私はテレビの「心霊特集」を見るといつも鼻白みます。
「ケッ、うっそくせー!どこの世界の話だよ!」と。
ある状態の認知でいるとテレビでやっているような「そういう世界」と現実的につながるのかもしれませんが、私はまったくテレビみたいな心霊現象なんてあったことがないからです。目に見えないものを単純な恐怖の対象にして、一方的に悪者にする姿勢には怒りすら覚えます。
「ここには地縛霊がいるからよくない」なんていうのも「???」と思います。
そんなこと言ったら、人身事故があった駅を使う人は全員自殺しなきゃならなくなります。新小岩駅利用者は無事全員死亡です。
【参考】今年すでに自殺6件!投資敗者が最後に向かう「新小岩駅」、憂鬱の実態とJRの対策 | 現代ビジネス
確かに、地球上には磁場が人間にとって「生きにくい」場所というのは存在します。
だけど100年くらい人間が生きてこられた場所なんて、大抵はそこまで磁場は悪くないのです。死んだ人間が祟るなんて言うなら、東京大空襲で焼けまくって死にまくった墨田区や江東区の人は皆呪われています。多くの区民が、人の死んだ跡地=事故物件に住んでることになります。
【画像】1945年3月の東京(右に映っているのは隅田川)
あるゲイバーのママは、自殺のあった部屋(事故物件)に住んでいます。
「なんでそんなところにしたの!?」ときいたら「だって便利で広くて家賃格安なんて、メチャクチャいいじゃないの!」と。
そして別に心霊現象もなく呪われもせず元気にピンピンしておるわけです。祟りもない。

だけど同時に、そういうものに「引き寄せられてしまう」「引っ張られてしまう」人がいることも事実です。まあそういう人がテレビの心霊特集とか見て「あるある!」っていうんでしょうな。「わたし、なんか狐の霊がついてて~」的な。不思議系メンヘラかまってちゃんなんですかね?
私から言わせると、厳密に表現するなら「場所ではなく波動」なんですよ。
その人がもっているバイブレーションを、「どの層と波長を合わせていくか」ということなんです。
「そういう層」を波長を合わせやすい人は、自殺があった場所に行くと「引っ張られて」死にたくなる。だけど、「そういう層」に全然波長を合わせる気すらないような、前のゲイバーのママのような人は事故物件に住んでいてすらピンピンしている。女装してパーティやレインボープライド(パレード)に繰り出して日々シャイニーにキラキラ生きている。
「チャネリング」という言葉は「チャンネルを合わせる」という意味です。
昔のラジオや昭和のテレビみたいに、ツマミを動かして周波数を合わせることで、画像が見れたり音声が流れたりします。周波数帯を合わせないと、ただ「ザーザー」という意味のない音が聞こえるだけです。
すなわち、「引っ張られやすい」「悪い霊に憑かれやすい」という人は、自殺するような周波数帯に自分をチャネルするのが上手いのです。動物霊に憑かれるだなんて人も以下同文。
だから「動物霊がー」とか「地縛霊がー」とか「悪いものに憑かれやすくってー」とかテレビの心霊特集みたいなことをおっしゃる人にはこういいいたい。
「それが嫌なら違うところに周波数合わせなよ」と。NHKが嫌ならテレ東見ればいいじゃない、っていう。
チャネルの仕方は訓練すれば自己調整可能ですぞ。
変なモノに波長を合わせてしまう癖を矯正すればよろし。
自縛霊のいるようなところでも、チャネルしなければ見えないし影響も受けません。「君子危うきに近寄らず」わざわざそんな周波数帯に合わせようとする方が意味が分からん。だからテレビの「心霊特集」は意味が分からん。なんでそんな悪い方向に誘導すんのん?あっ……(察し)
逆に言うなら、パワースポットに行っても、「その土地のエネルギー」に上手くチャネルできない人は全然意味がないです。良いものだろうと悪いものだろうと、つながらないと受け取れないので。
自殺者がいるような土地で影響を受けないような人もいれば、パワースポットに行っても癒されない人もいるのです。
実は今ここで述べていることは、時間軸を飛び越える術 – ハトホルからのメッセージに書かれていることに通じます。
この翻訳記事は「クソみたいなカオスの中でも、慈愛に満ちて生きることはできるよ」という内容で、そうするにはどうしたらいいのかが書かれています。
肝心なのは「自分の波動を、どこに持っていくか」という話なのです。
場所や社会からどれだけの影響を受けるのかは、自分で決めることができるのです。
自殺の名所にフラッと引き寄せられて苦しくなるのも、事故物件に住んでいたって全然影響を受けないのも、どっちもアリ。
どっちを選びたいか、どういうものに影響を受けたいのか、って話なのです。
人はいらない問題を創る。私はあなた方に、理解してもらいたい。自分で創る問題以外に、生において問題など存在しないのだ。ただ、分かろうとしてごらん。何であれ、あなたにとっていい感じがするものは、いいものだ。だとしたら、その道を果てまで行きなさい。(3-3)
— OSHO「死について 41の答え」 (@oejbooks) 2018年6月21日
邪霊に憑依される人は、みずからそういう条件を内部でこしらえています。あくまでもその人個人の問題です。愛と奉仕の精神に燃えた人に高級霊が引き寄せられるのと原理は同じです。法則は良いことばかりに働くのではありません。問題はあなたがどういう心掛けでいるかに掛かっております。
— シルバーバーチbot (@Silverbirch_bot) 2018年8月5日