願いを叶えたいなら、具体的に詰めよう!

精神世界:スピリチュアルブログ

スピリチュアルなメッセージを受けとりたいという人は、「質問できるように準備を整える」すなわち「自分が何を知りたいのか、何を望んでいるのか知っておく」ということがものすごく大切です。


この例はスピリチュアルなことに対しても適応できます。
ある程度の知識がないと、「何が知りたいですか」と言われても「何を聞いていいのかそもそもわからない」となってしまうのです。

「えぇ~なんとなくぅ~モヤモヤしてぇ~わかんなくってぇ~(๑•́ ₃ •̀๑)」
なんて知性の低いことを口にしてしまうのです。。。それ、かなり恥ずかしいぞ? だって「自分に対する知識が不足している」って言ってるようなもんなんだもん。

あなたの人生における一番の専門家は、あなた自身であるべきなんですよ?
自分のことがわからないって、すごい恥ずかしいことですよ。だって、それって自分の内面とちゃんと向き合ってないってことなんだもの。向き合えよ。

そもそも潜在意識から、魂から望んでることは当たり前に現実化するんですよ。
なのに、望んでることが現実になってないって時点で意識の深いところとズレてるってことですよ。内なる声が聞けてないってことですよ。そこのズレを修正せねばならんのですよ。

なんでズレるのかっていうと、大体はエゴのせいなんですけどね。承認欲求とかね。
エゴや執着が強いと、内なる世界を見るフィルタが歪んだり曇ったりするのよ。正しくつかめなくなるの。

エゴの手放し方を知りたい方はニュー・アース -意識が変わる 世界が変わるを読んでね。

ニュー・アース -意識が変わる 世界が変わる-
エックハルト・トール
サンマーク出版

自分が何を感じ、何を望み、どうやれば満たされるのか。
それを知っておくのは、自分自身の一番の専門家たるあなたの義務です。世界でたった一人の、代えの利かないかけがえのない一番の専門家なのです。本来ならば。

問いの答えは、問いそのものによって決まります。
ですから正しい問いを立てなければなりません。

「願いをかなえる方法を教えてほしい」
「悩みの解決方法を教えてほしい」

ガイドにこういうことを聞きたいという人は多いことでしょう。
でも、こんなフワッとした質問では満足いく回答は得られません。

「なんの願いを叶えたいのか。どういう状態になれば『叶った』と言えるのか」と大変具体的に詰めなければなりません。「悩みの解決方法とは、どんな状態になれば『解決したこと』になるのか」をハッキリさせねばなりません。

本当に多くの人が、フワッとしたことを言うのです。
フワッと言ったって、フワッとしか返ってこないのに!!
具体的に描かないと現実化しないんだよ?フワッとじゃダメなんだよ!詰めないと!!

なぜ「フワッと」がダメなのか。それは
フワッとしてる=グラウンディングできていない
こういうことです。エネルギーを地に降ろさないと、現実にはならん。

世界で一番、俺が〇〇(1) (イブニングKC)

水城せとなのマンガ「世界で一番、俺が〇〇」では、あるゲームの勝者が何でも願いをかなえてもらえます。なんでも可能です。だけど、その「願い方」は具体的に正確に願わなきゃならない。ボンヤリじゃ自分の思った通りにならない。型番指定するくらい正確に!

【画像】世界で一番、俺が〇〇(1) 世界で一番、俺が〇〇 1巻

柊吾(メガネ)は、大好きなおばあさんを生き返らせることもできるのかと聞きます。
もちろんそれも可能だけれども、願い方に細心の注意が必要であると言われます。
そういうことなんです。フワッとなんとなく、じゃダメなんです。

自己啓発本にだって「できるだけ具体的に願いを書きだしましょう」とか書いてあるでしょー!!スピリチュアルだってそうだよー!!!

フワッとしたことを言わないためにも、ちゃんと自分の内面を見つめてください。自分の中がフワッとしちゃってるのに、エッジのきいた問いなど発することはできません。

ゴミ屋敷に住んでる人に、「スッキリしたい。掃除して」といわれて「この部屋の床はフローリングですか、畳ですか?それで掃除のアプローチが変わってくるんですけど」ってきいても「えーわかんない。どうだっけ?」なんですよ。ゴミだらけで既に床がどうかなんて判別できないんですよ。まず掃除しないと分からんのですよ。つか、そもそも自分で掃除しろよっていう。

ちゃんと自分の内面を整理してください。
内面の整理までガイドやハイヤーセルフに投げようとしないでください。それは怠慢以外のなにものでもありません!

しかもね、内面の整理ができてない人に「こうですよ」って本質を投げかけても「えっ、そうじゃなくってぇ~」っていうんですよ!

「そうじゃない」じゃないんだよ!
そこが問題なんだよ!そこがわからないから現実にならないんだって気づけよーっ!!そこでピンと来ないからお前は上手くいかないんじゃーっ!!!



【画像】世界で一番、俺が〇〇(4) 世界で一番、俺が〇〇 1巻
↑のキレてる女子、上から目線で嫌な人に見えますよね。だけど、彼女の言ってることは実に正しくて、ヤリチンダメ男にはまり切ってる友達(黒髪ストレート)を救いたい一心なんですよ。愛ですねー!

だけど流され女子な友達はこの忠告に耳を傾けず、物語は修羅場に向かっていくのです……。悲しい。
上から目線こそが正しいことだってあるんだぞ? だって、上からちゃんと俯瞰して物事を全体的に見てるってことだもの。ウエメセってメッチャ大事!

ちなみに、そのヤリチンダメ男はこちら↓


【画像】世界で一番、俺が〇〇(4) 世界で一番、俺が〇〇 1巻
そら友達がこんな男にはまってたら鬼の形相でブチ切れますわ……。

たろちゃん
こういうバカ女はさ自分のことしか考えてねーんだ
たろちゃんのことは好きじゃないし俺のことも別に好きじゃない

好かれるのが好きなんだよ
ただちやほやされたいんだ いい気分に浸りたいだけなんだよ

しかもトラウマ持ち ますます自分しか見なくなる
こういう女は俺にやられなくてもどうせどっかのクズ男の餌食になるんだ
だったら俺のコマになればいい

「えっ、わかんなぁ~い(๑•́ ₃ •̀๑)」じゃないんです。
わからないなら考えてください。整理してください。
自分の中に答えを見つけ出してください。

自己との対話ができてはじめて、「正しい問い」が立てられるのです。
嫌なら嫌でいい。でも、「何がどう嫌なの?」と詰めてください。ボンヤリ「なんとなく嫌ぁ~。よくわかんなぁ~い!」にしないでください。

おとぎ話でも、精神分析でも、個性化の過程においても、変容のかなめとなる行為は、正しい問いを発することなのです。

鍵となる質問は、意識を芽生えさせます。正しい問いはつねに、背後にあるものが何かと思う好奇心から発せられます。

問いを発することこそが魂の秘密のドアを開く鍵なのです。

狼と駈ける女たち―「野性の女」元型の神話と物語 P73

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