同窓会に行きたくなくなるマンガ「探してよ」

オタク ヒーリング

同窓会。
この世でできるだけ縁薄くありたいイベントですね。
そんなあなたにオススメのマンガがトウテムポール「探してよ」です。

トウテムポール先生の作品は、「或るアホウの一生」のレビューを書いていますので、そちらもよろしければそうぞ。

なんとなくの日常に、ふっと風が吹くとき

アイツが書き残したひと言が、
オレの凡庸な日々を冒険に変えていく──。

主人公のハルキは、あんまり長所がない陰キャラ少年。逆に、長所だらけのイケメン少年てるる。
光属性すぎるてるるは、クラスメートから「イイトコロ」が見つけられないハルキの長所すらよく見ています。

ハルキは、実は、絵が上手いのです。

だけど、陰キャテンプレのハルキは上手くその能力を他者へプレゼンできるはずもなく、自分に自信が全然がありません。
そんな深い闇に、てるるという光が射す――!!

大切なのは、人がどう思うかじゃない。自分がどう思うか。

圧倒的光属性!目がー!!目がー!!!
世間の水で汚れきった大人にはキツいぜ……ハハッ。

でもこれ、光属性が過ぎるだけでトウテムポール作品ではおなじみの概念なんですよね。

或るアホウの一生(2)
【画像】或るアホウの一生(2) 第8話  或るアホウの一生 1

アーッ!光堂寺先生尊い!好き!!
アッ、光堂寺先生も実は光属性なんか!!

そう、自分と人とを比べて「優れている」「劣っている」って言ってても、はじまらないんですよね。
だって、上には上がいるし、下には下がいる。自分がナンバーワンだったり最低だったりってことは、まずないわけで。

何かと比べないといいかどうか判断できないヤツって
自分でモノ考えられねーやつだと思わねぇ?

なら、てるるのこの一言は、実に真理なわけですよね。

同窓会で逢えない人こそ、逢いたい人

大きくなったハルキは、売れないイラストレーターになりました。
久々に地元に帰って参加した同窓会。

だけど、そこにてるるの姿はありませんでした。

ですよねー!
トウテムポール先生もコメントで「同窓会はやりたい人がやって楽しく過ごすのは良いと思われ、また、その楽しい話を聞くのは好きですが、絶対私は参加したくない派です。」と書かれていて、もう好感度うなぎのぼりです。好き♥

ずっと言いたかったんだ。「ありがとう」って

さてはて、同窓会でてるるに逢えなかったハルキは、てるるを探す旅に出ます。
そして、大人になったてるるの意外な一面を知っていきます。

うん!
同窓会って百害あって一利なしだねっ!!(←結論)

なんかすっかり変わってしまった光属性の同級生。
そう思っていたときに、やっぱり彼は彼だったという事実がわかります。

そして、探していたてるるを、ハルキはついに見つけるのです。

ハルキは、「絵が上手い」と褒めてくれた、てるるに謝ります。

「てるる あの時オレを見つけてくれてありがとう」

ハルキはずっと、ありがとうって言いたかったのです。

さて、話はきれいにまとまりましたが、実はこのレビューでは「一番重要なポイント」を外して書いています。肝心要となるネタバレは伏せてあります。

ぜひ、ピンときた方、なぜか心惹かれたは、モーニング 2019年15号で「探してよ」を読んでみてください。
きっと、何かかにか、自分の心の奥にある言葉にできないキラキラした光を、見せてくれるはず。そういう自分もいるんだって、気づかせてくれるはず。
そんなお話です。

蛇足

このマンガ、関西ディビジョンに木村昴がいました(違う)

次ページ→みんなの感想まとめ

タイトルとURLをコピーしました