あなたの内には神性があるし、才能の煌めきもある。

オタク ヒーリング

姉さん、事件です。
わたしの大大大大好きな漫画「或るアホウの一生」が打ち切りになってしまいました。

な、なんだってー!!!
さ、さささ、最終回ィ!!??
しかも未収録分の単行本すら出ないかもしれない危機!!

うっそでしょ。
うっそでしょ!
そんなの絶対ありえない!無印プリキュア並にありえない!

だけど、作者に直で「嫌ですもっと描いて!」と想いをぶつけても(作者は嬉しいだろうけれども)現実に効果はあまりない。腹の足しにもならん。


つかこれ、これってば、アニメ「ユーリ!!! on ICE」で、久保ミツロウ先生が言っていたことと同じだな!

作者に直で訴えても、それは政治的な力にはならない。戦略にならないわけで。


わかったよ!アタイもこの方法でお手紙書くよ!つかもう書いたよ出したよ!

かくなる上は「こんな面白いマンガを読まないでお前は何のために生きてるんだゴルァー!」とプレゼンせねばならない!

えっ、と、とりあえず買ってください!
面白いんで読んでください!私を助けると思って!!
……いやそれでは駄目だ。もっとパンチのあるプレゼンをせねばならない。

いや、ちょっと待て、このブログは(一応)スピリチャルブログだ。
将棋漫画がスピリチュアルの何に役に立つってんだ。
いや立つよ。両極の統合に。

「シャドウから逃げない」ということ


【画像】或るアホウの一生 3  或るアホウの一生 1

「あっ、えっ、その漫画ってホラーなんですか!?いや、怖いの無理なんでいいです!」
アッ、お客様ー!お待ちくださいお客様ー!!
確かに画像はかなり怖いかもしれませんが、これはホラーマンガじゃないんですよー!

でも、人によってはある意味怖いマンガではあるかもしれません。
これは「心の深部」をのぞく話だからです。すなわち自らの「シャドウ」と対面し、無意識に眠る影を回収していくのです。

シャドウとはユング心理学の用語で、「自分の中の認めたくない部分を他の人に投影したもの」です。

意識を高めるにはシャドウと対決し、自分の中に取り込まねばなりません。
シャドウは無意識の中に隠れていますが、探求すれば非常に多くが得られるとユング派の学者は考えています。
(中略)
シャドウには意識すべきなのにしづらいものが入っています。それは自己の内面の中で、見たくないものです。それを暗いニュースや映画、小説などに投影して昇華できれば健康的ですが、配偶者や親や子、集団や個人に投影して相手を激しく批判する場合もあります。ふとしたときに言葉に出たり、感情に表れたりして自分でも驚くことがあるかもしれません。自分の影を他人のものと捉えずに自分のものとして認め、打ち勝つことが大事です。

先日翻訳した心理的誘導で高次の感覚へつながる方法でも、トム・ケニオンが「スピ好きこそシャドウを見ろよー!」って参考資料を挙げていました。そう、シャドウに対面することって、超大事!!

問題は光と共に生きていないことではないのです。問題は闇を無かったことにする場合なのです。わたしは実際に多くの「スピリチュアルな人」、すなわち自分自身をスピリチュアルだと公言している人に対して不快な気分になります。何か打ち解けられないものを感じるのです。彼らの闇(認知されていないシャドウ)があちこちでちらついて、心を許すことができません。そういう人は自分の未解決の問題に責任をとろうとせず、むしろ人のせいにするからです。
The problem is not with living in the light. The problem is when we disregard the dark. I actually feel uncomfortable with many “spiritual people,” meaning people who call themselves spiritual. There is something in their fields that makes me wary. I can’t relax because their own darkness (un-owned shadows) is eking out all over the place. And rather than take responsibility for their unresolved personal issues, they project it onto others.

或るアホウの一生3巻で繰り広げられる佐宗対林田戦では、林田は自分の見たくない一面こそが自分自身であることを突き付けられます。


【画像】或るアホウの一生 3 第十五話 平凡ぱんち 或るアホウの一生 1

そう、それもまた、自分なのです。
そして、この気づきこそが二元性の世界に分離してしまった魂を統合し、全体性へと回復させていくためのプロセスとなるのです。(ホラッ!ホラッ!めっちゃスピやろ!!なっ!!!)


【画像】或るアホウの一生 3 第十五話 平凡ぱんち 或るアホウの一生 1
典型的なるシャドウとの対面です。この場合は「普通で凡庸でツマンナイ自分」との。
なんか、アイシールド21の「凡人」桜庭の苦悩にも通じますね。

【画像】アイシールド21 第11巻 一流の夢

【画像】アイシールド21 第36巻 カウントダウン13

或るアホウの一生の中で、この「神に選ばれた」のは主人公のライバル佐宗であり、師匠である灰島紫紅であります。要するに、天才です。
だけど、この天才すら「シャドウ」なのです。ユング派心理学者が「シャドウを探求すれば非常に多くが得られる」と評するのは、そういった一面もあるのです。

しかしながら、凡人であるわたしたちは天才と自分を分離して考えます。
自分はアインシュタインではないし南方熊楠でもないと考えます。
自分は凡人だから、彼らのような素晴らしい知性もひらめきも無いのだと思い込みます。いや、周りの大人たちからそう教えられます。学校教育はその最たるものです。

ですが、わたしたちは凡人であると同時に天才でもあるのです。どちらも、自分なのです。

【画像】或るアホウの一生 3  或るアホウの一生 1

「や、そういわれても自分なんかつまんない人間っす」
そう言いたいんだべ?な?わかっとるぞ?
自分は凡人で能力者様に偉大なお告げをいただいてスピに依存しないと生きていけないと思ってんだろ?自分の力なんかじゃ正しい方向に人生を導いていけるかどうか不安とか思ってんだろ?

だって、そうやって「天才(神性)」とも分離してもらえれば、支配しやすいからね。扱いやすいからね。自分の内なる神性になんて気付いてもらっちゃ困るんだよ。君を奴隷にしたい奴らからすると。

そして、何よりも支配されるのは楽だしね。
依存できるし。考えなくていいし。
「誰かのせい」にしてられるし。

だけど、天才だって、あなたなんですよ。
それを見せてくれるのが、この「或るアホウの一生」なんですよ。
そこを見せてくれていたのが、単行本にならないかもしれない灰島紫紅編なんですよ!!


【画像】或るアホウの一生 4巻 第25話 カウントダウン

1~3巻では「どこか浮世離れしていて、つかみどころのない天才」だった紫紅。その後の紫紅編では血の通う一人間であったことが描写され、私たちと同じ目線に降りてきてくれる。すなわち、紫紅編によって紫紅は自らの人間(凡人)らしさとつながり読者は自分の中の天才を触発する機会に恵まれるのです。

天にあるものは地にもあり、地にあるものは天にもある。
ボーイミーツガールならぬ、凡人ミーツ(自分の中の内なる)天才。

色々な人がいて、色々な部分が鏡となって映し出されます。
わたしたちの今過ごしている日常生活だってそうです。今この時も、わたしたちは、自分に一番必要な要素を持った人を引きつけ、そして鏡として映し出しているのです。嫌な人こそ、自分のシャドウ、偉大なる教師なのです。

一番難しいのは、認めたくないもの(シャドウ)を認め、受け入れること。それができれば人間は一回りも二回りも成長できます。シャドウには未知の可能性が潜んでいることが多いのです。

だけど、わたしたちはそのシャドウから逃げたがります。「あの人が悪い」「あの人が嫌だ」相手のせいにしたがります。
その否認行為から、どうやったら脱することができるのか?
その一手段が、この「或るアホウの一生」のような全人的な多視点を持った作品です。色々な人が出てきて、そしてその人の中に横たわる深みを見せてくれます。

わたしたちは作品の中に「嫌な人」が出てくるのを見ます。
次に、その深みの中に「嫌な人には嫌な人なりの道理がある」ことを発見します。それゆえに、シャドウを受け入れる、統合していくことができるのです。

とにかく魂の全体性の回復を求める人に「或るアホウの一生」は刺激となってくれる良作ですよって話です。将棋の漫画だけど将棋わからなくても大丈夫です。打ち切りになってしまった今でも、読む価値があります。作品を生み出してくださったトウテムポール先生や担当編集の方々、棋譜監修の橋本崇載八段には感謝の言葉しか見つかりません。

さて、ここを見たあなたはその時点でシンクロニシティに引き寄せられ大天使と不動明王とシヴァ神に導かれた大いなる運命だと思ってとりあえずアホウ買ってください(ダイマ)(霊感商法)(いろいろとひどい)

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願いを叶えたいなら、材料(素材)集めをしようよ
相変わらずマンガ或るアホウの一生の打ちきりに打ちひしがれておりますが、皆様にあられましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。 なんで私がこのマンガがそこまで好きかというと、「人生の法則」みたいなものを、上手く暗喩してくれている...
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東京心中を楽しめる素晴らしいあなたはきっと同じ作者の「或るアホウの一生」も楽しめるに違いない。将棋がわからなくても全く問題なし!トウテムポール作品なのでストーリーが面白い!御船と紫紅のブロマンス展開がヤバイ!打ち切りが信じられない名作を是非!
アホウという美しい生き方、及び日本語
大好きな漫画「或るアホウの一生」が終わってしまいました… マンガワン 『或るアホウの一生』、先読み最終話更新されました。第一部話冒頭へと繋がる紫紅の最期、ご覧ください! pic.twitter.com/SU1dhACglG — 或る...
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