのです。漁師が重たい斧をもって舟に乗っても、斧では魚をとれないどころか下手したら重みで沈んでしまいます。陸で役に立つものが海で役に立つとは限らないのです。

そうやって、本来の自分を受け入れてもらえない(自分らしさを殺さねばならない)環境で私は我が身を磨く必要があったのです。金があっても愛がない家庭で、物質世界の虚しさを味わう必要があったのです。

超身旺だから!!!

おかげさまで、今自分の人生を歩むことができております。
魂を鍛えてくれる試練に、深く感謝いたします。
必要なものは全て宇宙が与えてくれますね。

Was mich nicht umbringt, macht mich staerker.
我を殺さないものは、我をいっそう強くする。

ニーチェ全集〈14〉偶像の黄昏 反キリスト者
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