癸って何?と思われた方、東洋の占いのお話です。
自分の日干を調べてみたい方はこちらがわかりやすいですよー
ほんとうに、やさしい。 能町みね子さん
典型的な「癸の人」で、素敵な方がいらっしゃいます。
みんな大好きわたしも大好き能町みね子さんでーす!!!
最近ずーっと俺たちデトックス女子会動画を聴いてたんですよ。たーのしー!
しかもね、能町さんは癸でね、久保(ミツロウ)さん戊なの!!!
干合で結びついた二人なんですよー♥
この↑上に貼った俺たちデトックス女子会会議室 第1回を聴くと、どれだけ久保さんと能町さんが惹かれあってお互いに響きあっているのかがわかりますよー!!ハァ、エモ。好き。
ちなみに前山田さんも戊。能町さんてば愛されポジション♥
能町さんの命式は以下の通り。

久保さんもそうなんだけど、能町さんも食傷ズンドコズンドコなんですよ。
久保さんは元命・傷官に大量の官星がドワーって囲んでる命式なので、相当自分にブレーキかけて葛藤激しいと思うんです。能町さんも偏官ありますからそういうところもあるけど、だけど久保さんより素直なんですよね。
もう素直に漏れるんですよ。根が素直な方ですよね。
素直すぎてひねくれているんです。(食神×3→傷官的な)
もう少し丁寧に説明するなら、あまりにも悪気なく素直に本音を言っちゃうもんだから周りはザワザワしちゃって「そんなに自分の考えっておかしいのかな」って落ち込んじゃうタイプです。でも、考えがおかしいんじゃなくて、相手の図星をついちゃってるだけということが多いんですね。
図星突かれると、人は辛いから……。
悪気なく秘孔をついちゃうのですね。アタタタタタタターッ!
でもね、能町さんは癸ですから、根はスッゴイ優しくて心の温かい人なのですよ。
パッと見、知的であるがゆえに冷たそうに見えるんですけど、繊細で優しいんです。わかりやすいタイプじゃなくて、わかりにくい人です。
癸の人って、正直、割と、地味なんですよ。
だけどね、地味なんだけど、付き合っていくとじわ~んって「この人、なんていい人なんだろう」ってしみじみと染みわたるのが癸なんです。
癸の人に対しては初対面で評価するのは難しい。ジックリ付き合ってジックリ良さがわかってくる、スルメな人。少しずつ見えてくるんです。つまり、見えないものを見えるように、少しずつ作りあげる力のある人なんです。
能町さんだって、パッと見ただけじゃ全然底が見えない。
沼ですよ、沼。小さいのにメッチャ深い沼。
だって、最近は能町さんのこと元々は男性に生まれついた人であったことを知らない人すらいて、「なんだこのおばさんは」とか「女はこれだからダメなんだ」とか言ってて、「ウワー!! 知らないんだー!!!」って私はかえって感動してしまうんですね。
能町さんが性転換手術を受ける前に、男性の肉体で女性の格好をして生きていた頃のことはオカマだけどOLやってます。をお読みになると良いですよ~。
しかも引き出しの多さ+ディープさもすごい。相撲にしろ鉄道にしろ中島みゆきのモノマネがやたらと上手いところにしろレトロな建物好きにしろ、もちろん絵にしろ、本当に底が見えない人なんですよ。「自分にはまだ知らないみね子がいる」って感じなんです。
「見た目では判断できない意外性」というのは透干してないせいもあるかもしれませんね。「癸?丁?己? ちっがーう、実は乙3連荘でしたー!」的な。
現在、能町さんはサムソン高橋さんと結婚生活を送られています。
バラちゃんに囲まれてるとき脳内での自分は浜辺美波や永野芽郁なので、自撮りしておっさんが出現するとマジでびっくりする pic.twitter.com/er4ECOBiGy
— サムソン高橋 (@samsontakahashi) May 13, 2020
サムソンさんはゲイですから、MtoFの能町さんと性的関係はありません。恋愛無し、セックス無しの結婚生活です。
能町:籍を入れたいのは、単純に法的な理由からです。どちらかが死んでしまったときの財産の問題や、大きな病気をしたときの手術の承諾などは、籍が入っていた方が現状ではスムーズですよね。あとまあ半分は、面白がっているところもあるんですけど。
能町みね子×植本一子 「こうあるべき」を壊す二人のパートナー観 – She is
─面白がっているというと?
能町:「籍入れちゃうのって面白いな」という気持ちがあるんですよね。極端に言うと、結婚という制度をゆさぶってやろうみたいな、そういういたずらみたいな気持ちも半分ぐらいあって。
─「面白い」というのは、どういう前提を踏まえての面白さでしょう? 例えば、今の日本の法律では同性婚を認めていなかったり、まだまだ多様なパートナーのあり方を包容できる制度ではないということを踏まえたうえで、そこにあえて乗っかってみる面白さというようなことでしょうか?
能町:結婚って、法的には書類を出せばできるじゃないですか。そういう意味では、結婚するかしないかということに、好きかどうかなんて別に関係なくて。結婚というと、恋愛からスタートして両思いじゃないといけないとか、子どもがいないといけないとか、なんとなくの圧力のようなものがある気がするのですが、実際には、紙切れ一枚で結婚になってしまうのだというところを茶化したいような気持ちがあるんですよね。だから、口だけじゃなくて、自分もやってみようと思ったんです。何らかの不具合が発生したらすぐ離婚してみるのもいいと思っていて。
この対談の中で、能町さんは「初めて1か月同居したら明らかに生活がしっかりして」とおっしゃっています。癸の人は、誰かから必要とされることで心が落ち着く人なんですよね~。
自分なんかどうでもよいと思っているから、私は掃除もしないし料理もしない、荷物一つすら動かさない、不潔さが自分でギリギリ我慢できるレベルで生活していた。
結婚の奴 ハーゲンダッツ
いや、あれは「生活」とは呼べなかった。自分の部屋はただの寝る場所で、(中略)私は一人暮らしの自分の部屋を満足いくまで片付けようと思ったことが一度としてなかった。
日常が生きてない、活きてない、生活じゃない。
ところが、人が来たら、違う。
日々が「生活」になる。
(中略)
人といると、「生活」ができた。
私はこの形態を、自分と夫(仮)の力で作り上げたのだ。自信を持っていい。
恋愛しなくてもセックスしなくても一緒にいるパートナーがいるというのは、能町さんにとって生活のリズムづくりに良いのでしょうね。
私も友達を家に呼んで宅飲みするのが好きなんですけど、それって人が来ると「ちゃんと掃除する気になる」っていうのもありますね。
ベッドの下のほこりとか、一人だとなかなか掃除する気にならないもんなー!
だから誰かが家に遊びに来ることは、ありがたいことなのです。
値が張って一人なら購入をためらうものも、誰か自分以外にも食べる人がいるという言い訳をすれば買うためのハードルがものすごく下がる。(中略)
私たちの「結婚」は、まさにこういう「効率」のためのものなのだ。(中略)
誰かのために、一人じゃ作らない料理を作る、誰かのために一人じゃ買わない物を買う。有益なる「無駄な会話」や、眼前を横切る他人の物理的動きによって、消えてしまいたい気持ちに浸ってぬかるむ時間が強制的に平らかにされ、べっとりとした日常生活が展開される。そのための「結婚」なのだ。
アキラも一人の夜に「みね子がいたら目の前のサンマ焼く気になるのに」などとツイートしていて、無益にダラダラしている様子がネット越しに分かる。
結婚の奴 サダハルアオキ
求めているものがおおむね一致している。これですよ、このための同居。
能町さんは恋愛ができないことがコンプレックスだとおっしゃっています。
でも、この結婚の奴の中に書かれている故・雨宮まみさんへの気持ちは、まぎれもなく恋情であると私は感じました。
セクシャルな欲求はないけれども、その執着の仕方は恋愛感情と相似形です。
失った時に感じる自分勝手で激しい怒り。
それは恋でしょう。
ああ、私も彼女も、なんて勝手なんだ。
結婚の奴 アークロイヤル
人に勝手に期待し、勝手に裏切られた気分になり、勝手に失望して泣いたり死んだりして、まるっきり子供じみていた。
なんてバカバカしい心の動きだろうか。改めて強く思う。なんでこんな幼稚な、人を愚かにさせ、視野を狭くさせる感情を世間は称揚しているのか。紙が破けんばかりの筆圧で心のなかに書きつける。
二度とこんなことをするものか。
そして、能町さんはそんな激しい感情や憧れを感じた雨宮さんではなく、愛情はあるけど激しい恋愛感情のないサムソンさんと「結婚生活」をするのです。
実にリアルな話、いい話だなあと思います。
トランスジェンダーの大運ってどうなる問題
四柱推命って、ぜーったいに性別を入れないと命式が出せないシステムになっています。性別によって、大運の流れ方が変わるからです。東洋の占星術である紫微斗数も性別が必要です。
このあたり、性別がなくてもホロスコープチャートが作成可能な西洋占星術とは違いますね。
西洋って言語では男性名詞・女性名詞(中性名詞も!)と名詞にぜーんぶ性別つけるくらい細かく細かく判別するのに、ホロスコープでは「性別なんかどっちだっていいんだよ!」。
逆に、冠詞がなかったり名詞に性を設けない東洋では「性別なきゃ命式(大運)は出せませんっ!!」
この違いって、一体何なのかしら。
西洋の場合はそもそもホロスコープ作成はホラリーから始まっているので、「日時」に性別は無かったことがあるのかもしれません。性別必須の東洋の場合ははじめから「人」ありきだった可能性がありますね。
まず時空(宇宙)ありきか、まず人(陰陽)ありきか。
うぅ~ん、考えれば考えるほど面白いわぁ~!
さて、能町さんは2007年1月に性別適合手術を受け、戸籍においても女性となりました。
こういったトランスジェンダーの方を鑑定するときって、「性別変わったからそこから大運も性別入れ替えて観ますよ!」になるのか「運気的には生まれた時の性別で一生決まるんですよ!」になるのか
どうなんですかねぇ~先生方~~??
これって、現代の四柱推命師が研究して指針を出すべき1テーマですよね。
多分、昔の中国でも高級宦官なら八字算命使って占ったりしてそうですよね?
そういう文献あったら知りたいです。不勉強ゆえですが、今のところ宦官の命式(および大運への考慮)についてふれている本を見たことがないです。
ただ、宦官はあくまでも去勢された男性であって、男に生まれて女になった女性(MtoF)ではないんですよね。
うーん、やっぱりこれは現代にこそ研究すべきテーマでありますよ、四柱推命師の皆様!!!
というわけで、男性から女性になった能町みね子さんの大運を男命と女命で出して検証してみます。
性別が変わると、人の運命は変わるのか!? 普通に考えたら変わるよな……。

まず生まれた時の性、男性としての大運です。女性になるまでの間、長生~建禄となかなか勢いのある大運です。確かに能町さんは才気鋭い方で、東大卒であります。
そして4歳から13歳の正財-沐浴もよくわかります。優しいのだけれども周りの目を気にするセンシティブなお子さんだったのではないでしょうか。
勝手に他のつまらない子供に、私のなかに入ってこられるのはごめんである。
私以外みんな不潔(Amazon)
私というのはだいたい人がさわってくるのだっていやなんです。
私は汚いものを見たとき、何かが入ってくるような気がして反射的に口を閉じてしまう。
以上は能町さんの私以外みんな不潔からの引用です。沐浴っぽくないですか!!
この4~13歳の沐浴の時期、自分のジェンダーについても相当モヤモヤされたことでしょうね。
そして、27歳の時に手術をして女性になります。女命はこちらになります。

絶ですよ、絶!!!
肉体を失い、魂の状態に戻る絶!!!
まさしくこの時期、男性としての肉体に別れを告げたわけですね!
いや、本当に、生まれ変わったんですね。
メチャメチャ世界違って見えたでしょうね。
男命だと能町さんは中年に身旺の十二運が巡ってきてオラオラ行くぜオラー!って感じで出世街道まっしぐらなイメージなんですよ。ハイスペ東大卒あるあるみたいな。
でも、女命だと絶→衰でオットリゆったりさんなんです。今の能町さんはこっちですよね。今は偏印が巡ってるんですけど、架空の路線図考えてみるなんて相当に偏印みマシマシですよね。いいぞもっとやれ。

うーん、やっぱり「性別が変わると運の流れも変わる」と言えるのかも。
少なくとも、能町さんの場合は男の時は男命が、女の時は女命の大運が合ってる感じがします。
性別違いの大運を出して「裏運」として観る
私は肉体の性別がどちらであっても、男性性と女性性が内側にあると考えています。自分の中に同性と異性の自分がいるのです。詳しくは男性性と女性性の記事をご覧ください。

なので、大運も男命と女命で両方出してみて、男命の大運を「男性性のエネルギーの流れ」として女命の大運を「女性性エネルギーの流れ」として見てみても面白いなあ、と。
どちらの性が身旺運でどちらの性が身弱運か見てみると、自分の中の女性性と男性性エネルギーのバランスのとり方もわかるのではないでしょうか。
一般的に身旺のほうが物質世界で花開きやすく、身弱のほうが精神世界で発達しやすいです。
ちなみに、私の場合は女命のほうが身旺で、男命のほうが身弱です。
そうなのよー、私の男性性、すぐいじけるのよー。典型的Lyc.(ライコポディウム)なのよー! 女のほうが地に足がついていて強いのよね、少なくとも物質的には。
第二宿命~社会で果たすべき使命
私、命式の中に癸は持ってないんです。丙辛干合を水化して組み直すと時柱は癸になりますけれども、根は通ってないのでやっぱ虚気で弱い感じ。
だけど、癸の性質を学ばねばなあ~と思うのです。ふんわり優しく癒す癸的な質を見ると「私も見習わねばならぬ…」と感じるのです。
なぜなら、私の第二宿命は癸巳(正官 – 建禄)だから。
第二宿命というのは、大運から出します。大運の二番目の日支・通変・十二運を見ます。

先ほどご紹介した能町みね子さんの場合は、女命で出すと戊辰-正官-養、男命で出すと丙寅-正財-沐浴。
男として生きる人生だと「堅実に生きるべきなのもわかってるし実際そうしたいとも願ってる、でも冒険しなきゃ生きてる実感がわかない!」ってアンビバレントなかんじで、女として生きる人生だと「強烈な個性を持つ真面目な愛され人間」。うーん、今の能町さんはやっぱり女命を生きておりますね~。
ただ、周りの人間から見たら女命のほうがシックリ来る(能町さん個性的で素敵ですもの。愛されな「養」わかるわ~!)けど、著作を拝見する限りでは本人の内面的には男命の第二宿命が根強く残っているな、とも感じます。
うーん、「宿命」だけに性別を変えても変わらないのかしら?
このあたり更に検証が必要ですね~。
癸巳(正官-建禄)の社会的使命
さて、癸の質は癒しの力があります。
激しいところはなく、しっとりふんわり少しずつ世界に大地に人にしみわたっていきます。
この「社会的使命」が癸だと言われると「ウウーッ」と私はうなってしまうのです。なぜなら、私の西洋占星術でのMC(社会的に打ちだしていくエネルギー)も魚座だからです。水って共通点だけじゃなくて、本当に「そういう質で社会的に貢献していくのがあなたの人生の使命だからね」と言われている気分になります。
でもね、でもね、私、MC□太陽なのよ。日干が丙で癸とは相剋なんですよ。
つまり、「私ッ、本来そういう人間じゃないしっ!ムキィーッ!!!」なんですよぉ~~~!!そう、丙だからね、性質的に激しいんですよ。
癸さんのおっとり精神は、なかなか難しい……。
常に燃え盛ってズンドコズンドコしてるのが得意なんですよ。
ふんわり癒しとか、どうやってやんの!?(お前それでもスピ業者なんか)
人は学ぶべきものを他者に鏡として投影します。
だから、私は「学ぶべき相手」として癸の人(しかもパートナーを示す日柱が正官)と付き合っていたのかもしれません。
学生時代付き合っていた彼氏が癸の人だったんですよ。
例によって彼もアメフトプレイヤーでセーフティでした。自分的にお約束です!!!
彼も実に「癸の人」で、穏やかで優しい人でした。
わかりやすいイメージでいうと、気は優しくて力持ち(癸)と非常に鼻っ柱の強いギャル(丙)の組み合わせです。私がけたたましくマシンガントークしてるのを、彼がニコニコ聴いててくれる関係でした。
癸の彼は、本当に優しかったです。
付きあって間もない頃、二人で飲んでて楽しくって気がついたら終電逃してて、午前3時に「これからホテル行くっていうのはナシ?」って聞かれたんです。
まあ、当たり前の展開ですよね。
でも私にとっては当たり前じゃなかったんです。彼とまぐわうということが中身の幼い私には全く思考になかったんです。ただ楽しくて酒飲んでワーイ!だったんです。
だから頭真っ白になっちゃって、ポカーンてしたんです。
そしたら、彼「迷うならやめよう」って。
結局、始発まで二人でカラオケして過ごしました。
他にも、二人で街中歩いててチラシ配ってたら、彼は全部もらっちゃうんですよ。
「そんなの興味あるの?」って聞いたら「いや、ない」と。
「なんで次から次へとチラシもらっちゃうのよー!ウザくね?つか無視すればいいじゃん!」
「あのな。チラシ配ってる人って、バイトの人だろ?」
「バイトだから何?」
「バイトの人はチラシ配り終えないと帰れないんだよ。だからもらってあげないと可哀想だろ」
や、優しみ………。癸の半分は優しさでできています。
ジコチューギャルの私には1ミリもない発想。
これが癸の人なんですよね。スゴイ。
癸の彼と出会ったのは、今年と同じ子年でした。
丙午の私にとって、子年は七冲に当たります。
七冲の時って、学びになることが起こるんですよね。深いところで気づかねばならない。
しかも彼は子月(12月)生まれ。午月(6月)生まれの私とは七冲になります。
私、友達でも12月生まれの人って多いんですよねー!七冲大好き人間か。笑
鏡のように反対の性質を映し出す相手だから、自分の見えてないけど見るべきものを見せてくれるんですよね。

私の第二宿命は癸巳だから、巳の蔵干には丙もあるんですね。というか半分は丙なんです。
だから、丙の性質が邪魔なわけじゃないんです。「アタイが世界の中心だぜっ!」の丙がベース(地支)にあって、そして天の雨(癸)を受けとめることが求められるんです。
わーん!難しいよー!!
しかも癸巳ってね、異常干支なんですって。常から異なる干支。つまり、普通とは違う才能やエネルギーを持つ干支なんですね。そりゃ一味違うわ。
でも、正官-建禄だから成功は約束されたようなものなので、難しくても取り組む価値はあるんだ、頑張れ!と自分を励まして邁進しようと思います……。
ウーン、ナチュラルに癒し系の癸の人って、スゴイなー。
この仕事を15年間やってきて「確かに、私が社会でやるべきことは癸的なんだな」と納得いく面もあります。それは、「すぐに成果は出ない」というところ。癸はジワッジワッジワッと浸透していくエネルギーなので、華やかにパーン!と盛り上がるのは無理なんですよね。
私もこの仕事はじめて、まあ5年くらいは生活費も満足に稼げませんでしたからね。それまではOL時代の貯金と株で食ってました。
ずーっと、ずーっと地味~にジワジワジワジワジワジワ積み重ねて、「ああ、これで生活できるのかも~」と安心できてきたのは7年くらい経ってからですね。
仕事のやり方は地味。だけど、積み重ねることによって浸透していく。いつの間にか、自分が前から発信していたことがメインストリームになってたりする。これってすごく癸的ですよねー!
あと、「勉強をいっぱいする」というのも癸的ですね。
この仕事はじめてから、とにかく勉強勉強勉強してます。だって、学ぶべきことがドンドンドンドン出てくるから。スピリチュアルは深いぜ!!!
これからも努力と根性で地味にコツコツ積み重ねますっ! 体育会系魂!! 雄忍!!!(うーん、それは癸なのか……?)
