モヤモヤをスッキリさせたいあなたへ

人生:スピリチュアルブログ


今わたしたちが存在しているこの世界は、二元性の世界です。
昼があって夜があり、光があって闇があり、男がいて女がいます。
すべては、二つに分かれて存在しています。

だから、わたしたちは常に分離しようとします。

「は?で?何? 意味わかんない」
と置いてきぼりになりましたか。
じゃ、もうちょっと噛み砕きますね。

心がモヤモヤするときってあるでしょう。
要するに、スッキリしなくてハッキリしないときです。
そういう時は、大抵一つの方向に心が行きません。「あれもいいけど、これもいい」もしくは「あれもいやだけど、これもいや」のように、一つに定めることができません。だからモヤモヤするし、スッキリしません。

それこそが、はじめに言った「分離」なのです。
そんな分離した状態(モヤモヤ)を一つに統合すると、私たちはもんのすごぉぉーーーくスッキリ!します。
でしょ?「モヤモヤが晴れた!」って。

だから、問題は「分離している状態」なのです。

だけど、私たちは常に分離したがります。なぜなら、この世界は二元性の世界だからです。そういうシステムでできているからです。
何かが解決してスッキリしても、ほうっておくと心はまた次のモヤモヤを生み出します。要するに、「また分離した」わけです。

「やだー!モヤモヤしたくない!!スッキリしたい!その分離ってのが悪いわけ!?じゃあ分離したくない!」
つっても、ダメなんですよ。ふつうにしてたら分離(モヤモヤ)するんですよ。


水に油を入れたら分かれるでしょう。ドレッシングのアレ。混ぜ混ぜしたら一瞬ひとつになったように見えるけど、放っておくとスグ元通り。アレと同じですよ。そもそも分離している状態がデフォなんっすよ。

だから「分離をやめる」って言っても無理なの。
分離してるのがこの世界なのだから、それはそれで受け入れるしかないの。

大事なのは、「分離に同一化しないこと」なの。
え、何?また難しいこと言い出して意味不明だって?
しょうがないなー。じゃあ、わかりやすく言うね。

モヤモヤするのはしゃあないの。自分の中に矛盾が作り出されるのはしゃあないことなの。好きで大事って思ってると同時に、ウザくてもういいと思っているのが、そもそも当たり前の状態なの。
それを「自分」だと思うのが、苦しみの元だって言ってるの。

感情なんて雲のようなものなのだから、ただ眺めていればいいの。怒ったっていいし、悲しんだっていいの。コントロールしないでただ「へぇーそう思ってるんだー」って、眺めておけばいいの。そうしたら、必ず消えるから。ずうっと同じテンションで同じこと想い続けるなんて、どだい無理なことなんだから。

だから「永遠の愛を誓うよ」なんて歌をきくと「うっそつきー!」って思うわけよ。永遠に同じテンションで同じ感情が続くとしたら、それもうアンタ、この世界の住人じゃないですわ。アンタ、実は宇宙人ですな。きんもー★


そもそも、心はモヤモヤ(分離)したがるものなんです。スッキリできるのは一瞬だけなのです。そういう性質なんです。
だから、常に良い(悪い)人でいようとしたり道徳的(犯罪的)であろうとすると、もんのすごいしっぺ返しを食らいます。分離しようとしたがる性質に逆らっているからです。

安定した成功や幸せを得たとき、想像以上に多くの人が(無意識だとしても)それを壊す方向に動きたがります。
【参考】まさに天国から地獄…巨額の宝くじに当選して人生を破滅させた10人:らばQ
「あんなに恵まれた人が、なぜそんなことを」と思う事件ってあるでしょう。それは恵まれていたからですよ。満足すると壊したくなるのです。同一の状態を保つよりも、ひそかに分離したくなるのです。

モヤモヤしてて矛盾していてこそ人間なのです。
だから、ある一定のキャラを保ちたいときは人前で出したいところを出し、出したくないところは自分の内側で保つ必要があります。例えば、ポジティブキャラでいたいなら、ネガティブなところは自分の内面で受け取り抱きしめる必要があります。たとえ、周りの人が「あなたはそんな人じゃないわ!」と言ったとしても。

いつもニコニコ笑顔で穏やかな人こそ、心の中で「人類全員早く滅べ」とか思ってて当然なんです。だって、表向きはポジティブだと、内向きはネガティブになるからです。
ゆえに、どっちかに偏りすぎず、どっちもそこそこ抱えて出していたほうが、人間としては健全ですね。だから、分離したどちらかに同一化してしまわず、どちらも抱えることをお勧めします。

それじゃモヤモヤしたままスッキリできないって?
だから「眺めなさい」っていってるのよ。「感情こそが自分自身」と同一化してしまうから、モヤモヤしているのが自分自身だと思い込むのよ。本当は、そうじゃないのに。

死について41の答え
死について41の答え

posted with amazlet at 17.08.28
OSHO
めるくまーる
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