親と縁を切る長女/長男と、現実的に折りあう次女/次男

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凪のお暇 7 (A.L.C. DX)

2020/04/16に出た、マンガ凪のお暇7を読んで「アヒョーッ! シンジんち、まじウチと一緒!!」と変な声を出しながらもんどりうちました。

世界に誠実で家を出る長男と現実をあきらめて受け入れる次男

シンジは、いわゆる「いい家の子」です。

【画像】凪のお暇 3凪のお暇 1

ウチと全く一緒ー!公務員の父と専業主婦の母と100坪の庭付き持ち家一軒家!!
で、主人公の凪ちゃんはここを「理想的なおうち」と言っておるが、いや、こういう家は闇しかないぞ。やめとけ!!と「そういう家」で育った私は思うわけです。

シンジはクレバーで「そういう家」で生きていくことが、どういうことかを理解しています。本当に、頭がいい!!
しかし、長男のお兄ちゃんはそうではなかったようです。

【画像】凪のお暇7凪のお暇 1

お前らは なんでそんなに
世界に誠実なんだ

お母さんは、そんな「世界に誠実」な長男に執着していて、次男に対してはかなりぞんざいな扱いであることが匂わされています。しかし、シンジ(次男)はそんな現実をクールに受け入れています。

【画像】凪のお暇7凪のお暇 1

え、なんなの、シンジ、神なの?
なんでそんなに頭いいの??
(そしてシンジ側からは逆に「なんでそんなに世界に対して誠実なんだ」と思われているわけで)

これが、もう、デジャヴュー!!!って思ったんです。

素直に従う長女/長男と親の扱い方がわかっている次女/次男

ウチも、全くコレと同じだったんですよ。
例えばね、「彼氏と同棲する」というシチュエーションにおいて、長女の私と次女の妹がどういう行動をとったかを書いてみますね。

正攻法でぶつかり玉砕する長女

長女
長女

お母さん
ちょっと話があるのだけれども

母

まあ、どうしたの?

長女
長女

実は彼氏と一緒に住まないかって話が出てるんだけど
お母さんはどう思う?

母

結婚前に男の人と一緒に住むだなんて
そんなのチョットだらしないと思うわ

長女
長女

あっ
うん……
だよね……

親を上手くいなし、目的を達成する次女

次女
次女

お母さん
私、彼氏と住むことにしたから!

母

ちょっと何言ってるのあなた!?
彼氏ってそんな話聞いてないわよ!?

次女
次女

うんうん
でね、アパート決めてきたから
保証人のハンコここに押してね!

母

決めてきたからじゃないわよ!
どこにお勤めの人なの!?

次女
次女

わーい ハンコありがと~♪
彼氏はねーパチンコ屋の人だよ!

母

パッパチッ……?
パ、パチンコ!!?

次女
次女

アハハッ大丈夫!
パチプロじゃなくて店員だから!

母

ちょっとッ
あなた話は終わってないわよ!

次女
次女

うんうん
新しい家に引っ越したら
お母さんも遊びに来てね♪

母

ちょっちょっと!
待ちなさい!!

その後とばっちりは長女に来る

で、次女が要領よく目的を達したあとに、母から愚痴られるのは長女の役割です。

母

パッ、パチンコ屋の男と
どっ、同棲だなんてっ
汚らしいっ!!

長女
長女

お、おかあさん
大丈夫よパチ屋に勤めてて
良い人だっているんだし…

母

そういうこと言ってるんじゃないのっ!
もう子供なんて産んだって何の意味もない!
苦労して子育てしたって裏切られるだけだッ!!

長女
長女

(私はお母さんを悲しませないようにしなきゃ…)
(やっぱり、彼氏と暮らすなんてできない…)

そして半年後――

母

一緒に住んでる彼氏ネ
会ってみたら結構いい子なのよォ~♪

長女
長女

アッハイ……

ホントね、長女(わたしのこと)は、バカ。
親の言うことに素直に従うなんて、バカのすることなんですよ。ええ、私はバカなんですよ。妹も(凪のお暇の)シンジも賢いのですよ!

本当に母の言うことは全くあてにならない。真面目に聞くだけアホくさい。
第一、「もう子供なんて産んだって何の意味もない!苦労して子育てしたって裏切られるだけだッ!!」とブチ切れたその口で

女の幸せは結婚して子どもを産むことなのよ
あなたも結婚して子どもを産むことで
はじめて女として幸せになれるの
子どもを産まない女は幸せを知らないかわいそうな人なのよ

なーんて言っちゃうんですから、もぉ、もぉ、もおおぉぉ!意味不明!!
ですから、シンジの言葉を再掲します。

【画像】凪のお暇7凪のお暇 1

シンジ、君は正しいよ。
親と真面目に向き合ってきた私(長女)がバカだったんだよ。
親の言うことなんて、真面目に聞いてちゃ心が満たされる人生なんか送れないんだよ。

話し合うだけ無駄。いくら心を開いて真剣に向き合っても

母

あなたは世間知らずだからわからないのよ

母

だから子供を産んでない人はダメなのよねぇ~
ちゃんとお腹を痛めてない人は、女として半人前!

↑これで終わり。

真面目に親と向き合うからこそ、縁を切るまでに追いつめられるわけですよ。適当にあしらってオイシイところだけチューチューしてりゃいいんですよ。親なんて大したことない存在なんだから。

今は画像のように、殺人事件の半数以上が血のつながった人間同士で行われています。ショッキングな言い方をすると、「親子の血の絆こそが殺人を起こす」。

親と向き合っちゃいけないんです。
距離をとって、「親の言うことは耳を傾ける価値のない戯言だ」と冷静にならないと。

じゃないと、血で血を洗う悲劇は、もっと増えてしまいかねません。

ハァ~、まじバカだった。
親の言うことなんか、私の真実じゃないわけです。
私の真実を知っているのは、親じゃなくて私なのだから。

毒になる親
スーザン・フォワード, 玉置 悟

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