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2018-09-18

アッ、アウトドアなんて嫌いなんだからねっ///

わたしたちは、自分のことを普通だと思っています。ごくごく普通のノーマルな人間だと思っています。
しかし、それは比較対象ができた時に実は普通じゃなかったりすることに気がついたりします。

今回、北海道で地震があって、わたしは「あれっ」と思いました。
「あれ、これ、普通じゃないの?」みたいな。

わたしは普段「アウトドア嫌い、インドア派」とこのブログでも書いているのですが、それは実は道民基準のアウトドア嫌いであって、日本人一般基準だと、むしろアウトドア派ともいえるのではないだろうか、と。

とりあえずジンパしとけばいいべさ

今回の地震で、SNSでは「道民肉焼きすぎ!!」とツッこまれてました。

こういう発言を見ていて
「あれ?もしかして、内地の人と道民ではバーベキューに対する感覚ずれてんのか?」
と思いました。

そして、そこに気づくとあることが納得いったのです。
「そうか!だからあんなにBBQに対して特別感があるのか!」と。

なんか、ウェイ的リア充の象徴として使われるじゃないですか、BBQ。みんなでバーベキューした写真をフェイスブックに上げたら勝ち組キラキラアカウント認定的な。
そこに私は違和感を覚えていたのですよ。「ハッ、たかだか焼肉で何イキってるんじゃアホらし」と。「何がバーベキューでリア充アピールじゃ。そんなん日常風景じゃろ」くらいに。

だけど、今回の地震の件で、わかりました。
内地の(特に都会の)人にとって、バーベキューってすんげえスペシャルイベントなんだな!「お、停電か。じゃ炭でも起こしとくか」みたいなノリじゃないんだな!

昔勤めていた職場でも、大体年に2~3回はいわゆる「ジンパ(ジンギスカンパーティ)」がありました。別に理由はありません。自然発生的にジンパが起こるのです。「雪溶けたから今日あたりジンギスカンでもやんべ」みたいな感じで。
で、職場の駐車場とかで火を起こしてバーベキューするんですよ。特に理由もなく。

もちろん「実家からカキが送られてきた」とか「カニが送られてきた」とか理由があってバーベキューになることもありました。ちなみに、道東の漁師町出身の人は「カニを金出して買うとか意味わかんないよね、カニは近所の人からもらうもんでしょ」とか普通に言ってました。
この百姓貴族ならぬ漁師貴族め!!!


【画像】百姓貴族 (ウィングス・コミックス)  百姓貴族(1)

メロンの産地の農家に行くと本当に↑マンガの通りです。1/2カットのメロンがゴロンと出てきます。「こまく(小さく)切るのめんどくさいべさ」アッハイ。種を取り除いたところには、なぜかバニラアイスが詰めてあったりする。うまい。

北海道民が花見の時にジンパ(焼き肉)をするのは他地域の人も聞いたことがあるかもしれません。
それもなんか「すごい今日は特別!」とかじゃなくて、普通のジンパなんです。ジンパは割と日常なんです。あるあるなんです。

だから、わたしは男の人はみんな普通に炭で火を起こせる生き物だくらいに思っていたりしていたのです。
多分、これ、間違ってるんですね。違うんですね。「男だったら炭火くらい起こせるもんだ」って、きっと道民基準なんですね。
「オイ焚き付け切れてんぞー」「じゃあちょっち白樺むいてくんわ~」みたいな感じもないわけですね。(白樺の皮は油分が多いので焚き付けに使える)

そして、男が火を起こしている間に女は食材を焼きやすい大きさに切りそろえておくのが相場です。火を扱うのは男の領分なので、焼くのも男がやります。
要するに、女は焼くものさえ切ってしまえばあとは座って食ってるだけでよいのです。(まあ皿洗いは回ってきますが、男側だって火の始末や片づけをやるのでイーブンでしょう)

この「習慣」のせいか、バーベキューじゃないお店での炭火焼でも、男の人がせっせせっせと焼いてくれることがほとんどです。女は食うだけ。
艦これオフでジンパとかしても、女の私はボケーと座ってるだけで男性提督がせっせせっせと野菜を焼いてくれて火の加減も調節してくれます。焦げたら鍋の交換もしてくれます。

これも特に「女性には優しくしなくては」とかじゃなくって(だって別に他の人が食う肉も焼いてるしな)、「火を使う領分は男の仕事である」という習慣から来るんじゃないのかなぁと思います。こういうのも男女差別って言われるんだろうか。

だからお盆に帰省して「女はみんな忙しく働いてて、男は酒飲んで騒いでるだけ」みたいな風景も、ジンパやると違うわけですよ。男衆は物置からバーベキューコンロ(画像↓)や炭を引っ張りだしてきて庭で火起こしですよ。遊んでる場合ではない。


↑これも多分道民と内地の人で感覚が分かれるところなんだろうなぁと思います。
都市部ではないところほど、普段から色んなものをストックしているので。
先ほどの百姓貴族でも冷凍庫には肉がみっしり。

【画像】百姓貴族 (ウィングス・コミックス)  百姓貴族(1)

ありのままの自分を大切にできない男たち


↑こちらの記事でも、備蓄について触れています。

そして午前3時。
山中で無事ガス欠。
うん。知 っ て た。


↑北海道はガチでこういう土地なんだよおおお(涙)
※直線距離で100kmだと、東京-甲府、大阪-田辺

で、幸いにも近くに集落があったんですね。だけど、いかんせん午前3時。「ガソリン分けてくださーい!!」なんて起こして回るわけにもいかない。(ちなみにこういう地方の人はガソリン家に備蓄してたりします。普通に)
どうしようと途方に暮れてたら、一軒だけ明かりがついていたのです。
それは、新聞販売所。

神のお導きだー!!と私は喜んでかけこみました。

このときガス欠しても「家さえ見つかれば何とかなる!」と思っていました。なぜなら、こういった街からかなり外れた集落では、ガソリンを携行缶に普通に備蓄しているはずだからです。それが当たり前なんです。

ちなみにこの時の「北海道をナメ切っていた九州男児な彼」は、ドラマ「北の国から」についてもそういった感想を述べておりました。

「冬に雪のせいで道端に車が埋まるとか、絶対大げさな作り話だと思ってた」
いや普通にありますって。普通に埋まりますって。車にはスコップ積んどけ。鉄製のやつな。

こんな世界に生きてるので、わたしの「アウトドア」というのはもしかしたら、一般基準から比べてかなりハードコアなアウトドアに該当するのかもしれません。「アウトドア嫌いって言ってるけど普通にアウトドア派じゃん」くらいに見えているのかもしらん。今回のような意外なことがあると、普段はない視点に気がつかされて面白いものです。

うん、とりあえずオイラはアウトドアが嫌いだ。道民基準で。
なんでわざわざ山ン中入ってテントはって、キャンプなんかせなアカンのだ。そんなの自然に馴染みのない都会モンがやることじゃろが。わたしゃシュラフよりベッドで寝たいっつの!!

生活に必要な技能はアウトドアとは言わん。レジャーではないのだ。
とりあえずロケットストーブ欲しいわ。アウトドア派じゃないけど。アウトドア派じゃないよ。違うよ。

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