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2018-03-04

逃げてもいいから、上手く逃げなさい

逃げるは恥だが役に立つ【TBSオンデマンド】

逃げちゃいけない? 違う、逃げるが勝ちだ。でこう書きました。
やっぱ、逃げたほうがいい時もあるよ!
だって、この世界なんて修行のために来ているようなものなんだからね。ここになんて、「一時的に」いるだけなんだから。

逃げちゃダメな時ってのもありますが、「逃げてはいけない」と思い込んでいるだけの場合もあります。権力者にとって「逃げられちゃ困るとき」というのは大抵外堀が埋めてあるものですから。
そういうときに、小さなころ親や教師から教えられたように「いい子」でふるまっていると、全く逃げられなくなります。「いつでもニコニコ笑顔で感謝っ☆彡」で見事に心が死んでいくー。

逃げたほうがいい場面は、世の中でドンドン増えています。
なぜなら、社会に余裕がなくなってきているからです。

特に日本の凋落はひどい。30年前の日本は「物価が高いから気軽に旅行に行こうとは思えない国」だったのに、今の日本は「物価安いのに治安良い!観光ヒャッホー!」です。
北海道にも冬の季節にはオージーがうじゃうじゃいます。オージーのカワイイ女の子に地下鉄駅はどこか聞かれたりします(トゥンク)。サロン近くのラーメン屋さんは閉店してニセコに移転しちゃいました。ニセコにはオージーがたくさんおるからな……。

今ニューヨークで人気のラーメンは2000円とかします。円の価値が下がってる。そんくらい、日本は落ちてるんです。
バブル期に「お盆休みはヨーロッパでショッピング♪だってシャネルが7割くらいの値段で買えるのよ!」とかいってたのがもう夢のようですなあ(遠い目)しかも、それ言ってたの、高卒ノンキャリ一般職OLですからなあ(遠い目)

社会が落ちてきたら、残り少ない資源を搾り取れるだけ搾り取りたいのがマキャベリさん、もとい権力者層としての人情ってモンです。ンモウほしがりさん★

だから、逃げるべきところではチャッチャと逃げたほうがいい。
周りが逃げてなくても自分ひとりでサッサと逃げなければならない。

例えば、「女はキレイであるべき」から逃げたい。

画像はとある美容販売会社の十ヶ条です。
「騙すなら自分の心も騙し切れ!」容赦ないですねー。
わたしが「美容人間はチャライ!信用ならん!近寄るなっ!」と美容クラスタから距離を取るのも、食い物にされないための戦略です。
【参考】「チャラいの嫌い!」はリスクマネジメント
「メイクの魔法でHAPPYに★女はいつまでも美しく♥」とか言ってたら、ガチで食われちゃうからなー。怖い怖い。

男だとこれが「男はSEXで肯定されたい生物!!」になってバイアグラ処方でヤク漬けフラグからのハニトラでペロッと食われるわけでござるよ。怖い怖い。

例えば、結婚からもセックスからも逃げたい。

【画像】腐女子クソ恋愛本 腐女子クソ恋愛本 1巻
この「共同生活」的結婚がなぜ難しいかというと、そもそも今の結婚制度の骨子は「家の存続」のために作られているのであって個人のニーズにフレキシブルに対応出来るようなシステムではないんですよ。根本的に「そういうもの」ではないのですよ。家ありき。子を作って家と財産をつがせる。そのためにあるのが戸籍に基づく結婚制度。

だから「結婚したら子供を作るのは当然」なのです。システム的には。「結婚したのにセックスをしない」「結婚したのに子供を作らない」というのは、スケートリンクでゴルフをしようとするようなもんなのです。やろうと思えばできなくはないけど、周りからは「えっ、何あの人……」と奇異な目で見られることは避けられない。

そんくらいシステム的にそう作られているのです。80年代に「これからの時代はDINKS!」とか言ってたのに、今だって結局は結婚したら「子どもはまだ?早く孫の顔見せてあげなさい」って親戚に言われちゃう。変わらない。
そもそも根本的なシステムが子を作って財産を継ぐためのものだから。

なんで明治になってそんな制度を作ったかって税金と徴兵のためだぁ~よ~♪

近代国家にとって家族が重んじられる理由の第一は、なんといっても徴兵制と税金の問題です。この家族の、この父が、この母が、この息子を産んでと、ちゃんと家族構成がわかってないと、徴兵制というものは成り立ちませんし、税金も取れません。
近代国家ができて、近代家族が成立しました。逆にいうと、そういう強制でもないと、家族がまとまる必要は一つもありません。

母親幻想 改訂版 かつて親子の縁は薄かった P47

「効率よく税金取るために、夫婦になったらちゃんと届けだしてな。ハイ、サンリオのカワイイ婚姻届け用意したからおまえら喜んで国家の犬になんだろ」なんていったってみんな結婚してくれないから「結婚でゴールイン♡ゼクシィでハッピィウェディングゥゥゥゥ♥♥」「結婚しない人間は人としてヤバイ!!」「周りはみんな結婚してるよ!」って煽りまくるんだよ。おー怖い怖い。

【画像】腐女子クソ恋愛本 腐女子クソ恋愛本 1巻

例えば、シリアスに逃げなきゃシャレにならない。

【画像】しんさいニート しんさいニート

しんさいニート作者のカトーコーキさんは、原発の爆発を知って南相馬から福島市の親類のところへ避難します。そのあと、父親が原発関連の仕事をしている友達から「ヤバイ」ときいて、一家は函館の親戚の家まで更に避難することを決めます。

「一緒にいこう」と誘った福島市の親戚は、首を縦にはふりませんでした。
カトーさんは自分たちだけが避難するだなんて、親戚を見捨てていくようで罪悪感に襲われます。それでも彼は選んだのです。逃げることを。

逃げるときこそ、上手くやれ


このように、人生には「逃げねばならない時」が必ずあります。
人によっては、逃げることこそが基本戦略になる人だっています。例えば、気の弱い人がそうです。

こういう人は口げんかも腕力でのけんかも大体弱い。コミュニケーション能力が低くて、交渉力や政治力もなかったりする。
こういう人は、「逃げ」こそが大変重要な戦略方法となります。

「逃げればいい」ときくとホッとして「良かったぁ」なんて安心する人がいますが、とんでもない。
逃げ方を間違えると簡単に致命傷を負います。戦場において一番損害が出るのが撤退戦なのです。逃げるときに背中を見せてワーッと一目散に逃げたら、あっという間にハチの巣にされます。

逃げるときこそ、クレバーな戦略が必要。
将棋でいうなら「受けに強くなる」ことです。大切なところを死守(=自分にとって何が大切かを認知)し、相手からダメージを受けない形に持っていくのです。できれば、またすぐ攻めこめない形に。

逃げ方が上手くなるには強くたくましい樫の木ではなく、「柳の木」になることです。ゆぅらゆぅらゆれて、一見頼りないけど全然折れない。他の大木がバッキバキ折れちゃう地震でも、柳は揺れまくるけど、折れなかったりする。
柳に雪折れなし。ことわざの通りです。

自分の意見を通したくて何かを交渉する場合でも、一回言えばわかってもらえるだなんて思ってはいけない。
一発で沈められるハードパンチャーなんて目指したって無理。少しずつ少しずつ削るヒッターこそが道。
硬い岩だって、何万年も水にさらされると見事なまでに粉々(砂)になる。そうやって、すこーしずつすこーしずつ、ちみちみと浸透させること。

逃げて逃げて逃げまくることで、相手に諦めてもらう。これだって立派な戦略です。
ここで「期待に応えたい」って承認欲求があると、この戦略は取れません。承認欲求は悪ですぞー!いらんプライドなんぞ手放しなはれ。
【参考】「承認欲求はアカン」という理由

戦えないなら上手く逃げるのです。
自分の逃げ方を見つけるのです。
逃亡戦略を立てるのです。

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