親失格なのに子どもを欲しがる男たち

人間関係:スピリチュアルブログ

以前「滅亡」という名のエンタテインメントで以下のように書きました。

「―目標― 〇〇さんと結婚してお互いに高めたり、励ましたりする家庭をつくりたい」
(中略)
「自分で転げ落ちた坂ですから。自業自得なんです。なんのために生きているかわからない。1日に1回は地下鉄に飛び込んで死にたいと思います」
(中略)
もし自分が結婚することができたら、「子どもは褒めて育てたい」と話す。

この男性は、死にたい死にたいと思っているのに、結婚し子どもを作ることを夢想しています。今の世がひどいと感じているのに、そんな世で子供を作ったらなんて現実逃避を。精神状態が追い込まれているせいでしょうけれども、大変ひどい分裂ぶりです。

この子どもを欲しがる27才プログラマー男性の話を見た時「いや、死にたいと思ってる人が子ども作ったところで満足に子育てできる心の余裕なんてないでしょうよ。その恐怖の思考回路かんべんしてください」とブルブル震えたものです。子どもを褒めて育てる前に、自分の自己肯定感を育てろよ…。

「選挙はだいたい行きます。死にたいという気持ちが高まっているときは自民党に入れます。(現在のような政策が続けば)私のような役立たずはいずれホームレスになって野垂れ死ぬことができる、それを期待して投票します」
(中略)
「(合法的な)ガス室とか、自殺装置とか、安楽死カプセルとかがあるなら、いつでも送り込んでくれて構わないんです」

わ、若者の自民党支持って、こんな理由からだったのん…(絶句)

そして、ふと思ったんです。
「彼は、そんなに特殊な存在か?」と。

父親不適格でも「子どもが欲しい」

時折見かけることがあるのです。
「いや、あなた親になっちゃいかんタイプの人でしょうが」という男性が切実に子どもを欲しがる場面を。

どうみても上手く育てられないんですよ。男性自身の情操が育っていない。理詰めで何事も片づけようとするタイプにガキなんてモンスターが扱えるわけがない。
そんで、特に子ども好きでもない。イオンモールではしゃぐ子供を見かけても普通にスルー。(自分の興味ある家電のほうが大事)

本当に子どもが好きな人なら、活発な子を見ただけで「ふにゃ」って笑いますよ。
「いくつ~?」
「しゃん✌」
「あ、三歳なの~?ちゃんと言えてすごいねー!今度幼稚園行くの?」
「ううん、ほいくえん」
「そうなのー!」
みたいに、隙あらば会話しますよ。
で、そのあと幸せで溶けちゃいそうな表情をするの。「いやー子どもっていいよね!」って。

この「子どもを欲しがる男たち」は、そんなコミュニケーションスキルまずない。そもそも子どもどころか大人とも上手くコミュニケーションが取れなかったりする。要するに、女性と心を通わせられる気配があんまりない。

だけど、切実な顔をして言うのです。
「子供が欲しい」と。

私は理解できませんでした。
なぜ、理論構築が得意で頭脳明晰なはずの男性が「自分に合わない道」を選択しようとするのかと。

でも、その謎が解けました。性欲中枢です。

性欲中枢は当然ながら男にも女にもあるのだが、男女で影響を受ける部位が違うといわれている。男は「摂食中枢」から、女は「満腹中枢」から影響を受けるのだそうだ。摂食中枢とは、空腹感や飢餓感を感じるところ。一方、満腹中枢は、満腹感や安心感を感じるところ。

ええっ、空腹と満腹では真逆じゃん!という話なのだが、男の場合はハングリーなほうが性欲をかき立てられ、逆に女は満ち足りて安定しているときのほうがしたくなるということらしい。

生きものとして考えてみれば、性欲はもともと子作りが目的だから、安定が脅(おびや)かされたとき、種の存続のためにもオスはいっそう種つけに励み、メスは環境が整ったときに身ごもりたいと欲するということだろうか。

そっかそっか!そういうことかー!!
と、私はこの記事を読んで膝を叩いたのです。

あの、「子育て下手そう(奥さんに丸投げしそう)なのに、やたらと子どもを欲しがる男性」の共通点が見えたのです。
彼らは、見事に全員、仕事が上手くいっていない!!!
すなわち「安定が脅(おびや)かされたとき、種の存続のためにもオスはいっそう種つけに励」むモードがオンになっているのですよ!!!

確かに、ウチのじいちゃんも「家族が欲しい、子供が欲しいと切実に思ったのは、シベリア抑留で強制収容所に入れられたときだ」って言ってた!
追い込まれて飢えると、男は子どもを欲しがるのだ!!

その後の子育てのことなんて考えてないんだね。
子供が欲しい=子を育てたいのではなく種付けがしたい。
本能で動いているんだ。なるほど!!!

って、妊娠出産で(そして大抵子育てでも)負担の大きい女の立場からすると、「ふざけんな~!」ってブリブリ怒りたくなっちゃう案件ですネ。

でもね、わたしもう40過ぎたオバチャンだから、そういうお声もかからなくなって快適なわけですよ❤
ららら~♪BBAになるって最高ですね☆
人生はバラ色~🌹🌹🌹

オバチャンになれば安全安心☆

喜び歌え、不妊の女、子を産まなかった女よ。
歓声をあげ、喜び歌え、産みの苦しみをしたことのない女よ。
夫に捨てられた女の子供らは、夫ある女の子供らよりも数多くなると、主は言われる。

人々が、「子を産めない女、産んだことのない胎、乳を飲ませたことのない乳房は幸いだ」と言う日が来る。

ヤンキーがデキ婚する理由は男性本能だ

この「安定が脅(おびや)かされたとき、種の存続のためにもオスはいっそう種つけに励」むという理論を見ると、「なぜ貧困層ヤンキーは満足に育てられないくせにバカスカ子供を作るのか」という謎も解けます。あの「ビッグダディ」みたいな子沢山男のことネ。

ヤンキーは割と男性優位カップルが多いです。ヤンキー女はいまだに「私って尽くすタイプだから」とか「男は立てなきゃ」とか真顔で言います。ホントだよ。令和の今でもこうだよ。工藤静香みたいな女のことね。(『週刊文春』2018年「女が嫌いな女」1位「嫌いな夫婦」1位)

そうなると、カップルの間で男性の本能と女性の本能、どちらが優先されるかというと男性の本能となります。
女性が経済的に不安を感じていても、「ダンナが避妊してくれない」パターン。いや、あるあるですね。あるある過ぎる……。
「いや、3人目とか無理でしょ、え、ちょっと!」なのに作るんですよ。意味わかんないですよ。「ダンナが避妊してくれないから」で終了なんです。男を立てるから。子どものために闘わない。夫に抵抗しないの。

滅亡へのカウントダウン(上): 人口大爆発とわれわれの未来

アラン・ワイズマンの優れたルポルタージュ、滅亡へのカウントダウン: 人口大爆発とわれわれの未来では、アフリカの子沢山の家族が紹介されます。
意外にも、女性は「もう子供は欲しくない」と思っているのです。たくさん産んでるのに。どこぞのVERY5月号みたいに「この時代にお母さんになれて、よかった!」とかママになってハッピー☆やっぱり子どもを産んで女は一人前!的に煽ったりしない。

これ以上子どもを増やすと、生活が苦しくなるのを賢い女性たちはわかっています。だけど、夫がセックスをしたがるから妊娠してしまい、貧困スパイラルから抜け出られない――。日本のヤンキー貧困家庭と非常に類似した状態です。

アフリカでは、女性たちがまず口にすることは、避妊薬の注射を使いたいということです。1年のうち200日も欠品しているという、その注射を彼女たちが使いたがっているという事実は、私に話をしてくれたある女性の経験からも証明できます。

「私は夫に知られないように、10kmもの距離を歩いてお医者さんのところに行きました。でもそこには薬がなかったのです」

「(中略)私は注射による避妊薬を必要としています。それがあれば、私は子供を産む間隔をコントロールでき、子供たちに充分な食事と教育を得る機会を与えることができるのです」

本能に突き動かされて生殖行為にかきたてられる男性は、自分が経済的に追い込まれていて将来性もなくて未来が暗いことも薄々感じていたりするのです。頭では否定していても。だからこそ、本能はいきりたつ!「ヤバイ!俺、今種まいとかなきゃ!! 子供が欲しい!!!」って。

ゆえに、本能に従って子作りに励むわけですね。
そして、客観的な状況を見て子供を作ったわけではないから、見事に子育てでキツイ現実にぶち当たるわけですね。(主に妻が)

うーん、本能って優秀ですネ☆
産めよ増やせよ地に満ちよ。
生殖第一。

ゾンビアリみたいですね。
アリ本人の幸せなんぞ知るか!
自分のDNAが増えればそれでいいんだ!!!

アリを「ゾンビ化」する寄生菌、脳の外から行動支配
熱帯雨林に生息するオオアリは、ある菌類に肉体をのっとられ、その命令のままに動くという不可解な行動をとる。通称「ゾンビアリ」と呼ばれるこの行動の謎が、新たな研究によって解明されつつある。

そうして不幸な子どもを増やすのですね~。納得納得☆

仕事が上手くいかない男ほど、やたらと子どもを作りたがる。家族の絆を強調する。
なぜなら、社会に希望が持てないから。
今後も、出世の見込みはないから。

旧日本軍でも(本日のミリネタ定期)、出世の見込みがない能力の低い男ほど「マイホームパパ(イクメン)」になる傾向があったそうです。

面白いことに、彼らはほとんどみな愛妻家であり、今の言葉で言えば「マイホーム主義者」といえようか。彼らは出世に縁が無く、「万年大尉」が限界であったから、家庭にだけ希望と慰めを見出したとしても不思議ではない。

私の中の日本軍 (上) 残飯司令と増飼将校 P47

島耕作の弘兼憲史さんも、こう断言しちゃってるしなぁ~。

昨今、子育てを熱心にやるイクメン会社員がもてはやされています。しかし現実には、仕事のできる人間というのは家庭では必ずしも好かれていないし、逆に家庭的で幸せなパパというのは会社ではそんなに出世しない、という構図があります。

311後に「家族の絆が大事!」って言いだす人が増えたのも、経済の停滞で活躍できない人が増えたことが原因なのかもしれませんネェ……。
とりあえず、さして世話好き子ども好きでもないのに「子どもが欲しい」と言い出す男性には、ちょっと注意したほうがいいかもしれません、ネー。

だって、結局のところ、苦労するのは女だぜ?

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