「西洋占星術の知識があんまりなくても、なんとなくわかる・楽しめる」
そんな感じの記事を以下のようにご紹介してきました。



今回も、「やっぱりホロスコープの読み方とか複雑でわかんないけど、なんとかなる」かんじで、1年のテーマの出し方をご紹介したいと思います。
専門用語では「プログレス法で太陽のサビアンを見る」です。
まあ、しちめんどうくさい説明は抜いて、サクッと行きます。機械的に出してください。仕組みが知りたい方はプログレス 一度一年法 太陽で検索してください。
1.自分の生まれた日付から、1日=1年として「年齢分の日数」を進める。
(例)1990年1月1日生(28歳)→1+28=29日で1990年1月29日。31歳の時は月をまたいで1990年2月1日になります。
2.年齢分進めた日付でホロスコープを作る(出生時刻は不明でもOK)。
(例)1990年1月29日0時0分東京都で作成

ホロスコープ作成:メトロポリタン占星学研究館
「このホロスコープの詳細」をクリック。
3.太陽の度数を見る。
スマホだと「アスペクト表」の下に「天体の位置」があります。例では、太陽はみずがめ座8度26分です。
4.サビアンを見る。
太陽の度数のサビアンを見ます。例の場合は端数は繰り上げるので、みずがめ座9度です。
No. 62/72区分(水瓶座6度~10度)「仮面」 仮面を演じる
求められる人間像を、いかに自分の資質とは相反するものであれ、演じきることで、その役割を果たすことができることを実践する。すべての人間の地位や名誉は、本質的なものとは関係がないことを理解する。水瓶座 9度
鷲へと変身する旗
射手座の12度と似たシンボルだが、意味は違う。机上の理論的な、抽象的なアイデアを、現実社会にもち込もうとする衝動。旗はたんなる印だった。だが、それに意志をもたせ(鷲に変わり)実際面で実現しようとする。背後にあるのは、獅子座の9度、ガラス吹きだ。すなわち、この度数の持ち主は、自分の理想を具体的な形にしようと創造行為に走るが、それは獅子座のだが、それは人格の本能的な側面、すなわち、左の羽根を犠牲にしたところでなりたっているために、人は、理想主義的な要素と、ときには極端な現実嫌いがあるが、この度数では、それが強くあらわれていることになる。6度からは、ものごとをすべてイメージ見るという傾向が強いために、対人的な共感のなかで進んでいく行動ではない。この生き方もまた新人類的な生き方のひとつだといえる。
むむー。このひとは1月1日生まれなので山羊座なんですけど、今のテーマは実に水がめ的で理想を三次元世界に降ろそうと奮闘するのですね。ワーグナーかな?
ちなみに、来年のテーマはもう1度足したサビアンで、見られます。例の場合だと、来年のテーマは「水瓶座10度 ある時期人気を博する理想を具現した男が、人間として自分はこの理想ではないということを、自覚するようになる」になりますね。
同様に、○年後のテーマは○度足したサビアンで見られます。30度越えたら次の星座に移ります。
サビアンは連続した物語(象徴)になっています。
なので、ガチでサビアンのリーディングをする場合、前後5度くらいは読みます。前の度数があってこその、意味なので。
もっとガチでやる場合は、反対のサビアンとか90度のサビアンとかも加味します。例でもみずがめ座なのに正反対のしし座のサビアンがチラリと出てきていますね。反対のサビアンは鏡なのです。陰陽の対なのです。
でもね、そんなことやってたらあたまこんがらがっちゃうから、まあいいでしょう。
ただ、「どういう意味か分からない」という場合は前後のサビアンを見てみるのもよいですよ、って話です。流れがわかりますので。
さきほど「端数繰り上げ」と書いたのですが、「端数切捨て」で読む人もいます。どっちも実はアリなんです。卵焼きの味付けは砂糖派か塩派かくらいの違いです。どっちだろうと卵焼きは卵焼きなのであります。
なので、繰り上げの度数で見てピンと来なかったら、切り捨てで見てみてください。
例ではみずがめ座8度26分なので、端数切捨てだと「水瓶座 8度
美しいガウンをまとった蝋人形が展示されている」になります。
最後に、質問は受け付けておりません。
私はこの記事に関しても「この情報いるのー?」とやる気がなかったのですが、上の人(ガイド)が「書きなさい。書くまで寝させん(午前0時10分)」とうるさいので書いたまでです。わからないところは書籍で調べるか検索してください。オイラは君の質問に答えるまでのやる気はないんだゾー。
はー、おやすみなさい。