真面目に努力してると、上手くいかない理由

人生:スピリチュアルブログ
「写真AC」

まっすぐに頑張ってるのに、上手くいかない。
同じようにやっている他の人は上手くいってるのに、自分は失敗してしまう。
悪いことなんかしてない。真面目にコツコツ積み重ねているのに、結果が出ない。

そして、いつの間にか「こんな風になりたかったんじゃないのに」というところにいる。思い描いていた未来とは、全く違う風景。どうしてこうなっちゃたんだろう。

夜空ノムコウ – SMAP
あのころの未来に ぼくらは立っているのかなぁ…
全てが思うほど うまくはいかないみたいだ

こんな疑問に、神秘家・グルジェフは当たり前のことが当たり前に起こっただけだ、ということでしょう。
まっすぐ進んでいては、行き詰る、もしくは「なんか違う」ところに行き着くのは当然のことなのです。

手抜きした人のほうが上手くいくのはなぜ?

奇蹟を求めて―グルジェフの神秘宇宙論 (mind books)

グルジェフは宇宙を創りだしているものとして、オクターブの法則を重視しています。
そう、ドレミファソラシドで8音。「オクターヴ、つまり八から成るもの」
「ドから一つ上のオクターブのドに行く間に、周波数が2倍になるよ」って話なんです。

でね、このオクターブは「7つの段階を経て次のステージに進む法則」なんですけど、ずうっと同じペースで進むわけじゃないんですよ。不規則なんです。
鍵盤を見ると、よくわかります。

「全部黒い鍵盤作ればいいんじゃね?なんで二か所無いのよ」って思いません?
だって、全部黒鍵があるなら8+2=10になって10進法でシックリくるじゃん?

でも、ミ→ファ、シ→ドのところには黒鍵は無いんです。

「波に乗る」には、常に一定のペースで真っ直ぐに進んでいては上手くいかない。真っ直ぐに進んでると必ずズレてくる。なぜなら、ミ→ファ、シ→ドがあるから。
そこで「あれっ、なんかちょっと違うな」って感じとって、軌道修正しなきゃいけない。この宇宙では、真っ直ぐに進むと、必ず目的地には着けないようになってるんです。

だから「なんで真面目にやってる俺が上手くいかなくて、手抜きしてるアイツが上手くいくんだ!」ってことが起こりうるわけですね。ミ→ファのところで減速(手抜き)すると、スムーズに波に乗れちゃうのです。

トレーニングにはインターバルが大事。
常に全力で頑張っていると、体が壊れるだけなのです。

ずうっと真面目一辺倒に一つ一つコツコツ(全音で)進んでると、ファじゃなくてファ#(ソ♭)に着いちゃう。ズレちゃう。しかもドとファ#ってば超不協和音だから「違うそうじゃない!」って周りからも嫌がられちゃう(三全音)。真面目にやってきただけなのに、理不尽!!!(涙)

まあ、でもド→ミまでは真面目にまっすぐ行けばいいわけで、真面目にまっすぐ行くことが必ずしも悪いわけじゃないんです。ド→ミまではむしろ真面目にコツコツすべきなんです。
だけど、ミまで来たら、ファに行くために「真面目にやってるだけじゃダメ。方向転換する必要があるよ」って話なんです。

なのに、真面目一辺倒にずうーっとコツコツコツコツやり続けるとどうなるかっつうとな。
↓こうなるんじゃ。

アレレレレ~、どんどんズレていくう~~~!!
本人的には「まっすぐ」進んでいるつもりが、ミ→ファ(シ→ド)が来るたびに、ズレていく~!!!
あーっお客様、困りますー!そちらじゃありませーん!!!

でな、それでも方向修正をせずに「いや、自分はこの道を今まで通りに行くのだッ!!!」ってつらぬいちゃうとね、ついには↓こうなるのじゃ。

元の場所に戻ってきてんじゃん。進歩してねえじゃん。
あんだけ努力したのに、昔の自分と全く変わってない?え?何それどんな悪夢???
そしてハムスターのように一生カラカラカラカラカラカラカラ~って同じところを回って終わってしまう。

これがグルジェフのいうところの「人間機械」な。いつまでもreincarnation(輪廻転生)はエモくても勘弁してくださ~い(涙)

だから、人生には必ず「方向転換」をすべき時期があるのです。
ミ→ファの時期になったら、一端減速してやり方を変えねばならない。東洋の占術でも西洋の占術でも空亡やヴォイドなど、必ず「空白」ができる期間が現れます。そういう時期は、ミ→ファ(シ→ド)なんです。自分を見つめ直し、精査する。(それを「運の悪い時期」とかいうのは二元的短絡思考ですよー!!!空亡もヴォイドもメッチャ大事だぜ!!!)

アクセルを踏んでいるだけでは、限界が来る。
ギアチェンジして加速するには、一旦ニュートラルに戻らねばならないのです。行け、プリウスミサイル!!!(それは接続上手くないやつ)

目標にたどりつくには、まっすぐ行かず曲がりましょう

ビジネス書とか自己啓発本で「現状維持していこうと思ったら落ちていくばかりだ。成長して向上しようと思って、ようやっと現状維持が可能になる」って言いますよね。
それは現状維持しているとミ→ファ(シ→ド)で落ちるからなんです。

で、気がついたら「こんな未来、欲しくなかった」という地点に来ちまうわけですね。まっすぐ走って前に進んでいたつもりが、いつの間にか元に戻ってきてしまっていたという大誤算。

それを防止するためには、ミ→ファの時に「落ちない」ようにする必要があります。あえて、真っ直ぐに進まないのです。正道を外すのです。

そう、まっすぐにすすんでいる(つもりだ)と、まっすぐに到着しないんです!

この法則を、少女漫画の大家・一条ゆかり先生はこのように表現なさっています。

絵がうまくなるように努力してきたのに、『いつまでも変わりませんね』と言われる。なぜだろう?と思っていたのですが、時代の上昇気流に合わせて、自分を上げていくと『変わらないですね』と言われるんだな、とわかってきた。それまでの水準を保っているだけでは『落ちた』ように見える。『変わらない』は褒め言葉です

一条ゆかり「『変わらない』は褒め言葉」人気の裏に努力とプライド|AERA dot.

往年の少女漫画ファンにとって、一条ゆかり先生は少女漫画の世界をド真面目にド真ん中に突き進んできた人に見えるでしょう。しかし、一条先生はいつもどこか外している。まっすぐになんて、進んでないのです!

真面目にコツコツやってるとバカを見る、という現象もご理解いただけたでしょうか。
もちろん真面目にコツコツやるべき時(ド→ミ)もあります。
しかし転換期(ミ→ファ)にきたら、一端手を抜いて今までのやり方をやめてください。

常に頑張ってしまうと、思ってる方向にはいかないのです。
上手くいかないなと思ったら、手抜きしてスローダウンして、新しい視野を持ち込みましょう。そうすれば、向かうべき方向性が見えてきます。

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