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2018-04-30

衰えの美学が人生を豊かにする


先日TOKIOの山口達也氏が強制わいせつ容疑で書類送検されました。そこで、アルコール依存症についてこんな医師の所見がありました。

山下院長は「イケメンで生まれて、皆の憧れなのに、彼の心は全く満たされていなかったのかもしれません。イケメンとアスリートは、35歳を過ぎると急に資源が劣化してしまう、という共通点があります。若い時点で、そのことに対する想像力が欠如していると、その年齢になった時、現実に耐えきれず、アルコールやドラッグによりどころを求めてしまうことがあるのです」と言う。

これ。
これイケメンやアスリートだけじゃなくて、女もそうでしょ。
女も若さにかまけて内面を磨かず「いつまでも恋してたいッ♥」とか言ってたら、中年以降「イタイおばさん」一直線やろ。

わたし、リアルで複数人知ってますよ。
50代になっても20代イケメン相手に臆面もなく肉体関係を夢想するオバサン。TL(ハーレクイン・韓流)的恋愛展開を現実でも期待しちゃってるアラフィフのオバサン。

オエー。
オエェー 。
気 持 ち 悪 い。

いつまでも心はピチピチギャルなんですよ。カワイコちゃんのつもりなんですよ。「やっぱり女は恋してなくっちゃ♥」
身を慎むということを、いつまで経っても学ばない。愚かすぎる。

いや、確かに心は縛れないから歳をとってから若い子に恋をしたっていいんですよ。男だろうと女だろうとね。それは心の動きなんだから、しょうがないことですよ。
だけど、それを表に出すなって言ってるの。それを臆面もなく出してしまう行為が醜いって言ってるの。

はじらいもなく若い子に肉欲を向けたいなら、せめて二次元かアイドル相手にしてくださいよ。それでも基本気持ち悪いですけどね。年甲斐もなく若い子の尻を追いかけるっていうなら、「気持ち悪いですよね、すいません」って謙虚さを持ってくださいよ。

でも、一番いいのは表に出さないことですよ。
「素敵だなあ、いいなあ。でもこの気持ちは自分の心の中だけにしまっておこう」
そうやって身を慎むことです。それならその感情は誰からも貶められることなく美しくひっそりと心のうちで咲くことができる。秘するが花です。

吉田兼好も、こう言ってるんですから。

四十も過ぎた人が、なまめかしい色恋の方面に、たまたま忍んで行っているのは仕方ないが、わざわざ言葉に出して、男女のことを他人の身の上も言い戯れているのは、年相応でなく、見苦しいものだ。

「いつまで経っても若々しく恋してたい☆彡」
こんな恋愛体質が悪質なのは、醜いからだけじゃありません。
若さに執着し、美容に入れ込むとロクでもない連中と縁ができます。

年齢を重ねたのに美容になんて入れ込んでると、↓こういう目に遭うんですよ。

「ババアの懐むしり取れ!」
すごいインパクトだ……

コレ模造紙に書いてはってあるってことはアレじゃろ?
毎日の朝礼で社員一同読み上げるアレじゃろ?
(社長)「ハイッ、今日も笑顔でっ!」
(社員)「今日も笑顔でっ!」
(社長)「ババアの懐むしり取れっ!」
(社員)「ババアの懐むしり取れっ!」
脳内再生余裕ですな。

美容業界って病みすぎ。闇すぎ。
美容クラスタには近寄らないに限る。コレ、人生の知恵な。
【参考】「チャラいの嫌い!」はリスクマネジメント

メルマガ読者限定記事で書いた資産家のおばあちゃんの話。
私がこのおばあちゃんを素敵な人で信頼できるな思った理由の一つは、彼女は着道楽じゃないからです。

いつもオシャレな格好をしているから、はじめは着道楽だと思ってたんです。どうせ「オシャレ大しゅきいぃ☆お洋服大しゅきいぃ~~☆」の稲田朋美系チャラ女なんだろうなーと思ってたんです。
【参考】TPOを弁えないファッションがブーイング!稲田朋美“嫌われる女の原点” | 女性自身

だけど、彼女の部屋着は何パターンかしかない。ぶっちゃけ、結構いつも同じ格好をしている。
えっ、これは質素堅実な私の好きなタイプの女性!?実は着道楽じゃない!?

そう思って、私はカマかけたんです。
「いつもおしゃれですよネ」と。
これ、私にとっては軽蔑の文句です。京都人並に含みのある言葉です。「オマエどうせ着道楽なんだろ、オシャレ大好き系軽薄女なんだろ」という。VERY妻を嫌いなのも、あいつらは着道楽だから。お洋服大好き人間は敵。

だけど、そのおばあさまはこう返したのです。
「あぁ、これ?これ娘が捨てるって言ってた服着てるだけよ。まだ着られるのにもったいないでしょう!私の服なんか全部娘からのお下がりよ。だって着られるもの捨てるっていうんだもの!」

あ、この人絶対好き(決定)
その瞬間、そのおばあさまの評価は「着道楽なチャラ女」「質素堅実なおばあさま(素敵)」に二階級特進いたしましたよ。

そういう人はね、ちゃんと身を慎んで質素に暮らす方法を知っている。要するに、生活の知恵にあふれている。資産を守るすべも良く知っている。無駄遣いしない。

いっとくけど、金持ちは金使わないから金貯まるんだからな。
「貯金できない」っていう人に「貯金なんて余ったお金を貯めればいいじゃない」って言ったら「何言ってんだコイツ」って目で見られるけど、そもそもお金が余らない生活してる時点でダメなんだって気づけよなっていう。お洋服大好きメイク大好き人間が金と縁があるだなんて思うなよ、っていう。

私はわりと金のある人を多く見てるけど、長いスパンで物質的に安定した生活を営める人に着道楽はおらん。美容好きもおらん。男でもそう。

私の知ってる資産家三代目の坊ちゃんが私にくれたもの。
それは、ホームセンターの500円割引券。
「えっ!?こんなのくれるの!?ありがとーっ!!」
「いやこれまじで使って!500円も安くなるんだって!!」

こういう感覚だからこそ、浪費しないで資産食いつぶさないんやぞ。
金のある家(not成金)に育つ人間は「ウチは貧乏だって言いなさいよ!」ってしつけられるんだぞ。メッチャ金使わないんだぞ。三菱創始一族の岩崎家だって質素倹約を旨に子を貧乏人のように育てたんだぞ。だから放蕩者が出ない。

服(流行)好きなんて悪徳中の悪徳や。そういうやつは、いくら金があっても使いつぶす。家をつぶす。
東洋の占術で言うなら「火」の気が強すぎる。

でもね、搾取対象としてはめちゃチョロイからいいよね。
だから持ち上げられるんだよ、ファッション好きは。
服好きなんて困窮の元なのに、バカだね~。
【参考】ファッション誌大好き女が幸せになれない訳

衰えの美学が発達しないから、若さを失った時に未熟で愚かな本性がむき出しになってしまう。
時間の積み重ねによって、美しく成熟するという自然の法則をないがしろにするから、いつまでも魂が成長しない。
悲しいです。


【画像】凪のお暇(1)凪のお暇 1

もっと素敵な中年や老人が増えたら、世の中はもっと良くなると思います。
若い人が「ああなりたい」と思える大人が増えたら、もっと人生に希望が持てるようになります。

そのためには、老いていくことを受け入れること。
いつまでも若さにしがみつかず、成熟の道を選ぶこと。
ファッション・美容や恋愛(セックス)に耽溺しないこと。

若いうちは性に溺れたり表面的なことに囚われてチャラチャラしたっていいんです。それが未熟ということだもの。
だけど、経験したならいつまでも続ける必要はない。うつくしい成熟の道を選ぶならば、肉体が衰えても魂は磨かれ輝き続ける。そのことに、多くの人が気づきますように。

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美しく枯れていくために
現代は、老人の幼稚化が激しい。わざとバカになるよう誘導することによって、最後まで搾り取ろうとするのがこの資本主義社会というものなのでしょう。

いやだいやだ。私はそこに巻き込まれたくない。
素直に枯れたい。自然のまま枯れたい。
しみじみそう思うわけです。

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