toggle
2018-09-19

「私、○○座だけど○○座っぽくないんだよね」の理由


「わたし、7月生まれでかに座なんだー」
「へえ、かに座って家庭的っていうよね」
「えー!?全然!家事とか苦手!ウチはダンナに任せっきりだもん」
「そうなの?かに座っぽくないね!」
「うん、全部ダンナがやってくれる。ごはんも作ってくれる」

この会話を聞いて、星読みなら
「うむっ、まさしく典型的な太陽かに座であるな!」
と思うことでしょう。実に彼女は「太陽かに座」らしい人です。

ホロスコープは人生の青写真


ホロスコープは「今回の人生で達成すべき青写真」と言えます。
配置された惑星のエネルギーを使いこなして、魂に統合するのです。
(自分のホロスコープにどんな星座があるのか見たい人は作ってみてね→メトロポリタン占星学研究館

ですが、それは「もう慣れていて使いこなしやすい性質」ばかりではありません。チャレンジングな魂ほど、「苦手分野の克服」を持ちこんできていることでしょう。
そうやって「すぐには使いこなせない苦手分野」を、魂は時に一生をかけて、自分のものにしていこうとします。

そういう時に現れるのが「投影」です。
自分の星のエネルギーを自分で使いこなせないので、周りの人にその星を演じてもらうことになるのです。

例えば、上の例でいうと彼女は本来家庭的な性質がある、自分の中の家庭的性質を使いこなせるようになると生命力にあふれイキイキしだします(=太陽のように輝きだす)。
しかしながら、彼女の魂は家庭的なエネルギーを素直に使いこなすのが難しい。時にはブロックがかかっていることもあるでしょう。あくまで一例ですが、仕事よりも家の中にいることが好きなせいで全然出世できず経済力の無い父親を「つまんない男だな」と見下していたりした場合、自分に家庭的(父親的)要素があるとは中々認めたくないものです。だから太陽を夫に投影する。家庭的な男性と惹きあうのです。そしてそれが本来は自分の要素とは思わず「わたしはかに座っぽくなんてないわ!」というのです。

年齢域に達していない惑星も、テーマとして十分味わい尽くしていないので、使いにくかったりします。

ホロスコープを擬人化で説明しちゃうぞ☆年齢域編1

例えば、わたしは水星がふたご座で、ディグニティがルーラーシップ(支配星)ゆえに超強烈です。ハウスも11室で軽やかなので、ピュンピュン飛び回ります。何やっても早いです。
でも、このふたご座的性質が生まれつき目覚めていたわけではありません。むしろ7歳までは鈍重なるおうし座月で「のんびりしている子」でした。かけっこでもビリだった。そしてビリでも悔しがらず、ひたすらマイペース。

それが小学校に入って水星期になると、モリモリ足が速くなりました。1年生の頃はまだ目覚めていなかったのですが、2年生からはずっとリレーの選手でした。運動会で3人ごぼう抜きしたこともあります。スターです!
だけど、速くなったのは短距離だけで長距離は凡庸なる成績でした。これも実にふたご座です。瞬発力はすごいけど持久力は無い!

ここで友達に自分の水星のエネルギーを預けてしまったら、わたしは「のんびりしている子」のままだったでしょう。「みんな、足が速くてすごいなぁ~」というわけです。いや、お前が実は速いエネルギーを持ってるからそういう子が友達として引き寄せられるんだよっていう話なんですけど。


自分の星のエネルギーを自分自身のものにして使いこなすのは、魂の望み、人生の大切な使命です。魂はその「統合(完成)」を目指しています。
だから、すぐ使いこなせないものは周りの人間に投影して「あなたはこういうエネルギーを持ってるんだよ!気づいて!」というヒントを出すのです。

「わたし、○○な人が苦手なのに、○○な人ばっかり寄ってくるの!もういやんなっちゃう!」
こういう人は、「自分の中の○○要素に気がつきなさい」と言われているのです。星(エネルギー)を使いこなすために。

「なんか足りない。なんか違う」という欠乏感があるなら、あなたは自分の中の何らかの星(エネルギー)を使いこなせていません。そういうときこそ、今自分の目の前に広がっている現実を見てください。そこには如実に「統合の方法」が示されているのですから。

隠れているエネルギーを使うと、上手くいく!

私は自分の火星(しし座)を使いこなすのに難儀していました。

アラフォー、獅子座の火星を生きる


だけど「苦手、苦手」と言って逃げていると、余計に火星をたきつけるような人ばかり寄ってくるのです!要するに、「私の言うことを聞け!聞けないんだったらお前は打ち首じゃ!!」とアリスに宣告するハートの女王を演じさせられるのです。

不思議の国のアリスの作者、ルイス・キャロルによると「ハートの女王を手に負えない激情や盲目的な怒りの化身として生み出した」そうです(「舞台のアリス」(1886年))。うううぅ~ん、まさしく火星ー!!

そこを受け入れねばならぬのです。
「おう、私は自分勝手な自己中ババアじゃい!なんか文句あっか!首をはねろ!首をはねろ!首をはねておしまいっ!キイイー!」と。影を受け入れなければ、現実はそれを強調させるような舞台を整えるばかりなのですから。イドを統合するには、まずは自覚せねばならぬのです。陰に隠れた自分を。

わたし独特の人生法則として「怒れば怒るほど上手くいく」というのがあります。そう、ブチ切れれば切れるほど、人生は上手く回るのです。
普通キレたら上手くいかないですよね?でも私はキレればキレるほど「ずっと言いたかったこと代わりに言ってくれてスッキリした!」とか「Nozomiさんに怒られて目が覚めた。ありがとう」とか「ヤクザみたいでカッコイイ!」(……)とか、周りの評価を得ることができるのです。そして現実がより上手く回りだす。

これも、「よーしよしよし!苦手な火星エネルギーをちゃんと使ったね!」って誉められているわけです。キレると火星を使ったご褒美にいいことが起こるのです。私の場合はね。

サガプリヤ・デロングはこの自己の「隠れた側面」について、次のように述べています。

内側に見つかる両極の関係は外側にあるものと同じだということがわかってきました。例えば、私自身を例にとると、私の中の男性的な部分は早い時期から学校を辞めたがっていたようです。実際には、当時の私は自分の男性的な部分にまったく耳を傾けていなかったので、きわめて知的な道を歩み続けて、アメリカの一流大学で哲学のコースを専攻し、優秀な学生になろうと全エネルギーを注いでいました。しかしその後、結婚するとき、16歳で学校を退学した男性を選んだのです。そして二度目に結婚したときも同じでしたし、三度目もそうでした。どの男性もとても知的でしたが、みんな正式の教育を16歳でやめていたのです!

自分の内なる男性についてよくわかってくると、彼は木や石や漆喰やタイルなどの家の建材に興味があり、念願の職業は大工であることがわかってきました。それだけではなく、壊れたり故障したりしたものを修理するのが得意だということも。私は頭では自分は電球ひとつ交換できない人間だと長いこと信じてきたのです。それなのに、人生で出会った男性はみんな大工や便利屋だったし、なかには人生のある時期、修理工をしていた人さえいました!
(中略)
実際のところ、考えている以上に多くのケースで、結婚していない場合でも、パートナーはあなたの隠れた側面の鏡になっているのです。

あなたの内の男と女 – 愛と自由を手に入れる魔法 第一章 人生のパートナーの選択への影響 P22~23

私もいくつかのブログ記事で、縁のあった男性に関する描写をしていますが、鋭い星読みの方はその男性の中に「しし座要素」を感じとられることでしょう。そう、わたしもパートナーに火星を預けてしまっていたのです!自分で使いこなしにくい苦手要素だったから!

「人のせい」にしておくのは楽です。すなわち、星を自分で使いこなさず、周囲に投影しておくのは楽です。
ですが、そこにとどまっていると心の底から「何かが足りない」という欠乏感がふつふつとわいてきて辛い思いをします。周りの人が優しくて愛にあふれていたとしてすら、「何かが足りない」「何かが違う」のです!

わたしたちは、自分の星を使いこなす必要があります。そのために今ここに生まれてきて、この舞台設定になっているのですから。
一生をかけて、ホロスコープを完成させていきます。

端的に言うならば、自分の星を使いこなせるようになれば、「○○座だけど○○座っぽくない」がなくなっていくのです。
魂が全体性を取り戻していく旅の地図。それが、ホロスコープなのです。

ほとんどの人がホロスコープの惑星の可能性をすべて活用しきってはいない。一生かけて舐めるように、部分部分を順番に復元して、やっと全体が少し復元できるようなものだ。12本あったDNAの二つしかないという人類は、実はホロスコープにおいても同じで、惑星の二つくらいしか使っていないというような状況がほとんどなのだ。

リンデンバウムの一番人気!スピリチュアルカウンセリング
関連記事