toggle
2018-01-08

わけのわからない苦しさから解放されるために

ナチス・ドイツの有機農業―「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」

ナチス・ドイツの有機農業―「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」
この本の中では、シュタイナー先生パネえーという金言がどんどん出てきます。その一部をご紹介します。

人々は今日、多くのことを実際の生活の中で、あたかもそれがごく限られた範囲の事物としてのみ関係を持ち、全宇宙から放射される働きかけとは何の関係も持っていないかのように、取り扱っています。人間の生の個々の領域は、このため大きな苦しみを持っており、もしもあらゆる今日の科学の中に今もって古代からの本能が押しつぶされずに生き残っているという事実がなかったならば、この苦しみは一層甚だしいものであったに違いありません。古代には、人々は本能に従って行動しており、今日のように科学によって行動を決めていたわけではなかったのです。[Steiner: gehalten zu Kobelwitz 7. bis 16 Juni 1924, Naturwissenshcaftliche Sektion am Goetheanum, Dornach, 1929 :5](P35)

現代人の果てなき孤独感、そしてそれゆえの飽くなき承認欲求というのは、この「切り離されてしまった感じ」というのが影響していると思います。

「自分は自然(地球・宇宙)とつながっていると思いますか」と聞いて「ハイ」と答える人は少数でしょう。
「自分も自然(地球・宇宙)の一部である」という当たり前の事実(そう、当たり前の事実ですよ!!)すら自覚が持てない人のほうが多いのではないでしょうか。

そうすると、すんごい辛いんですよね。
肉体という牢獄の中で、何をがんばっても最後には死を迎え朽ちていく結果を抱え、虚しさと絶望にあえぎながら老いていかねばならなくなる。ヤダー!そんなの地獄じゃん(涙)

で、シュタイナー先生は「本能に従って行動すること」を「つながりなおす」ヒントと示しています。
じゃあ本能とは何ぞやというと、性や食ではないかと。


私、今の世のセックスがこんなにも病んでしまっているのは、セックスというものを持ちあげすぎたり貶めすぎたりしているからだと思うのです。
セックスなんて、マッサージ程度のものだと思うんです。生殖という意味合いを持ったマッサージ。

マッサージ、まあ、そこそこ気持ちいいでしょう。
だけど、しなくても生きていけますよね。してもいいし、しなくてもいい。
子作りには必須だけど、そうじゃなかったらマッサージ程度のもの。

そんなテンションの低いもの(パートナーと定期的にセックスしていたらそんなにテンションの高いセックスなどできない)を「セックスをすれば男(女)として優れている!人生を変えるSEX!死ぬほどSEX!」と持ち上げてみたり、はたまたキリスト教のように「セックスは罪!!」と貶めてみたり「セックスが好きな女は淫乱のブタ!」「セックスしてない男(女)は男(女)じゃない!」と見下してみたり。

テンション高すぎるんですよ。
上げるにしても落とすにしても。
別にそんな大したもんでもないのに。

なんでそんなにセックスを大仰に騒ぎ立てるようになったかというと、都合のいい奴隷を量産するためにです。

<セックス>
1.男を骨抜きにする
闘争心が旺盛な若者を飼いならす最も効率的な方法がセックスである。
セックス(風俗やアダルト作品)を流行させることで、彼らの精力(攻撃力)をセックスに向けさせ、ガス抜きさせる。

2.恋愛ドラマで、女性達を洗脳する
恋愛ドラマの普及は、一般女性の価値観を大きく変えた。
これにより恋愛が大流行し、多くの若い女性たちが恋愛に全エネルギーを集中することになった。
そのため、社会悪に対する女性達の鋭い追及は消え失せた。

~戦後から続く知能を低下させる取り組み~

アメリカは戦後のニホンを統治するにあたり、ニホン人を馬鹿にすることに決めました。
そして娯楽漬けにして政治などの重要な問題に関心や疑問をもたない大衆を作ろうとしたのです。

このようにスポーツとセックス(雑誌などの性行為特集など)と映画(テレビ)を中心手段とする愚民化政策を
「スリーエス(sports,sex,screen) 」と言います。


じゃあ昔、本能が正常に機能していて、日本人が森羅万象とつながれていた頃の「上げすぎもしない下げすぎもしない」AVみたいじゃない普通のセックスは、どうして可能だったのか。

それはひとえに出発点・性教育にあると思います。特に、男性への性教育、言い換えると「筆おろし」に関してです。
明治になると純潔教育で童貞を愛する女性に清く捧げたいだなんて思想が出てきたそうですけど、昔は大体ババアにぱっくり食われてたんですよ。そう、はじめての相手は大抵オバサンだったんですよ。夢もへったくれもねえ。

夜這いの民俗学・夜這いの性愛論では、年頃の少年を見て年増の女が「そろそろアイツに仕込んでやろうかね、ゲッヘッヘ」とすけべえな目を向ける光景が出てきます。

昔はほとんどのムラで初入りの日か、その夜に一人前になる性教育というより、性交の技能を教えた。ムラによっていろいろ違うし、年代によっても変わったらしいが、だいたいに集団教育、個人教育にわけられ、また教育してくれるのも後家、カカア、娘、尼僧、酌婦などいろいろと広い。もっとも典型的なのは後家による雑魚寝の形式だろう。だいたい5,6人の新入りのあるムラに多い。

忘れられた日本人 でも、筆おろしを親戚の年増の女(叔母など)の手によって行う風習が記されています。

AVを真に受けてリアルな女にもAVのようなセックスをする男は大ブーイングを受けます。なんでAVが悪いかというと「男性ファースト」だからです。男の性欲を煽りに煽るためのパフォーマンスだからです。

でも、ババアによる筆おろしは、AVのような男性視点は一切ありません。女の体をどう扱うべきかを女が女の視点で教えるわけですから、女が嫌がらないセックスの方法を教えてもらえるわけです。ババア偉大!!!

そうやって昔の日本人は上げすぎも下げすぎもしない、テンションの低い身の丈に合ったセックスを日常的にしていたわけです。だから性で病まなかった。本能と切り離されてしまわなかった。結果、神秘体験もバンバンした。

忘れられた日本人 の漁師の話によると、日本人がこんなに「見えなくなった」のは、明治入ってからだそうですよ。天狗も狐火も見なくなったのは、文明が開花してからだって。
スピリチュアルに目覚めたい人は、性を理想化しすぎず抑圧もし過ぎず、テンション低めの日常的なまなざしで見ることが大切だと思います。人生はセックスでなんか変わらないし救われもしない、という。

松村潔・著 精神宇宙探索記 ―変性意識を使って訪れた星雲界で見つけたものとは―にはこのようにあります。
「高次の感情センターと、性センターは、混同しやすいという点で、かなり注意が必要ではないかと思う」(P113)

スピリチュアルな探求をしたい人は、今の社会で植え付けられた歪んだ本能(性倒錯)を解きほぐし本来の自然な本能(性)を再獲得する必要があるでしょう。多かれ少なかれ、メディアやポルノの悪影響を受けているのだから。

おまけ:星のこと


ちなみにナチス・ドイツの有機農業―「自然との共生」が生んだ「民族の絶滅」には、西洋占星術好きには垂涎のこんな言葉も紹介されております。

植物の内部に動物や人間のための食料となる物質がつくりだされている場合には、ケイ石質という回路を通って火星、木星、土星が参与しています。ケイ石質は植物という存在を大宇宙の中へと解き放ち、植物の諸感覚を目覚めさせて、この地球から遠く離れた諸天体が形成したものを、全宇宙圏から受け取るようにするのです。[同 :11](P34)

ちなみに「ケイ石」の一種にはスピリチュアル好きになじみ深い水晶(クリスタル)があります。コンピューターの半導体にもケイ石(シリカ)は使われています。

リンデンバウムの一番人気!スピリチュアルカウンセリング
関連記事