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2018-07-21

「自分とつながれない」という孤独感

今日も飽きもせず男性性と女性性フィーバーの話です。わたしがどんなふうにフィーバーしてきたかは男性性と女性性タグの記事をご覧ください。

わたしは、ある日ふと孤独感を抱いている自分に気がつきました。
心が「さびしい」と思っているのです。

私にとっては、ものすごく特殊な現象です。
なぜなら、わたしは「一人大好き人間」あって、一人楽しすぎるぜ~体質だからです。典型的な誕生数7。

「ひとりでいる」という幸せ

「えっ?どうしたの?さびしいの?どういうこと??」
と驚いて、自分の内側にもぐっていくと、そこには孤独を抱えた男性性がいました。

「どうしたの?」
「満たされない。虚しいんだ。淋しい」
「ひとりでいるのが嫌で、女性性に会いたいってこと?」
「うーん。今の状態の自分だと、会ったらまずいと思う。彼女を消耗させてしまうと思う」
「確かに女性性はあなたみたいにエネルギッシュじゃないから、あなたのエネルギーをガチでぶつけられたら消耗しちゃうわね。でも、30分だったらどう?30分なら相手も疲れないと思うわよ」
「30分いたら、もっと一緒にいたくなるよ。別れが辛くなって、離れたくなくなる」
「うえ~。それって塩水を飲めば飲むほど喉が渇くってのと同じだわ。なんかマズイ状態ね。ちょっと依存入ってるかも」
「うん。そしてね、彼女に会ったところで『もっともっと、もっともっと、俺を満たせ』ってなるだけで、ダメなんだよ。状況は悪くなる。女やSEXはその場しのぎにはなっても、根本的な解決にはならない」
「ははぁ~。なるほど、わかってきたぞ~」
「何を」
「あなた、自分の内側とつながれてないから、そんなに寂しいのよ」
「内側?」
「うん。例えば、『今あなたの心は何を感じてる?』って質問に答えられる?」
「何を……。うーん。特に何も」
「でっしょ。あなたは自分の内側が消耗してバラバラになってしまっていることが見えないのよ」
「俺は消耗してバラバラなのか?」
「そう。だからモヤモヤして虚しくてむしゃくしゃするの。なんか自分らしくなれないって思うの」
「そうかな?別にそういうのは重要じゃないと思うんだけど」
「(で、で、出たー男性性の屁理屈こね、出たー!)わかった。じゃああなたの好きなビジネス的な例えをするわ。スティーブ・ジョブズはカリスマ。それはあなたも認めるところでしょう」
「ああ、ジョブズはスゴイね」
「そのジョブズはいつも『内なる声を聞け』と言っていた。その内なる声が聞けていない状態が、今のあなたなのよ」
「ふーん、そういう場合もあるのか」
「まあ、だまされたと思って、自分が何をしたいのか、心は何を感じているのか、ちょっと内側に向かってみなよ。外側の世界を探求しすぎると、エネルギーは枯渇してしまうから」
「確かに今疲れてる。やる気はわいてこないな」
「内側からくみ上げればいいのよ。ジョブズはハッキリ言って人間的にクズだし性格も最悪。だけど人を魅了し続けたのは、彼が内側とつながっていたからよ。良いにしろ悪いにしろ、内側とつながっている人には、そういうパワーが備わるの」
「ふーん、内側を感じる、か……あんまりそういうのは好きじゃないな」
「うん。だよね。そうだと思う。でも、今のあなたに必要なのは大海原にこぎ出すことではなく、自分の内面を整理することよ。足元を固めるのは大切な戦略よ」
「まあ今自分がキツイのは確かにその通りだ。わかった、じゃあ騙されたと思って『感じて』みようじゃないか」
「誤解しないでほしいのだけれど、答えはあなたが見つけ出すのよ。『指図されて教えてもらった』のではないわ。あなたが自分の意志で見つけ出そうとしてこそ、つかみとれるのよ」
「うん、わかってる。自分のためにやりたくてやるんだ」

そうして、男性性が自分の感覚とよりそうようになると、孤独感は消えていったのです。

これがリアルにどう反映されるのか

あなたの内の男と女 -愛と自由を手に入れる魔法-

内なる男性性と女性性は、自分の外側の人間関係に反映されると、あなたの内の男と女の著者、サガプリヤ・デロングはいいます。

この男性性の孤独を見て、わたしがハッと気がついたのは、この経験でした。

「仕事終わった」
「うわーこんな時間まで残業お疲れ様ー」
「ああ、ちょっと疲れたわ」
「じゃあ、うちにご飯だけでも食べにくる?残り物で良ければあるよ」
「まじかっ!?行く行く!」
「えと、今あるのはね~、ポトフでしょ~、あとかぼちゃのニョッキのあまりもあるな」
「うわー!腹減ってきた!」
「んっふっふ~ピアシェーメシだよ~ん♪ お肉は無いから食べたかったら買って来てね」
「じゃあ赤ワインも買ってくな。ゴルゴンゾーラチーズも!」
「オッケー!チーズでソース作ってニョッキにかけてもいいね」
「おう、すぐ行くから待ってて!」

(Wolfgang Puck Grille) Ricotta Gnocchi (2)
こんなかんじで、まあ、和気あいあいと夜遅い食事をし、時計を見るともう12時近くでした。

「わっ!もうこんな時間!遅いからもう帰って」
「は?」
「え?帰って? 私もう寝るし」
「は?」
「いや、だから帰って」
「いや意味がわからない」

そういって彼は、ベッドに寝転がってうずくまってしまったのです。
何をやっても動きません。大男を動かす腕力もさすがにありません。筋肉好きがこういうところで仇に……(筋肉は重い)

「帰ってよ、もー!!」

怒っても、フニャフニャ甘えったれたことを言ったり私をベッドに引き込もうとするばかりで、彼は全然動こうとしません。

私は彼のこの行動に、傷つきました。
私は一人の時間がすごく大切で、一人でいられる時間がないと窒息してしまう質です。前にも「一人楽しすぎるぜー体質」と書いた通りです。

私が一人の時間を求めているのに、彼がそれに応えてくれなかったのが、すごく悲しかったのです。私にスペースを与えてくれない彼を前に、心を踏みにじられた惨めな気持ちでした。
一人の時間を必要とするのは、私の性質であって、相手に魅力が無いということではないのです。「相手が魅力的であればあるほど、もっともっと一緒にいたい!」とは思わないのです。いくら魅力を感じる相手といても、一人の時間は絶対必要。それが私です。


ごめんな穂乃果。俺は一人でいたいんだよ。高校の友達には「秘密主義」と言われ、職場の先輩にも「なんでそんなに心を閉ざすの!?」って膝詰められたけど、これが通常営業なんだよ……。誕生数7なんだよ…一人の時間を大切にすることで、心のバランスが取れるタイプなんだよ~。
だから一人にしてくれる人には超感謝!!私を一人にしてくれてありがとう!!私にとって愛がある人というのは、適切に距離を保ってくれるあなたです!!!(大感謝)

で、その後しょうがなく彼を家に泊めたわけです。
彼はいつまでもいつまでも「どうせ俺に帰れっていうんだろ」「本当は帰ってほしいんだろ」とグチグチグチグチブツブツブツ言い続けました。セックスもしたがりましたが、私はいいかげんブチ切れて

「うるっせえ!さっさと寝ろ!!!」
と布団を一発ボフッと全力で殴りました。
それで彼は大人しくなりました。

このことが私の内面のどんな反映であるのか。
一番わかりやすいのは、これ。
「30分いたら、もっと一緒にいたくなるよ。別れが辛くなって、離れたくなくなる。彼女に会ったところで『もっともっと、もっともっと、俺を満たせ』ってなるだけで、ダメなんだよ。状況は悪くなる」
内面の男性性のこの状態を、外側の男性にストレートに見せられました。帰ってくれない(涙)

彼は消耗していました。私が彼とセックスをしたくなかったのは、彼が私をいたわれる(余裕のある)状態ではないことをわかっていたからです。「その場しのぎ」の消耗品のように扱われるセックスなどしたくありません。セックスでは問題解決にはならないのです。

誰かを消耗品のように扱う人は、自分も消耗している人です。疲れ切っている人が相手に思いやりを示すことは、なかなか難しいです。
すなわち、私の男性性は自分で意識できないうちに消耗していたのです。

これは男性性にありがちな問題です。
男性性は外の世界(現実)を冒険すること、パワーを拡大したがることこそが本質です。それと同時に、自らの内で何が起こっているかに対してはとんと無頓着です。
例えば、病気が相当進んで手遅れになった時点じゃないと気付けなかったりします。社会問題や国際情勢(外側のこと)には敏感なのに、奥さんや子どもの気持ち(内側のこと)にはビックリするくらい鈍感だったりします。鈍感だから「ウチは夫婦円満です!なっ!」とか平気で無神経なこと言っちゃって余計に嫌われる。だんなデスノートは今日も盛況です。

男性性が無限に「自己を拡大しよう」とすると、そこに待っているのは破滅です。
何らかの時点で、バランスをとらねばならないのです。内側に回帰せねばならないのです。

しばらくすると、自分がどんなに消耗しているかに気がつくようになります。そうなれば、私は彼に「バカンス」、休暇をとるように勧めます。これは生存のために闘わねばならないといつも信じている人には本当にショックです。彼は歓びをもたらす仕事というものを想像できないのです。なぜなら自分の中にそうした仕事の源泉を見つけていないからです。この自分の内面とのつながりが起こるためには、彼は数カ月の休暇とリラクゼーションを必要とします。

わたしは彼と食事をするのは楽しかったのですが、その後は一人になりたいと感じていました。それは実に正しい感覚です。
わたしがすべきことは、自分の思い通りに動かない(帰ってくれない)彼をどうにかしようと悩むことではなく、自分の内側の男性性の消耗に気づくことだったのですから!

もちろん、現実的には目の前(外側)の相手とのやりとりを、どうにかこうにかやり過ごす必要があります。しかし、根本的にこのパターンを解決したいのならば一人の時間をとって、内なる男性性に会いに行く必要がある。そして彼とワークする。それが私に必要なことだったのです。

彼の教師になろうとしてはいけないと私は彼女に忠告しました。「女性は男性に男らしさを教えることはできません。そんなことできるわけがないんです! あなたは自分のやるべきこと、自分を幸せにすることをやればいいんです」

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