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2018-05-30

あなたを癒し救えるのは、あなただけである。

あるヒーラー志望の若い男性に
「自分もNozomiさんのように人を救いたいです!」
と言われました。

私はその言葉に白目をむきました。
「は?は?え?いや、私は人を救うことなんかできないよ。そんなことしてないよ」
「イヤイヤ何を言っているんですか、たくさんの人を救ってきたじゃないですか」
「いや、救ってなんてないし、私にそんな力はない」
「またまた謙遜してますね。10年間でたくさんのセッションもこなしているし、ブログのPVやメルマガ読者の数だってすごいんじゃないですか」
「いや、そういう問題じゃなくって、私は救ってなんかいないんだよ」
「何言ってるんですかー」

こんな感じでらちが明かずに、全然言葉の真意が伝わらなくて、すごく困りました。これだったら「お前のやってることなんてほとんど意味が無いんだよ!」って言われたほうがまだ「おう、まあな」って言えます。なしよりだけどありかもな、と。でも「人を救っている」というのは、本当になしよりのなしです。

癒しが起こるのは、準備が整った時なんです。
ヒーラーの力で癒しているのは1割くらいで、9割は本人のコンディションによる(ようするに準備ができているかどうかにかかっている)のです。

ロケットの発射に例えるなら、ヒーラーができるのは発射スイッチを「ぽちっとな」するだけなんです。そのロケットを開発設計して部品を集めて製造して基地に設置して燃料を充填して発射できる状態に整備しておくのは、本人なんです。ヒーラーにはできないのです。

お客様の声などでご紹介している方々に癒しが起きていたとしたら、それは9割方その人自身が毎日自分と向き合って内面を掘り下げたことによる成果なのです。
ヒーラーは、「ぽちっとな」しただけなんです。最後の仕上げにちょっとだけ力を貸しただけなのです。「救った」だなんて、とてもじゃないけど言えないのです。

癒しが起きるのは、本人の準備ができていたからなのです。
9割方の準備を行った、その人自身こそが自分を救ったのです。
英語のことわざ、「天は自ら助くる者を助く- Heaven helps those who help themselves」の通りです。

私にあなたを救う力などないのです。
あなたを救う、癒す力を持っているのは、あなた自身なのです。
準備を整えた人にこそ、癒しが起こるのです。変容が、解放が起こるのです。

楽器を弾くのだってそうでしょう。指を見ないで楽譜を見ないで目をつむっても手が動くくらいに練習しておけば、本番でいくら緊張してたって勝手に体がやってくれるんです。セッションもそうです。準備ができている人は、適切な言葉が口から自然にすらすらと出てくるのです。まるで喉から押し出されるかのように。

逆にいうと、ヒーラー任せで「癒してくださ~い」「救ってくださ~い」なんて依存的な気持ちでセッションを受けたところで「なんかチガ~ウ」で終わるだけなのです。金をドブに捨てるだけなのです。

癒しが起きたとしたら、それはあなたがちゃんと「癒されよう」としたからなのです。投げやりにならず、依存せず、自分を救おうとしたからなのです。

癒しを望まない人、自分を救おうとしない人がいるだなんて、想像もつかないかもしれません。だけど、世の中には自分の心に嘘をついて「だって、しょうがないじゃない」「世の中はそんなもんなんだ」という人のほうが、むしろ多いのではないでしょうか。ガボール・マテが指摘するように、体が「ノー」といっているのさえ無視して、ニコニコ笑顔で心を殺して(!)癒されぬ道を選択する人だってたくさんいます。

もしセッションによって癒しが起きたならば、まずは自分自身をほめるべきなのです。まあ関わったヒーラーを評価してもいいですけど、それはあくまでも「きっかけ」くらいのものです。
だって、準備こそが9割なのですから。

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何でもかんでも聞けばいいってもんじゃない

ガイドなどの高次の存在からメッセージをもらえばいい。
わからなかったら聞けばいい。
それじゃダメ。

あなたは自分の存在の奥深くから、答えを汲みださなければならない。
言い換えると、自分の内側には無限の源が広がっていることに気づかねばならない。いくらでも組みだせる、無限の源が。

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