わたしは和尚にこう言われた日のことが忘れられない。
タントラライフ―変容のヴィジョン P329
「君に男性は必要ない。このことを理解したら、愛しながら、しかもつねに自立していることができる」
ある日友達の家で涼みながら、こんなことを話していました。

もしさあ、パートナーとエネルギーが本当に交じり合って
完全に相手が自分、自分が相手って状態になったらさ

うんうん
ロマンティックで素敵ね!

相手は死ぬね
もしくは離れていなくなる

ヒエーーーー!?
なんでえ!!?

だって、もうそれ分離してないじゃん
「二つの肉体」である必要ないじゃん
もう一つになったんだよ

一つになると
「二人」としては存在できなくなるのか!

ほら、すっごい仲の良い夫婦に限って
どちらか先に早く死んじゃったりすることあるでしょう
そして、残されたほうは大体こう言うのよ
「あの人は、自分の心の中にいます」って

一つになったんだ!

そうそう
だから「二人」として分離していたいなら
一つになろうとしてはいけないんだよ
相手の中にある自分の要素をすべて回収し終えると、「一つ」になって関係は終わるから

なるほど

OSHOは
「わたしは愛に大賛成だ。なぜなら愛は失敗するからだ」
って言ったんですって

えー!?
失敗前提!?

深く恋愛関係を味わってはじめて
そういうものは永続しないって
思い知らされる
そうしてはじめて、外側の相手を求めるのではなく内側に入っていけるからって

求める永遠の愛は自分の内側にしかない
青い鳥みたいね

ひとつになったら、もうふたつではないのよ
だから、長く続かせたいと思うなら適度に距離をとることが大切よね
これって恋愛結婚だけではなく友達関係でもそうよ
ずうっとベッタリ仲良くしている友達っていないじゃない

確かに
仲良くなったり疎遠になったり
またしょっちゅう会うようになったり波があるね

波があるから完全に一つになりきらないから
関係は続いていく
関係を続けることを望むなら
一つに交わってしまわないことだよ

ハリール・ジブランも
「一緒に立つときも近くにより過ぎないように
神殿の柱は離れて立っているのだから
樫も糸杉もお互いの日陰では育たない」
っていってるわね

そうそう
「二人の魂の靴の間に荒立つ波をあらしめよう」

「愛で束縛してはいけない」

一つになろうと溶け合おうとするなら
二つになることをあきらめることだね
一つになるなら、一人になる
当たり前の結果でしょう

なるほどね
丙午が男を食い殺す訳
わたしは丙午です。昭和41年生まれではないですが、生まれた日(日柱)が丙午、しかも午月生まれの根が通っているゴリゴリ力の強い丙午です。「男を食い殺す」ともっぱら悪評の女ですw 丙午って、占い師にも多いらしいで。
丙午日生まれの女子は切れるような美人が多いです。性格はかなりきつく、四柱組織に「傷官」がある場合は、夫と生死別が早くに起こります。こちらも元来大物でして、家庭に収まるよりも外に出てガンガン仕事するほうが向いています (中略)
例えば、女性で丙午の日の生まれで、四柱組織に強力な「傷官」という星があったとします。この場合は極めて高い確率で夫が早死にします。奥様はそれに備えて、生命保険をしっかり掛けておく。いやこれは笑い話ではなくマジな話なんです。そういう例はいくらでもあるんですから。
丙午の日に生まれたら
わたし丙午で傷官もちなので↑の評は納得がいきます。
わたしは相手の中に宇宙を見ようとするので、ものすごい勢いで融合しようとするのです。そうすると、「一つにな」ってしまい、下手すると相手は命とられますよね。
だからわたしは結婚向きではない。そして長期恋愛も向かない。基本、短期決戦です。長くても3年くらいね。ものすごく濃密に相手とがっぷり組み合うわけです。ダラダラゆるゆるなんて続かない。
ゆえに、恋愛<友情という価値観でもあります。
よく相手と「一つになりたい」そんな永遠の関係を夢見る映画や小説を見ます。J-POPでもそんな歌がたくさんあります。
でも、二人でいたいなら、一つになってはいけません。
一つになったら、一人になります。ものすごく当たり前のことです。
まだ分離(陰陽)を味わっていたい段階なら、両極を統合して(太極になって)はいけないのです。