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2018-06-30

異性の視点は面白い

あなたの内の男と女 -愛と自由を手に入れる魔法-

「どうしてまたこのパターン?にはまるワケでご紹介したサガプリヤ・デロングの「あなたの内の男と女」。
そこに載っていた自分の男性性と女性性に出会うワークが面白かったので、私も実際にやってみました。友達の手を借りて、お互いにセラピスト役とクライアント役をやりました。

どんなワークかおおまかに説明しますと、ゲシュタルト療法の「エンプティ・チェア」の手法を使います。椅子を4つ用意して「男性性の椅子」と「女性性の椅子」を設定します。その中間に、「観察者の椅子」を(プラス質問者の椅子も)置きます。

そして、質問者から投げかけられたことを、説明します。
「あなたの対である男性(女性)はどんな人ですか?」「相手に望むことは何ですか?」など。男性性の立場から女性性を説明するときには、男性性の椅子に座って女性性の椅子を見ながら話します。逆も同じ。観察者の椅子では、男性性と女性性の両方を客観的に眺めます。

アダルトチルドレンのワークなどで、ゲシュタルト療法をやったことのある人はピンと来ると思いますが、目の前にあるのはただの空白の椅子のはずなのに、本当に相手がいるような感じになるんですよ。そして、自分の中の男(女)がペラペラと話をはじめて「えっ、自分ってこんなこと考えてたのっ!?」ってビックリするんです。面白ーい!!

詳しいセラピーの手順や方法については、あなたの内の男と女 -愛と自由を手に入れる魔法-を読んでください。Amazonは在庫切れにちょくちょくなるみたいなんで、リアル書店のほうが手に入りやすいかもしれません。紀伊國屋書店とかhonto(ジュンク堂・丸善・文教堂)とか意外と在庫があったりします。楽天ブックスも在庫ありです。(2018/07/07現在)
英語OKならKindle版を手に入れるのが一番手っ取り早いかな。安いし。


セッションを終え、質問者役をやってくれた友達(女性)と感想を話しあいました。
そして
「男の視点って、本当に女のことわかってないよねっ!」
と盛り上がってしまいました(笑)

女性性に相手(男性性)のことを質問すると、わりとすらすら答えるんです。要するに、相手のことをよく観察しているし、細かいことまで見ている。
「この人はこういう人で、このようなときにこういうことをして、こういう傾向のある人ですね。特に――」みたいな感じで、相手の性質を理解しているんです。

だけど、逆に男性性に相手(女性性)のことを説明させると、こう。
「いやぁ、なんか、不思議な人というか、考えていることがよくわからないんですよね……」
具体的にどうわからないのかを説明してもらうと、こう。
「いやだって、わからないですよ。料理なんてして何が楽しいんですか?食うのは楽しいですよ。でも作るなんて面倒くさいじゃあないですか。植物を育てるのが楽しいってのもよくわからないですよ。野菜が欲しいなら買ったほうが早いでしょう。ビーズ細工を作って楽しいってのも全く訳が分からない。そんなもの作らなくても安く売ってるじゃないですか。せっかく俺が稼いでるんだから、金を使えばいいのに。
かといって、俺の好きなことは彼女は好きじゃない。体を動かしたら気持ちがいいから『一緒に走ろうぜ!』と言っても彼女はついてきたがらないし、釣りにも興味がない。彼女は家にいたいんですよ。外に出たくないんです。こっちから見るとつまんない小さなこと家の中でやってると、すごく幸せそうなんです。毎日毎日、同じことの繰り返しですよ? なぜ退屈しないのか全く理解できない。
だから、どうやったら彼女を喜ばせられるのかがわからないんですよ。俺が楽しいことは彼女には楽しくない。彼女が楽しいことは俺にはつまらない」

男性性の視点から女性性を見ると「なんかモワッとしてる」なんです。つかみどころがない。この感想は私も友達も共通していて、大変興味深い。私と友達の男性性や女性性の個性や関係性自体はもちろん違うんですよ。例えば私の女性性と男性性は、どっちも長男長女系というか兄姉属性で、友達のは互いに相手を「子どもっぽい」と思っている具合。なのに、やっぱり男は男で女は女なんです。

「あっ、これ、ジョン・グレイの本に書いてあったことまんまやー!」ってこと連発で、笑ってしまいました。

女が男にモテるのは簡単だけど、男が女にモテるってのは相当大変だっていうのも、よくわかります。要するに、女が男にあわせてコミュニケーションをとるより、男が女にあわせてコミュニケーションをとるほうが難度が高いということです。

ヨガ講師や看護師や保育士など、女性が多い環境で人間関係を上手くやっていける男性って、相当女性性の発達が著しいのだなと感心します。実に価値ある希少種。すばらしい~!
女性部下をまとめる男性上司って、本当に大変! 二次元ではバラ色のハーレムなんて、三次元のリアルじゃ大抵「あの勘違い男まじキモーイ何様?」で終わりますからね!

【画像】「提督ディストピア」いづみみなみ

まあ、リアルがどのような状況かは置いておくとしても、内面の男性性がいくら自分の対である女性性と関わりが上手くなかったとしても、やはり両者のエネルギー的な交流があったほうが色んなことが発展するし上手く巡ります。

私は観察者の椅子で両者の交わらなさっぷりを眺めていて
「いやあ、これ、なんか、食うかセックスするくらいしか、二人でやることないんじゃないっすか」
くらいに絶望的な気持ちにもなったんですけれども。そのくらい、男と女の断絶が深い。特に私の場合、男性性は武骨で本当に男らしいし、女性性は大地と共に流れてるのかお前はって感じで女らしいのでとっかかりが無い。共通の趣味とか、ない!お互いの世界は、重ならない!

ちなみに、ホロスコープでいうと私の火星(男性性)は獅子座で金星(女性性)はかに座です。ガチでゼウスとヘラ、男性性100%&女性性100%の組み合わせ。ルーラーは見事に太陽と月だお……。
※自分の男性性(火星)と女性性(金星)の星座を知りたい方はホロスコープを擬人化で説明しちゃうぞ☆を見てね~。

そういった水と油の性質のものを混ぜるには乳化剤が必要なわけで、この場合の乳化剤に何を使えばいいかという話になります。
私は、「課題設定をしてお互いに共同作業をさせる」という方法をとってみることにしました。仕事に関しては完全分業制、リンデンバウムの業務はほぼ100%男性性担当だったのを20~30%くらい女性性にも受け持ってもらうことにして、家での仕事(家事など)を男性性にもちょっとやってもらう。男性性に仕事とプライベートの比重を、もう少しプライベートよりに置いてもらう。

こんなふうに交流させてみます。
意識的に交わらせないと、ホント交わらないもんな~。

「異性の気持ちがわからない」という人は、自分の中の異性(男性性/女性性)と対話してみることから始めてはいかがでしょうか。二村ヒトシ氏もすべてはモテるためであるで「あなたの中の【女】の性格を理解しよう。」と提案しています。男が女にモテるには、まず自分の中の女と交流しろ、と。

自分の中に笑っちゃうくらい異質の異性が、本当に存在しているのです。
その異性からの視点を獲得すれば、異性の思考がわかるようになります。
自分の中に、陰があれば陽もあるのです。

そして更に興味深いのが、内なる男性性(女性性)が現実のパートナーにも反映されることです。内なる男性性(女性性)の姿を、外側の世界にも見つけることができるのです。
現実は、実に忠実に自分の内面の鏡なのです。

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