先日、精神世界本が難しいのは、それはそれで仕方ないという記事を書きました。
松村潔先生は 「本の内容が難しい」 という読者へ以下のように返しています。
地球人の平均水準の知性よりも先に進むことになると思うので、地球的な知性、感情、身体そのままで、わたしの本を理解することはできなくなるでしょう。たとえば重たい感情は知性の足を引っ張ります。すると理解できないものがたくさん出てきます。感情を変化させたり、身体を鍛えたりしないと、理解できないかもしれません。
2018年2月11日からの雑記: 返事
今の自分のままで理解できるような内容を提供してくれと言われても、それにわたしが対応することはありません。
松村先生は言うのです。難しくてもやさしく噛み砕いた説明はせんよ、と。
そんでですね、注目してもらいたいのが
「身体を鍛えたりしないと、理解できないかもしれません」
ココです。

は?
精神世界を理解すんのに身体を鍛える?
って思いますよね。
その前には「感情を変化させたり」って言葉があります。
これは理解しやすいでしょう。
感情を浄化することによってワンステップ高次の波動に近づき、意識が拡大して認知力が上がるという。
この感情を浄化させる手段の一つとしてね、身体を鍛えると良いのでござるよ。
スピ好きの人ってヒョロヒョロした弱メンタルのモヤシみたいな人多いでしょ。インドア命みたいな。もちろん、そういう性質にも繊細な分優しい感性があるって美点もございます。常に長所は短所で、短所は長所です。
だけどね、陰と陽がそろわんと、統合できんのですよ。
陰だけじゃダメなの。だけど、スピ好きはほっとくと陰要素が多めになっちゃうきらいがあるんです。
わたしが常日頃から
「グラウンディングが大事!」
「この世はコミュ力命!!コミュ障はダメ!!!陽キャラこそが大正解!!!」
「体育会系こそ至上であるッ!!!弱メンタルにNO!!!」
って口を酸っぱくして言うのは、ここなんです。
本当に体育会系一本の、例えば土建屋のオッサンや大企業の管理職にはこんなこと言いません。
「いやむしろ目に見えないものをもっと大切にしてくださいよ」
「芸術を味わい繊細な感性を養いましょうよ」って言いますよ。
運動会に組体操で危険な大ピラミッド作ろうとする精神論体育会系教師には「それは教育という名の虐待ですよ」って言いますよ。
心優しきスピ好き相手だからこそ「貴様ッ、体育会系になれッ!!」っていうんです。
すなわち「苦手分野を取り込むことによって陰陽を揃えましょうよ」って意味なんです。
どっちかに偏り過ぎるとやっぱダメなんっす。松村先生が身体を鍛えると理解できる道が開けるって言ったのは、 スッゴイ重いです。スッゴイ真理です。
スピ好きの人ってね、丹田弱い人多いの。
「あなた、腹筋は何回できるの?」って聞いたら「できません」とか言うの。
もうね、「うぉい!」って話ですよ。つまり、肉体的な基礎ができてない。

三位一体(思考・感情・本能)のバランスが取れないと、一つ上の世界への扉は開かない。そして、スピリチュアル好きの人は「本能」が苦手な人が多い。セックスの話すると露骨に嫌な顔をしたり下らないものと無視しようとする。性エネルギー、自らの肉体を無視してはこの地球世界に来た意味がなくなってしまうのに。
だから、バランスが悪くて頭でっかちになって、「詳しい理論的な説明」がないと理解できない。すなわち体感で「腑に落ちる」ということが難しい。頭で理解しようとするから 「愚直に型を繰り返し、ある日突然悟る事で身につく」という真理への到達法(つまり「気づき方」)がわからない。
そういう人は「頭では理解できるんですけど」とは言ってみるものの、全然前に進まない。実際には過去のパターンを繰り返すばかりで人生は変わらない、ってアレです~。悪夢ですね…。

あのね、こんな風に書いてきたわたし自身がヒョロガリ体質なんです。まさに「スピ系」なんですわ。笑
父親も母親も両祖父母も長身でヒョロヒョロのガリガリガリクソンです。外胚葉型の遺伝子しか組み込まれていない系。 典型的ハードゲイナー。
ハードゲイナーとは食べても太れない人。
— 持冨 旬 (Moyashi先生) (@mochi_dona) September 30, 2019
栄養の吸収が悪かったり、普通の日常生活でもエネルギー消費量が多すぎたりする人のことです。
右手の親指と中指で、左手の手首を持ったときに余裕がある人はハードゲイナーのようです。
写真を見てもらえば分かりますが、僕はまぁこんな感じです(笑)。 pic.twitter.com/4MBwbWQY31
だけどね、わたしね、自慢になるんだけど超筋力あるんっすよ。
握力40キロ超えで背筋も130キロあるって、女としてはなかなかでしょ。当然だけど、腕相撲も強いぜ。ヒョロイ男相手なら勝つるぜ。砲丸投げもクラス女子で一番でした!投げるぜウラァ!
なのに、見た目は大変弱そうなんです。ヒョロッヒョロしてて「風が吹いたら飛んでいきそう」って言われる容貌なんです。「放っておいたら早死にしそう」とか言われます。それはどこの桜井琉夏君かな?

で、実は結構父も母も力持ちなんですよ。祖父母もそうなんですよ。懸垂フンフンできちゃう系。
これってさ、筋力だけじゃなくね?って思うんです。
純粋な肉体的筋量は、多分少ない。そもそも食っても食っても肉にならない。太れないガリガリガリクソン君。
すなわち、肉体のみで力を出しているわけではない。「周囲の気を借りて馬力にしている」のではないかと。プチ元気玉みたいな。

ある日、わたしは飲んでて終電のがして家まで歩いていたんです。で、人気のない夜道で不自然にワゴン車止まってたんです。大柄な男が腕を広げて前からやってきたんです。危険フラグすぎます。犯罪臭はんぱねえ。
でも、わたしは歩みを止めずにスタスタ男の前につっこんでいきました。そうすると、男は何と、身をひるがえしてわたしに道を譲りました。
わたしはフツーに歩いてその場を去りました。男がおってくることも、ワゴン車が追ってくることもありませんでした。
いや、普通のお嬢さんは真似しちゃダメですよ。タクシーで帰ってください。つか終電のがすまで酒飲まないでください。そんなことする人間(=オイラ)はアホです。
だけど、あのときわたしは全く怖くなかったんですよ。「??何やってんのお前」っていう。そして、男もわたしに臆して道を譲った。
多分、あれは「気」で勝ったんだろうなと。文字通り「気が強い」丙午の面目躍如といったところですね!アタイは最強の帝旺様だぜっ★
で、何が言いたいかというと、スピ好きの人は「筋肉ムッキムキになれ」っていわれてもあんまりモチベ上がらんと思うのです。「えぇ…いや、いいです」ってなるでしょ。
だけど、肉体を鍛錬して使いなれると、周囲の気を使えるようになって肉体以上の力を出せるようになれるよ!って言われると、ちょっと「おっ」って思いません? 中二病的にも美味しいですよね!邪気眼うずいちゃう!

慨世の遠吠えで内田さんと鈴木さんが合気道について語ってるんです。合気道っていうのは、自分の力ではなく相手のエネルギーを利用してポテッと投げちゃいます。
この道は、相手と腕力・凶器で戦い、相手を腕力・凶器で破る術ではなく、世界を和合させ、人類を一元の下に一家たらしめる道である。
合気道開祖の教え|八千代市合気道連盟
宇宙の心とは何か?
これは上下四方、古往今来(こおうこんらい)、宇宙のすみずみにまで及ぶ偉大なる『愛』である
ふむ、ならばヒイロ・ユイとは合気道だったのですね(哲学)
本の中で内田さんは、昔の日本軍には合気道の熟練者が多かったという話をしてるんですね。 そして、合気道に精通していた将校は、軍艦すらも自分の手足のように動かすことすらできたと。オカルト好きにはワクワクする楽しい話でしょう?
心ある人々は、よって合気の声を聞いて頂きたい。
合気道開祖の教え|八千代市合気道連盟
人をなおすことではない。
自分の心を直すことである。
これが合気なのである。
また合気の使命であり、また自分自身の使命であらねばならない
肉体に精通することも大切なんです。
そうすると、もっとスピリチュアルな世界が開けていくんです。
それゆえ、わたしは「体育会系になれ!」っていうんですよぉ~。

もっとボディコンシャスになってください。
肉体を鍛えてください。ムキムキにならなくてもいいから「使い方」を熟練してください。そうすれば、「万物の気をどうやって自分の体に流して利用すればいいか」なんてレベルにまで高めていくことができます。