毒親のトラウマを愛へと浄化しよう

子どものいないあなたのための スピリチュアルブログ

「物を作るということはヒーリングである」とお伝えしてきました。

自己ヒーリングのための創作
今まで、創作が癒しをもたらすことに何度かふれてきました。 【参考】人のためにすること、自分のためにすること 【参考】なぜ私の人生にはBLが必要なのか 【参考】時流を、自分を、映し出す創作 創作は、古代から連綿と行われてきた行為で...

まさにそのど真ん中を行く作品に出会いましたので、ご紹介します。

ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~ (カドカワデジタルコミックス)

ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~は宗教にハマった母とのやりとりを面白おかしくギャグテイストで表現した漫画です。ママ(ボケ)と主人公や家族(ツッコミ)がテンポよく漫才を繰り広げます(ちょっと違う)。


【画像】ママの推しは教祖様 ~家族が新興宗教にハマってハチャメチャになったお話~ / 試し読み

こんなかんじで読者も楽しく突っ込みながら読める内容です。
そしてこのマンガが秀逸なのが、ギャグなだけではなく一つのミステリ作品になっていること。笑いながら読んでいくうちに、読者の心にはモヤモヤと違和感が広がっていくのです。
「アハハ!ねーよ!……ん? アハハ!キャラ立ちすぎ!……お?あ、あれ?」

薄皮のように積み重なっていく「何かおかしい」。
最後まで読むと、その謎が見事に解けます。
この作品は、「毒親への気持ちを浄化するにはどうしたらいいか」という悩みに対する一つの解を提供しているのです。

この作品を書くことで作者のしまださんは、自分の気持ちの整理が幾分かはついたのではないでしょうか。心が癒された部分もあったのではないかと思います。そして、読み返すと「ウフフ」と過去が浄化されるような気持ちになることもあるでしょう。

もちろん、現実は変わりません。母親も変わりません。
創作をすることで癒されて「今なら親もわかってくれるかも!」なんて期待を抱くのは愚の骨頂。バッドエンド一直線です。

ですが、「現実は現実。これは自分のために作るんだ」という目的で創作をするなら、しまださんのような手法は有用でしょう。笑いにすら昇華できます。

セラピーの一種には「出さない手紙を書く」というものがあります。
これも創作による癒しの一種といえましょう。

セラピーの手法として、「出さない手紙を書く」というものがあります。
例えば、父親に対してトラウマのある人が、「傷つけられて辛かった」と父親に出さない手紙を書きます。実際に出すわけではないので、安心して気持ちを吐き出していいのです。

そして、次に「お父さんからの返事」を書きます。自分で。
ここで「ええー!?書けないよー!あの人何考えてるか全くわからないもの!」ってなりがちなんですけど、書いてみると、意外とかけるんですよ。父親視点で。そして、気づけるんです。「そうか、そういうことだったんだ!お父さんはこういう気持ちだったのかも!」と。

その気付きが本当かどうかなんてどうでもいいんです。相手に確認して裏を取る必要もない。ジャーナリズムや訴訟じゃないんですから。
大切なのは、事実かどうかではない。それで癒しが起こるということが、大事なんです。

ジョン・グレイの本でだからあなたは今でもひとりという、これまたケンカ売ってるとしか思えないひどいタイトルの本があります。
だけど、この本の中に書いてある、過去の失恋の傷を癒すための手紙によるセラピーは秀逸です。失恋相手を親に置き換えればインナーチャイルドケアにも使えます。どこが特に優れているかというと、初心者でもとっつきやすいように誘導してくれる(何をどういう風に書けばいいか細かく指定してくれる)ところです。
気になる方はタイトルに負けず、ぜひぜひ手に取ってみてください。ほんとこれ、タイトル酷いわー。内容いいのに。

この手法でも、現実に相手がどう思っていたかより、その時に自分が感じたことを表現していくことが大切になります。そして現実で答えあわせをしない。自分の中で生まれた感覚を大切にそっと取っておく。ここで現実の相手に気持ちをぶつけたら(案の定)粉々に壊されます。

癒しが大事なら、現実を素材とした料理を作るのです。料理は素材を加工したり(煮たり焼いたり)、調味料を付け加えて味付けしたりします。100%リアルではありません。
だけど、それでいいのです。そしてその料理を食べるのは、自分だけ。基本、当事者(親など)にシェアする必要はない。(自助グループやグループカウンセリングなどの場ではもちろんシェアしてOKです)

親になった人はお断り!!!

うちのセッションは「親になった人お断り」です。
その理由はこちらにも書きました。

母たるもの、スピリチュアルに魅せられてはならぬ
当サロンは「子のいない人」のためにあります。私は、子のいない人のために存在しています。「子どもを産んだ方はお断り」とご挨拶 / プロフィールに書いてあります。なぜなら、子を成した人がスピリチュアルにはまると、まずい方向に行きやすい...

母親が宗教にハマると子どもは理不尽にふりまわされる。これは上で紹介したママの推しは教祖様でも同じです。

ヒンドゥー教では人生を4つに分けて考えます。
学生期:師の元で学ぶ時期
家住期:家庭を築く時期←スピより現実重視。聖より俗
林住期:隠棲して修行する時期←スピリチュアル大事
遊行期:自由に遊行する時期←聖も俗もすでに同じレベルで馴染める

家族を作って、家族のために生きることを選んだ人は、今の社会では実質林住期や遊行期がなかったりします。子供を作ったような人は、スピリチュアルにどっぷりはまるのは宜しくない。やはり、現実(目に見える世界)に適応してシッカリ生きていかねばならない。それが子を作るという選択です。

2017/08/26発行のメルマガにこう書いた通りです。

家庭を築いていくのに一番大切なのは、現実適応能力です。
目に見えない存在からのメッセージじゃ、ダメなんです。
リアルでのコミュニケーション能力で対処せねば。

ガイドがなんて言ってるかより、夫が何を思うか、子が何をしてるかをしっかり見極めて行動することのほうが断然大切なんです。
目に見えない存在のいうことより目に見える、目の前にいる存在を何よりもリアルにつかまえることこそがミッションになります。

そういう道(家庭)に入った人には、現実的な能力や行動が一番大切なんですよ。
スピリチュアルは、かえって邪魔になりかねん。
ひどい人だと、夫に否定されるからって子どもを味方に付けようとしてスピリチュアルで洗脳しようとするんです。

以前はリンデンバウムでも、お子さんのいる方のセッションをお受けしていました。
ですが、「子供を作った人がスピリチュアルにはまるのは有害なのかもしれない」という思いを確信に変える出来事が、ある時ありました。

アラフォー・シングルマザーのMさんは、私のセッションを気に入ってくださり、ありがたいことに何度かご縁をいただくことになりました。
一人で子育てをしていく心細さゆえ、スピリチュアルなメッセージが心の支えになったのかもしれません。そこまでは良かったんです。

しかし、何度かセッションを受けた後、彼女はこう言い出しました。

先生ッ!今度ぜひうちの息子を見てください!!連れてきますから!!

Mさんの息子さんは、中学2年生。
スピリチュアルに興味のある中学生男子。希少種ですね。

Nozomi
Nozomi

えっ、それはちょっとどうかと……。そんな思春期の男の子が占いとかスピリチュアルに関わりたくないでしょう

大丈夫です!ウチの息子は本当に真っ直ぐないい子なので、先生の言うことも聞きます!

Nozomi
Nozomi

いえ、そういうことではなく、そういうお年頃の男子にああしろこうしろと干渉しすぎるとよくないと思いますよ。大体スピとか興味ないと思うんですよ

そんなことないです!ウチの息子は他の子とは違って本当にいい子なんです!私が先生の言葉を信じろって言ったら信じます!

Nozomi
Nozomi

えっ、いや、だから、そうじゃなくて……。あの、思春期って横のつながりが大切なんです。同年代の子と仲良くなって、そこから精神的に成長していく段階なんです。考えてみてください。親から言われてスピリチュアルセッションを受けたなんて友達に知れたら、息子さん、友達と仲良くできると思いますか?クラスで馴染めると思いますか?

大丈夫です!先生のセッションは素晴らしいのでそんなこと気にしないでください!息子は嫌がったとしてもわたしが説得します!!

アカン。
これでセッションなんかしたら、絶対にアカン。
わたしの心の中で、警鐘がガンガン鳴りました。

やっぱり、子どものいる人がスピにはまるのって良くないかも。
そう薄々思っていた気持ちが、より強固になりました。

わたしは、子ども、特に思春期男子がスピリチュアルドップリで生きるというのは基本好ましくないと思っています。かなり特殊な「そういう使命」で生まれて導かれてきた子以外は、同年代の男子でツルんでゲームやマンガの話やスポーツをしていた方が、よっぽど人間として豊かに成長できると考えています。

吉方を気にして神社にお参りするようなスピ好き中高生男子なんて、コミュ力の権化でもない限り仲間外れにされるのは目に見えています。尊重されません。いいとこイジられてパシリです。どっちにしろスクールカースト底辺が定位置になってしまう。あだ名は間違いなく「スピリチュアル」。

母親に従順(という時点で思春期男子としては問題)な優しい子ほど、母がスピ好きだったら合わせてくれます。仲間内よりも母親の意向を優先してしまいます。思春期の発達段階では好ましくないことです。

私はその片棒を担ぐようなことはしたくありません。
大人になってから興味を引かれたというならば問題ありません。でも、自己が確立されていない子どもの時点で親からの強烈な刷り込みがなされるのはトラウマになりかねません。

やはり、リンデンバウムのセッションはお子さんのいらっしゃる方はお断りいたします。
ご理解の程、何とぞお願い致します。

最後に

ここまで読んでくださった子持ちの方は、当サイトからそっと立ち去っていただけるものと存じます。ご理解いただき、誠にありがとうございます。

しかしながら、これほどまでに説明しても「わたしの守護霊はNozomiさんにセッションしてもらいなさいって言いましたから!わたし子供産んでますけど、セッション受けてくれますよね!!」「でも、ウチの子は違うんです!私はVERY妻じゃないしスピリチュアルだからNozomiさんと仲良くなれます!!ほら!このメッセージ、私に対するシンクロでしょう!!」的圧の強いメッセージをよこしてくる方がいらっしゃいます。

なので、重ねて強調しておきます。
親になった人は一律でお断りです。
あなたは素敵な人なのでしょう。けれども、お断りいたします。子をなした人と、縁はありません。

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