四柱推命には干合という考え方があります。夫婦の結びつきに例えられ、「強く結びつくもの」の象徴として扱われています。具体的には干合の相手の干が回ってくると「恋愛運UP!」みたいな見立てをしたりします。
甲と己
丙と辛
戊と癸
庚と乙
壬と丁
以上が干合の組み合わせです。
命式内で干合がある場合、柱が離れている(例:年柱と時柱)場合はノーカンで、柱が隣り合っているときのみ影響が強いと見るようです。特に日柱に隣接する干合は影響力があると言われます。
でね、その影響が強く出やすいという日柱がらみの干合を持ってる友達とこないだ鍋パしたんすよ。
友達も私も丙辛干合持ち。私は日干が丙で時干が辛です。
そこで「うわー!干合って、こういうことかー!!」って思ったのです。
おっさんずラブ最終回は干合ストーリー
ドラマ「おっさんずラブ」の最終回について話していた時のことです。
見ていない方に簡単に説明すると、かなり話の展開が早くて「ポカーン」とする人続出な最終回でした。もちょっと詳しい説明がほしい方は↓を読んでください。



おっさんずラブの最終回さ
結構評判悪いじゃん?

え?そうなの?

「春田の気持ちが急に変わり過ぎ」って
でもさあ、私的には違和感なかったんだよね
「あーそういう風に思うこともあるよね」って

うんうん
だって恋愛なんてある日いきなり気が付いたら
好きになっちゃってるもんだもんね

そうそう!そうなのよ!
ちゃんと段階を踏んで少しずつとかじゃなくて
ある日気が付いたら「あっ、好き」ってなってんじゃん!

気が付いたらもう流れのなかにいる感じで
どうして好きになったのかとかきっかけとか理由とか
そういうの全然わかんないよ

そうそう!
もう気が付いたらあっという間に濁流にのまれてて
「え?なんで私こんなになってんだろ?」って
意味わかんないよね!

「好きになっちゃうかも~!」
とかそういう予感とかないよね
ある日いきなりもう堤防が決壊してるんだよ

そうなんだよ!
恋は落ちるものであって
頭でプロセスを計算してするものじゃないんだよ!
だからシノさんが「恋を休んでいたからどうしていいかわかんない」って言っても「何言ってんだコイツ?」っていう。

ただ好きで惹きあっちゃって
気が付いたら一緒にいるんだよね
気が付いたら「そういうこと」になってるんだよ

そうなのー!
だから春田が「あっキャプテン、好き!」ってなっても
「うん、わかるー」としか思わんのよね

恋愛ができないって悩む人いるけど
そういう人っておっさんずラブの最終回見て
納得いかないタイプなんだろうね

頭で考えてちゃんと理由があってこそ
惹かれ合うんだろうね
そういう人って多分、雷に打たれたみたいに
ある日突然恋には落ちないんだろうなぁ

私も恋愛したいと思って恋愛したことなんか一度もないよ
彼氏ほしいと思って彼氏ができたことは一度もないね
気が付いたらそういうことになっている

わっかっるっ!!
さて、干合トークはここまでです。
「何を言ってるんだコイツら…」と思われた方もいらっしゃったかもしれません。
しかし、干合が強くきいている人間にとって、世界はそういうものだったりします。ミクロはマクロ。自分の内側(命式)に干合があると、世界も干合するんです。高めの磁力でビタァーン!ってくっつくのです。理屈じゃないのです。
おっさんずラブ最終回は干合的だったのです。干合人間には納得の終わり方だったのです。
ただ、世の中に広くエンタメとして提供するならより多くの人が納得するストーリーのほうが良かったので、干合的な終わり方は少々好ましくないのかもと思います……。