ぼくは審神者ちゃん!

精神世界:スピリチュアルブログ


刀剣乱舞というゲームがあります。

このゲームのプレーヤーは「審神者」と呼ばれます。
「さにわ??ほーん」と、私ははじめてその言葉を知りました。

ウィキペディアさんによると「審神者(さにわ)とは、古代の神道の祭祀において神託を受け、神意を解釈して伝える者のことである」とのこと。
審神者 – Wikipedia

「へーそういうのがあるんだー」と聞き流しておりました。そう、割と興味なかったんですよね。ははは……。
もっと宗教について勉強せなとは思っておりますよー…でもいかんせん、わたし、そういう方面個人的にはあんま興味わかないんだよねー。なまぐさでゴメンねー。

精神世界の本を読むときも「これは仕事。仕事に必要な勉強なの。だから読まなきゃダメなのよ。ちゃんと専門を勉強しなさい、プロでしょう」とブツブツ言いながら一生懸命えっちらおっちら読まないと進まない始末でありますよ。情けないのう。
ちなみに今読んでる本は「消費」をやめる 銭湯経済のすすめです(積読してある精神世界本を横目に見つつ)。

でも、審神者に関する論文がネットにありまして、ある日目にしたんです。
CiNii 論文 –  「サニワ(審神者)」の呪術=宗教的性格について
読んだら思ったんです。「私も審神者なんじゃん!」と。

霊媒型は、儀礼的役割を果たすとき、〈Ⅰ〉自己自身の力能で超自然的存在を身体に憑入・離脱させる型と、〈Ⅱ〉他者(=精霊統御者型シャーマン)の能力によって超自然的存在を憑入・離脱してもらう型との二つに大別することができる。そして、前者の型はさらに、①シャーマンが単独で託宣儀礼を行う型と、②シャーマンが他者(サニワ)を介在し、ペアで信託儀礼を執り行う型とに細別することが可能である。また、〈Ⅱ〉の型の精霊統御者型は、霊媒型(また霊媒的性格を備えている人物)の体に神霊を憑入・離脱させる役割を果たすとともに、サニワの役割をも担当するのが常である。

この論文の類別によれば、私は霊媒型と予言者型の中間かつ審神者でもあるという位置づけになります。かつ、若い頃は見者型でもありました。
一時期実際に視覚で見えていたんです。でもそれって怖いので抵抗したら見えなくなりました。直接脳にダイレクトに情報を送ってくれる形になりました。

私は完璧な霊媒型ではありません。直接話法では話しません。間接です。
それを私は「通訳」と表現していたのですが、この論文にのっとるならば「審神者」の役割を果たしているとも言えます。

Bは三〇歳の姪をサニワとして使用している。Bのところではサニワという用語を使用することはなく、「補助者」の語を用いている。第一に、祭壇に備える様々な供物を準備すること、第二に、不慣れな依頼者に対しては、あらかじめ依頼要件を聞き、神霊が乗り移ったとき、どのような尋ね方をしたらよいかを指導すること、第三に、Bは、一度憑入状態になると、依頼者全員の質問が終わるまでトランス状態をつづけていくが、もたつく依頼者がいて質問の間があくと、Bはトランス状態をといてしまうので、サニワは、円滑に質問が行われるように、依頼者の順番をうながす役割を果たしていること(図2)、第四に、初めて訪ねてきた依頼者に対しては、託宣の内容に関して質問のある依頼者に対しては説明をしてあげること、などがその主なものである。

「神霊が乗り移ったとき、どのような尋ね方をしたらよいかを指導する」
これ!これ私もやっとりますよ!!

これがセッションの質を上げるためにもうメチャクチャ重要なんで、いちいち細かく色々と記事にもしてお伝えしているところですよ!
【参考】高次とコンタクトを取りたい人は「フワッと」禁止!
【参考】腑におちる!メッセージをもらうコツ
【参考】人生の使命は、一番後で聞いてね

皆ね、勘違いしてるんですよ。
肉体のある人間と高次の存在が同じだって。
ガイドがお友だちみたいにおしゃべりできる存在なんだって。

違うから!!!
あの人たち、全っ然、感覚違うから!!別物だから!!!

本当に価値観ズレまくってるし、視点もズレまくってるんです。
セッションやこういったブログでは、そういうものを「人間に伝わるように」言語になおして、かつ文化や性別、世代などのフィルターをかけて伝わりやすい形に言葉を加工して、そこでようやく伝えられているんです!!!!

そのまま降ってきたこと言ったって、全然理解できないよ!?
だからチャネリングしたってわけわかんないメッセージしか来ないって人が多いんだよ。そういう人は霊媒にはなれてるけど審神者になれてないんだよ。高次語を人間語に通訳できてないんだよ。

しかも、私たち人間はあの人たちと根本的に感覚がズレております。
人間「末期ガンだ~もう余命がない~どうやったら健康な体に戻れるんだ死にたくないよ~」
高次「えっ、もうあなたやることやったし死んでいいじゃん。むしろ肉体を離れればその苦痛はなくなるのよ。悩みもほとんど解決だよ。なんで死ぬのが嫌なの?わかんないな~」
↑こんくらいズレてる。

善悪や苦楽といった「コモンセンス」なんて、全く通用しないからね?
だけど、そういうのないと人間の心には響かないでしょ。だから私が「人間風味」で味付けした言葉にして出しているわけですよ。それなら「慣れているもの」だからわかりやすく伝わるようになるのです。

あと、勘違いしている人が多いのが、セッション中の私=ガイドではないこと。
すごい当たり前なんですけど、理解してくれないんですよね。私はただの媒体であって、通訳にすぎないのに。「キャー♡会いたかったぁー!」なんて言われても私は「えっ、別にあなたと初対面ですし、そのテンション正直キツイです」としか思わないんですよ。(もちろんガイドは「キャー!会いたかったー!」って思ってます)

ぶっちゃけ、わたしと人間的に全然合わないお客様もいます。
でも、それってあんま問題ではないんですよ。だって通訳と友達になれないとダメですか?別になれなくったって仕事こなしてくれるならいいですよね?

そしてね、ガイドはあなたのことメチャクチャ好きですよ。もうこれは間違いなくそうですよ。すんごい好きですよ。
でも、私はぶっちゃけあなたのことそんなに好きじゃないですよ、っていう。

これはね、相対的な問題でもあって、ガイドの愛っていうのは本当に深いんですよ。無尽蔵なんですよ。それが人間のちっぽけな、しかもちょっと会っただけの私の愛着なんかに比べたら「全然愛無いよね」って見えちゃうレベルなんですよ。だから、私はお客様のこと全然好きじゃないなーって思うんです。ガイドの圧倒的な愛を見てるから。(もしかしたら一般的な人間基準では結構好きなのかもしれないけれども)

あと、私という通訳者を通じて話すわけだから、通訳に対する最低限の敬意も払ってほしいです。通訳者無視で「ガイドがいいって言ってるんだからいいでしょっ!どーせアンタは忘れるんでしょ!」って態度をとられると、私は人間できておりませんから率直に嫌な気分になります。セッションも正直乗りません。集中力が切れて素に戻ってしまいます。(だから記憶に残って覚えている)

初対面なのですから、敬語くらい使ってください。お願いします。

オタクな記事を書いているせいか勘違いされるのですが、私は文化系サブカル人間ではありません。根が超絶体育会系ッ!オラオラ人間です。
即断!即決!即実行!ずうーっと体育会系部活一本だからこそ培われたこの行動力!体育会系至上主義だからこそグラウンディングも強い!!硬派至上主義で浮つかない!!押忍ッ!!

なので、年下の人からタメ口きかれるのは非常に不快です。呼びタメ絶対NG!!!年下の人間に「ちゃん」付で呼ばれたくないです。「フレンドリーにふるまえばコミュ強」とか勘違いしているのはどうかと思います。

なんか話がずれましたけれど、そういう「翻訳能力」、すなわち審神者の力こそが結構大きいんじゃないかなと思うわけです。
高次のメッセージを引き出す、うまく波長を合わせるにはコツがいるんです。ありのままの人間風味だと、やっぱズレちゃうのです。


【画像】世界で一番、俺が〇〇(1)世界で一番、俺が〇〇 1巻

「聞きたいことがあるなら具体的に説明して」というのも、このズレを修正するための手段なんです。

「ガイドはずうっと私のこと観てるから、私のこと何でも理解してるのよね!言わなくってもいいじゃない!」
それはそうなんですけど、その理解ってのは彼らなりの理解であって、人間的に友達のように理解しているということではないんですよ。

例えば
人「仕事で困ってて~どうしたらいいんですか?」
ガ「そうよね。でもその困ってるのがいいんだから困りなさい。その困難があなたを成長させてくれますよ。よかったですね!」
人「」

フワッと大きく言っちゃうから、こんな返しをされてしまうわけです。
しかし、ここでフワッとしないで具体的に詰めれば、かなり有用な情報が引き出せます!

人「リーダーの田中さんが私に業務押し付け過ぎで困ってるんです。わたし、こんな量こなせないよ!」
ガ「あ、ハイハイ田中さんね(具体名が出たからすぐわかるよ!)。あの人は人を操るのが上手いですからね。どうせ『あなたはできる人だから大丈夫!』とか押し付けられたんでしょう」
人「そうなんですよ!でも私はできないの」
ガ「できないのに押し付けられる。そこをどうやってかわすかがあなたの課題ですね。そして、この課題において一番の問題は何かわかりますか?」
人「業務量の多さ」
ガ「違います。それは企業としての問題であってあなた個人の問題ではないですよね」
人「そっか。そこを解決すべきは上司や経営者だよな。ヒラが考えることではないや」
ガ「この課題のキモはね、あなたが『人の期待に応えられなかったら私はダメ人間だ』って思ってるところなんですよ。だから、強く断れない」
人「うっ」
ガ「断って田中さんががっかりするところを見たくない。他人に評価されないと自分の価値を肯定できない。そこが一番の問題。だから今の状況になっているの。必要な困難が正しく起こっているのです」
人「そっか。わたし、相手から思いやってもらおうとするのではなくて、NOを言ってもいいんだって自分にOKださなきゃならないんだ」
ガ「そこです。よく気がつきましたね!」

この差!
いかにセッションで「フワッと質問」をしちゃいけないか、よーくおわかりいただけましたね!?質問はちゃんと詰めることが大事なんですよ!!

具体名を出すことで効率的に三次元と高次の座標を合わせることができるんですよ!
それくらい名前の魔力は大きいのです。だから日本でも中国でも、昔の人は本名を隠したのよね。諱(いみな)と言って、軽々しく口に出すものではなかった。普段使う名前は字(あざな)っていって別にあったんです。諸葛孔明の本名(諱)は、諸葛亮なんです。

今の皇族だって、本名でなかなか呼ばないでしょう。今上天皇だって「アキヒトさん」ってあんま呼ばないでしょう。GHQが昭和天皇を「ヒロヒト」「ヒロヒト」って呼ぶことで、格を下げる効果もあったわけですよ。
本名を表に出すのは良くないって考えがあるんです。名前は宇宙でも「アドレス」なんです。

ちなみにアイヌは病魔から子を守るために、わざと汚い名前を付けていたそうですよ。

【画像】ゴールデンカムイ / 試し読み
ゴールデンカムイには、オソマ(うんこ)ちゃんも出てきます。

高次の存在には「人間ってこういうことで困るのよ!あなたたちはそうは思わないけど、私はそう思うのよ!」って伝えないと理解してもらえないんですよ。「普段から一緒だから全部わかってくれてるよね♪」じゃないんですよー!!!

私だって上の人(ガイド)が
「大丈夫大丈夫君ならこれくらいどってことないでしょー」って起こしたことで、ベッコリへこんで神経質になりまくって精神的に追い詰められて「ご、ご、ごめん。そんなに気にすると思わなかった!こういう伝え方はもうしないね!」とあやまられたことだってありますよ。

あの人たち本当に視野が広いからさ。
人間の心がどんなに小さなことで傷つくもろいものかなんて想像もつかんのだよ。
もちろん悪気はないんだけどな。

やっぱり高次の存在と人間の心は大いにズレてるんですよ……。
だから審神者が必要なのです。なのです!

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高次の存在は、常に私たちに応えてくれます。
しかし、その答えがわからない、納得がいかないという場合。あなたは適切なところにつながって、適切な「問いかけ」ができていない可能性があります。
どんな問いを投げるかで、スピリチュアルなメッセージの質はがらりと変わるのです。

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