魂の道を行けないのは、心の殺人である。

人生:スピリチュアルブログ


さあ、よいこのおともだちのみんな、リンデンバウムクイズ!はっじまっるよ~!
(テッテレー)第一問!
超絶有能イケメンがいます。
ある集団では残念ながらリンチ(私的制裁)が大流行!
さて、彼は集団の中でリンチする方でしょうか、される方でしょうか。

回答がそろいましたね?
正解は山本七平さんに聞いてみましょう!

私の体験では、社会の底辺にいた人は、軍隊に来てもやはり軍隊の底辺にいた。私的制裁の主役は、そういう誰からも相手にされない万年タン助ではなく、優秀な兵隊、いわゆる一選抜の上等兵、すなわち先任上等兵だったのである。第一、軍隊の底辺にいた人々は、初年兵の前に立って、一応論理的な筋道の通っている説教をし、総括を命じ、かつ制裁を加えるなどという能力は無かったのである。

(中略)朝に晩に私的制裁を加えた定評づきの(中略)三人は三人とも軍隊内の超エリートであった。前の二人は「砲撃手」、U見習士官は幹候はじまって以来の成績という人で、後に夜戦の経験なく豊橋の予備士官学校教官に豊橋の予備士官学校教官に転出したという秀才であった。(この人が今では大学教授だそうだが、その私的制裁ぶりは実にひどかったらしく、この章が「諸君!」に掲載されたとき、なぜ本名を書いて筆誅を加えないのかといった手紙が、実にたくさん来たのに驚いた)また、砲撃手といっても今ではわからないであろうが、これは砲兵隊から皇居に差し出す衛兵の要員のことである。
(中略)砲撃手には名実ともに最も優秀な兵士が選ばれ、文字通り兵隊のエリートであった。守則を完全に暗記し、かつ臨機応変の処置ができ、高官の出入、諸外国の使節の送迎、すべてにおいて失態は許されない職務であるから、今でいえば最も知能指数の高い兵士ということになろう。

さらに一種の儀仗兵でもあるから、容姿端麗でなければならなかった。背が高く、姿勢が良く、見劣りがせず、動作が機敏で、一転非の打ち所の無い兵士が選ばれた。
特にT兵長などは水のしたたるような美男子で、日曜日に面会所に現れると、あらゆる女性がその方を向くという評判だった。
(中略)遠くからこれを眺めると、まるで絵にある兵隊のようで、日本兵もこんなに美しいものかと思わず見直すほどであった。
この最優秀の兵士、おそらくいずれの社会でも絶対に底辺にはおらず、どこにいてもその社会でエリートになったと思われるこの二人が、文字通り「残虐そのもの」であった。

私の中の日本軍 (上) ロッド空港事件と内務班 P32

残虐なのは田舎のブサイク男ではなくイケメンエリートだった。
これを見てどう思ったでしょうか。少数派の高学歴の人間を妬んで低学歴の人間がいじめを行っていた(教育のない下士官や上等兵が、大学出を嗜虐的にいじめた(P31))と一般には言われていたそうですが、山本氏の実体験では逆だったのです。

これって、今のグローバル社会に似ていると思いませんか。
1%が99%を蹂躙する社会に。

「1%」エリートの闇(病み)

わたしはこの文を読んだ時に「なるほど、山本氏の体験はそうだったのか。でもそれが一般論とは言えないよな」とも思いました。実際、氏も「私的制裁はあくまでも『私的』だから、そう簡単に類型化することもできないと思うが」と述べています。(P31)
美人やイケメンほどちやほやされてまっすぐに育つので性格が良いとする考え方もあります。
【参考】「美人ほど性格も頭も良い」を科学的実験と調査で実証した本│NEWSポストセブン
【参考】「美人は性格が悪い」という話は本当か | プレジデントオンライン

なので、わたしは周りの男性に聞いてみたのです。
「ある組織でリンチが流行っているとします。そこに超有能なイケメンがいたとして、そのイケメンはリンチをする方に回るでしょうか、される方に回るでしょうか」
「する方(即答)」
「えっ!?なんでわかんの!?」
「だって、もうそれ完璧見下しとるやろ。周りの人間なんてゴミだと思っとるわ。自分とは違う生き物だと思って簡単にボコボコにできるやろ」
「でもイケメンだからって攻撃的とは限らないじゃん」
「んー。だけどそれエリートやろ?有能なんやろ?」
「うん」
「だったら、ボコるなとしか思えんわ。経験的に、そういうの実際見てきてるし」
「ええーっ!?でっ、でもさあ、そのイケメンは『アイツはリンチなんかしやがって群れなきゃ何もできない、タイマンも張れねえ(1対1のケンカもできない)情けない奴だ』とか陰口叩かれないの?軽蔑されないの?」
「友達同士でならそれは成り立つやろね。でも、それ組織の話でしょ。組織なら完璧もうボコボコでアウトですわ」
「そ、組織……」
「そ。組織」

もう即答されちゃうんですよ。イケメン有罪なんですよ。
でもって、女視点だとそれは見えてこない。なぜなら、女はそういうイケメンに対して「キャアー!○○様ぁ~!ステキ~♥」で終わるから。女の前ではボコらないから。彼が女で殴るのは妻だけだから(←結論)

でもね、私はここで「エリートって闇深い!エリート男って本当に最低よね!!」と斬って捨てることができないのです。
なぜなら、私も「暴力的な優等生」だったから。

私は幼いころからかなり粗暴な性格で、「腕力が強い+痛みに強い」コンボでケンカに強く、男の子でも殴って泣かせていました。ついでに足も速かったので、相手が逃げても追いかけて追いついてボコボコに殴れました。
小学校の時クラスメートの母親から「うちの子(男)をいじめないでほしい」とクレームを入れられました。その男子とケンカをしたことはなく、いじめてるつもりなんかないのに、相手からは「睨まれた」と思われていたようです。それくらい恐怖のメスゴリラだったのです。ウガーッ!

その暴力性は妹相手にもいかんなく発揮され、DVと呼ぶにふさわしい暴力を私は妹にふるい続けました。
「お前なんか底辺なんだ!ゴミなんだよ!クズなんだよ!わかったか!!」

ああ、なんたる凶暴さ。
日本軍のリンチしまくるエリートイケメンと同じじゃないですか。

だけど「周りの人間なんてゴミだと思っとるわ。自分とは違う生き物だと思って簡単にボコボコにできる」のではなかったのです。
わたしは、あまりにも生きるのが虚しくて、自分がゴミに思えて、それをより弱い対象にぶつけていただけだったのです。実に卑怯者ですね。
DV被害者は加害者の言ってることを言葉通りに受け取ってはいけないというのは正しいです。相手が言っている言葉は、殴ってる相手に言ってるんじゃない。自分自身に言ってるのです。まともに受け取るだけ無駄。

なんで自分をゴミだと思ってたか?
それは、親に支配され自分の道を行けないストレスからです。
「なんか違う、こんなの自分の人生じゃない!こんな生き方してる人間なんかゴミだ!」
受験戦争を勝ち抜いて高学歴エリートになったって、全然ダメなんです。そんなの私の進むべき道じゃなかった。私が進むべき道は、学歴なんか全然必要ねえ電波人間(心は宇宙と一つ★)だったのだから。

そう。
宇宙の心は彼だったんですねー!!!(唐突)

だから、わたしは実は安倍晋三氏のあの「やる気のない空虚で意味不明な行動」も理解できるんです。ついでに言うと安倍昭恵氏のも。
安倍三代

安倍三代を読んでいて、私は今まで欠けていた視点に気づきました。
「そうか、安倍晋三って、お坊ちゃんなんだ!」と。

そこに気づいて、ものすごく腑に落ちたのです。彼の言動不一致な行為の意味が分かったのです。安倍総理は、もうなんでもどうでもよいのです。権力者(米帝様)から言われたことをハイハイ聞いているだけの無気力マリオネットなのです。

「お育ちの良い坊ちゃん嬢ちゃんの無気力さ」これは自分が痛いほど味わってきた感情でした。
教育熱心な親にレールを敷かれ、その上を従順に歩いてさえいれば「人生は上手くいく」。苦労もしない。
その通りなんです。親の言いつけを守っていれば、苦労しない安定したコースに進めるんです。ただ、「自分の人生ってこれじゃない」と内なる声がささやく違和感と苦しさがあるだけで。

社会的に優遇される位置に行くと、本当に優遇されるんです。(語彙力)
なんか、なんも頑張ってないのに、色んなものが付いてくるんです。

例えばリゾートに行ったら社員証見せただけで全部30%OFFになってスポーツジム使い放題になってレストラン10%OFFになったりするんです。ルートを通せば車が安く買えたり、家買うときにどうやれば税金安くなるかのノウハウなんかもバッチリなんです。だって周りがそういうのみんな当たり前に知ってるから。

ほんと、色々勝手についてくるんです。
なんも努力してないのに。
努力すれば実るって、何?

「そんな人生最高じゃないか!」って思います?
全然最高でも何でもないですよ。だって、魂の道はいけないんだもの。
ずっとずっと、前にあるレールを前に進むしかないんだもの。自分らしくあれないレールを。

ホント、無気力になりますよ。
人生なんかどうでもいいし自分なんかダメ人間だし酒でも飲んでまあ適当にやってくれやって感じですよ。他人事。自分の命なのに。

だって、自分なんてロボットなんだもん。
敷かれたレールを進むだけの簡単なお仕事です。
心なんか、意味ないんです。感情なんて、あるだけ邪魔。

敷かれたレールを無気力に歩く裕福な家の子どもって、こういう気分なんですよ。最悪ですよ。ほんとクソ。クラスメートも妹もボコボコに殴り倒したくなるくらいクソ。日本軍のイケメンエリートも安倍晋三も破壊的なことやりたくなるのがわかりますわ。本当に人生は虚しいよ。

僕は、家を忘れなければならない。父の血に反抗しなければならない。母の優しさを、拒否しなければならない。姉に冷たくしなければならない。

――ってなるんだよ!
自分の道を行けてないと、そうなるんだよ!!!

なので、初年兵をボコりまくるイケメンエリートにも日本を壊しまくる安倍晋三にも、「ああ、なんか気持ちわかる」と思ってしまうのです。
「子どもをお受験でエリートにすれば幸せ!」この親のエゴほど恐ろしいものはないですよ。
「エリートと結婚すれば勝ち組」とかいってる女もまじ怖い。まあうちの母のことなんですけどね。

魂の道を行けないというのは、それほど心を殺す行為なのです。

↑この本、読んでてまじで震えます。「えっ、日本軍ヒドイ、野蛮!」とかじゃなくって、「私たちはまさに日本軍の血を継いだ子孫なのだ。この人たちのやり方を、わたしたちの社会は脈々と受け継いでいるのだ」ということがありありとわかるからです。今の社会に通底していることが、多過ぎる。
まさに、今は「戦前」です。色んな意味で。

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