笑顔はコミュ力的防衛スキルである

人間関係:スピリチュアルブログ

私は今まで「常に笑顔でニコニコしていたらあなたは大切にされない。むしろボロ雑巾のように扱われますよ!」と警告してきました。

笑顔の落とし穴
「笑顔が素敵な人」って、いいですよね。 見ていて気持ちがいいですよね。 素敵な笑顔は人の心を癒し、愛を与えてくれます。 スピリチュアルなことが好きな人は、とても心の優しい人が多いです。 できるだけ、人に愛を与えたいと...
笑顔のあなたがネチネチ説教されるカラクリ
他の人はそれほど怒られないのに、ある人だけ小さなことでもネチネチネチネチ説教されてしまうことがあります。 悪気はないのに、嫌われてしまう人がいます。 そういう人は、大抵いつも笑顔です。 人から攻撃されるのが怖くて、四六時中あいそ笑...

この記事では「四六時中笑顔をやめることができた方」に向け、一歩進んで、「戦略的に笑顔を使っていくこと」についてお伝えいたします。

さて、マンガワン(裏サンデー)で連載中の或るアホウの一生には、こんなシーンが出てきます。


【画像】或るアホウの一生 4巻 第二十二話「フライングチキン」

ああー
分かりみ深い!!
深すぎる!!!!

笑顔ってのは防衛なんですよ!
いやな相手にこそニコニコ笑うもんなんですよ!

私だって笑顔でニコニコしてたら「ヒッ」って怖れられますよ!
昔のお勤め時だってニコニコしてたら「うわあ、魔王様(あだ名)が笑ってる……」と怖がられましたよ。

マンガ内では、この少年が「笑顔」を使ってコミュ力満載でスター棋士になっていく様子が描かれています。嫌いな人にこそ笑いかける。笑顔こそが嫌悪の表れなんです。

でも阿呆な人はわからんのです。
「笑顔」こそがキラキラハッピーの素☆とか思っとるんです。
マンガ内のお母さんが言うように「嫌いな人相手にこそ笑う」ものなのに。

心を分かち合える相手にコミュ力はいらない

ある日、コミュ障の若い女の子と話していて、私は超イライラしました。
その子は全く「人に合わせる」ということをせず、自分のペースでひたすらペラペラしゃべるからです。こっちが引いていてもおかまいなし。こっちから「それはどういう意味?」と聞いても質問には答えず、ずうっと自分のしゃべりたいことをしゃべり倒す。最悪ですね!

なので、気づかいのできないコミュ障大嫌い!な私はブチ切れました。
「あなた、自分の言いたいことばっかペラペラペラペラしゃべってるから、こっちは引いてるんですけど。あと、質問に答えてほしいです」
この言葉に返ってきたのはこの答え。
「えっ!?引かれたって自分のことをさらけ出さないと、本当の関係が作れないじゃないですか!上っ面の関係なんか作ったって意味がないですよね!」
お、おう……………
「で、あなた、それで『本当の関係』なんて作れてるんですか。友達いるんですか」
「……いや、いないです」
「でしょうね。自分のペースで一方的にしゃべるような人と友達になりたくないわ。で、仕事が続かない?人間関係上手くいかない?当たり前の当然の当然ですよね。職場で大切なのは『そつなく付き合うこと』なんだから。誰彼構わずガチで心分かち合おうとなんてしちゃ相手も迷惑でしょう」
「えっ、でも、仕事仲間って家族と同じなんですよね!?」
「従業員を奴隷として都合よく使おうとする経営者のキレイゴト真に受けちゃだめです。とにかく、あなたは『一方的にさらけ出して嫌われること』がうますぎる。もっと距離をとってください。近すぎます」

その子は「心を開いてありのままの自分をさらけ出せば、家族のような絆が作れる☆」と思い込んでいたんですね。恐ろしい勘違いですね。

一人交換日記 2 (ビッグコミックススペシャル)

永田カビさんの一人交換日記 2は、精神を病んでいる人がどれほど恐ろしい世界を生きているのかを赤裸々に描いた一冊です。
一部の心を病んでいる人は、彼女の作品に対して「そうそう!私もこうです!この作品を読んで私の気持ちを理解してほしい!!」という共感を抱くようです。

ホラーですね。
いえ、カビさんの表現力は確かに鋭いので、病む状態がどんなものかわかりますよ。精神病の人の心の状態が本当にリアルに伝わってきますよ。
でも、理解した結果私が思うのは「うわあメンヘラ怖い。絶対近づかないようにしよう」であって、触らぬリストカッターに祟り無し!という人生訓を補強するだけなんですよね。大変残念なことに。コミュ力低すぎる。

大体ね、なんでコミュ力が必要なのかって、
合わない人となんとか調整して共同作業していくため
なんですよ。

「本当に心が分かち合えて深く付き合える人」相手に、コミュ力なんぞ要らんのですよ。(もちろん思いやりや気遣いは必要ですよ!!)
だって、魂で響き合える相手とは、究極言葉もいらんですもん。一緒の空間をただ分かち合っているだけで良かったりしますもん。コミュニケーションなんてとらなくてもエネルギーの交換だけで満たされる。要するに、相手が存在してくれているだけでOKだったりする。コミュ力など不要。

コミュニケーション能力が必要なのは「相性の悪い相手」や「上っ面のみで付き合う必要のある(社交)相手」に対してなんですよ。「コミュ力上がれば心が分かち合える相手と出会える」と思っているのがなんか勘違いしておる。コミュ力上げたら上手くいくのは上っ面の付き合いであって、深い付き合いではないゾイ。


【画像】「ナンパ教室に通う男」まとめ – ねほりんぱほりん
ナンパ師はそこで勘違いして「ナンパ上手くなれば本当の相手と出会える」とか考えるから闇を見るんだよな。セックスできても心の奥は埋まらないっていう。

じゃ、「コミュ力が要らんのか」というと、もちろん大切なわけです。
なぜかというと、この世の99.9%の人は「自分とは合わない人」だからです。合わない人がダメな人なんじゃない。そっちのほうが当たり前で大多数。心を開いたって分かりあえない人と適切な距離をとって、どうにかこうにか折りあっていくのが社会生活なわけです。

そこで自分を傷つけないために「笑顔」を効果的に駆使する。だから、コミュ力において笑顔は防衛力なのです。「嫌いな人にほど笑顔を見せる」というのは実に有効なる戦略なのです。国で例えるならコミュ力とは外交力に他ならないのです。
「いつも笑顔」の人がパシリ扱いされちゃうのは、四六時中パワーを駆使していると価値がなくなるからです。笑顔がレアじゃなくてコモンになっちゃう。ずーっと「ミサイル撃つぞ」って言ってたら脅しが効かなくなる。オオカミ少年と同じ。

いつも笑ってちゃイカン!(そして全く笑わないのもイカン)

そもそも「心を本当に分かち合える人」なんて、1人か2人しかいません。
1万人に会って1人見つかればラッキーくらいなもんです。
後の人にはコミュ力を使って、お互いにできるだけバッファを持って接する必要があります。無用な争いやトラブルを避けるためです。

そしてそれは、相手に対する思いやりという意味あいだけではなく、神性を土足で踏みにじられないためでもあります。
大抵の人には悪気がないものですが、せっかくのスピリチュアルな目覚めを鈍感な人に台無しにされてしまうことがあります。そうされないために、コミュ力が必要なのです。

笑顔で「どうでもいい世間話」だけして、自分の領域には踏み込ませない。「上手くかわす」のです。もちろんSNSでも同様です。プライベートを軽率に投稿してはいけません。
https://www.lindenbaum-jp.com/spiritual/12891

内容の無い世間話って、本当にバッファとして重要!下らない雑談スキルこそが自分を守ると心得よ!芸能人のゴシップは誰の気分も害さない安全安心な話題だよ!芸能人はありがたい叩き台です!(今日日の芸能人って叩かれてナンボなので、本当に大変ですわ…)


【画像】或るアホウの一生4巻
だから、嫌いな人にほど笑顔を向ける行為は意義あるものです。
できるだけ多くの人と共存していくために。不要な争いを起こさぬために。自分が気に食わない人の存在すらも、ありのまま受け入れるために。

↑この「或るアホウ」って高以良のことかと思ってたんですけれども、紫紅のことも指しているのかなと最近思いました。いやーこのマンガは実に面白い!

ありのままの自分を、わかってもらお
ありのままの自分の感覚を他者と分かち合いたい(外に向かって表現したい)と思うなら、「相手にとってわかりやすい言葉」に翻訳してください。「自分語」で話さないでください。頭に思い浮かんだことをそのまま並べては、相手には伝わらないのです。
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