アラフォー、獅子座の火星を生きる

スピリチュアルブログ


あたしは女王蜂なのだ。
これはあたしの運勢でもある。獅子と太陽。これがあたしの星だ。
この星を持つ女は忠実で、勇敢で、働き者だ。そう簡単に打ちひしがれたりしない。

これがあたしの性格だ。
あたしは獅子座の星の元に生まれた女王蜂だ。

そうよ アッタッシ~は獅子座の女ァ~♪

私も「獅子座の女」です。
といっても、7月23日~8月23日生まれではありません。太陽星座が獅子なのではなく、火星の星座が獅子なのです。(「火星の星座が獅子?どういうこと?」という方は星占いが当たらない理由を読んでね)

星占いが当たらない理由
「星占い」って、雑誌に載っている「○月○日生まれは××座~」ってイメージですよね。そして「星占いってあたらないよね。大体人間が12パターンに区分されるわけないしw」となりがち。その通り!人間が12パターンしかいないわけがないでしょう!!

そして、アラフォーの今、火星はドンピシャで「重点的に掘り下げるべきエネルギースポット」。今の私は、獅子座のテーマを色濃く生きています。
【参考】ホロスコープを擬人化で説明しちゃうぞ☆年齢域編1

ホロスコープを擬人化で説明しちゃうぞ☆年齢域編1
ホロスコープで扱う惑星には、「年齢域」があります。ある年齢の間は、その惑星のエネルギーを使いこなすことが大きなテーマになるのです。この記事では0歳(月)~45歳(火星)までの年齢域を扱います。

私の火星を星キャラメイクした結果。
charaクリックで拡大
【参考】自分のエネルギーをビジュアル化!星キャラメイクしてみよう♪

自分のエネルギーをビジュアル化!星キャラメイクしてみよう♪
これは、ホロスコープワークショップで行ったワークの一つです。自分の惑星のエネルギーを理解しやすくするために視覚化をします。ホロスコープとは、自分の中にある10人格を見るようなもの。その10人格を、実際にキャラメイクするのです。あなたも自分の...

冒頭のシャネルじゃありませんが、ドS女王様です。
つらい。つらいです。むり。やりたくない。

「って、自分テーマ(自分の星)から逃げとるやんけー!!」って話なんですけれども、アラフォーになって火星のエネルギーがフォーカスされて、思ったよりそれが乗りこなすのしんどくて、ハァハァしているのです。
つら。獅子座つら。獅子座むり。

そもそも、金星~太陽域(16歳~35歳)で20年間ドップリ蟹座12室だったんです。
↓こんなかんじ
01
 12室引きこもり体質な残念太陽
02
 12室的には、これが前向きなモチベーション
03
 4室なら「家族のためにゴハン作るの楽しい☆」になるのに。ハウスによる女子力格差。

「とにかく目立ちたくない、誰にも認識されないでこの世界の片隅ですずさん並にひっそりと地味な民草として暮らしていたい」モードだったのに、火星域に入ったら「オラ!自己主張だぞ!ドS女王様キャラじゃ!自己中上等!信じるものは自分のみっ!!」なんて、真冬から真夏かよ!って話じゃないですか。砂漠で洪水とか世界の異常気象並じゃないですか!

しかも私の火星は内惑星、すなわち今までの年齢域でクローズアップしてきた星とアスペクトが無い。ノーアスではないけれど、火星にまつわるアスペクト自体が少ない。「あの星のエネルギーを使った時についでについてくるあの感じ」で補佐的にそのエネルギーに慣れる機会も少ない。

なので、「獅子座の火星」というのは、私にとってはいきなり降って湧いて出てきた「自分の知らざる一面」であり、その違和感(使いにくさ)ったらなかったのです。

しかしながら、物理学さながらに認識しなければ「ないもの」になるのかといったら、そうはならないのが占星術。

完全マスター西洋占星術 (The series of perfect master)
自分で使わなければ外からやってくるというのが天体の原理です。これは天体十個の総合が一個人なので、どれかが自分のものになっていない時には、その天体があらわす部分が外環境に投影されます。
火星の扱いになれていないと、災いが起きるという形で、火星の力が外から接近してくるケースがたくさんあります。火星が弱い人は大抵いじめられっ子の傾向があります。たとえば女性で火星が第12ハウスに隠れていたり、自分でそれを発揮していない場合、ストーカーに悩まされる事例が見られます。
火星の攻撃力の使い方になれていないと、何らかのトラブルの時に行き過ぎになって取り返しがつかなくなるということもあるでしょう。

うおおーーー!火星大事!攻撃性(火星)大事!!!
ブリブリ怒って自己主張せねばならん!!!
ドS女王を生き切らねば!!!

特に、耳が痛いのがここ。
火星の攻撃力の使い方になれていないと、何らかのトラブルの時に行き過ぎになって取り返しがつかなくなるということもあるでしょう。
自分の中にある攻撃力(火星のパワー)を磨かず、いつもニコニコニコニコしてたら、人間関係上手くいかないんです。誤解されちゃうんです。

学生の頃、サークルに下ネタで絡んでくる後輩がいました。
私はそれを笑顔で聞き流していました。そうすると、彼は「この先輩は下ネタOKな人」と思ったらしく、私に際どい下ネタを繰り返すようになってきました。
私は笑いながら「やだぁ~も~」といって不快感を表して(いるつもりで)いました。だけど、彼には当然ちっとも伝わりません。「まったまた、好きなくせにー!」と言われ、下ネタを連発されます。

遂に、ある日私は、みんなの前で彼にブチ切れてしまいました。
「下ネタ嫌だって言ってるでしょっ!!本当に嫌なの!どうして嫌がってるのに分かってくれないの!?もう嫌だぁぁーー!下ネタ、言われるの嫌だああああーー!!うわぁぁぁぁぁあーーーーん!!!!(号泣)」

あの、これ、一発でアウトです。
何がアウトって、男がアウトです。
何があろうと、こんなシチュエーションになったら、男は1000%悪者です。とんでもないクズです。

彼は下ネタは言うけど、そこまでのクズではありません。いいところだってあります。
だから私が彼の下ネタを笑って流さず、「下ネタウザイ早く死ねばいいのに」とバッサリ切り捨てればよかったのです。爆発するくらいに嫌悪感がたまる前に毒舌で切り捨てておけば、彼のサークルでの立ち位置はそこまで悪くならずに済んだのです。「うぉ、こえぇw」とか茶化してごまかすことすらできたでしょう。そして「怖い女」に対して、下ネタで絡むこともなくなったでしょう。

ニコニコ聞き流さず「下ネタ言う男って最低。早く死ねばいいのに」と愛想なく言うほうが、結果、相手の立場をまずくしないで済むのです。要するに、火星の攻撃力を適切に普段から使えるようになっていれば、「いきなりブチ切れて人間関係ブチ壊れ」が防げるのです。
とにかく、あの時の彼の立場の悪さは非常にかわいそうでした。あれじゃ、もう生きてる価値の無い極悪人だもんね。

やっぱ男相手にニコニコしてちゃダメだね。男には常に笑顔を消してキツくストレートにものを言わないと。
女の子にはフワフワ優しくして「え~でも~」って曖昧に濁してても察してくれるけど、男には「え~でも~」じゃ伝わらないからね。男はコミュニケーションに向かない脳を持っている(察する能力が劣っている)のだから仕方ないね。
ゆえに男には、とことん厳しくッ!言葉を鋭利にッ!!大事です。

星を自分で使えば、嫌な人間が消えていく

「自分でつかわないと、向こうからやってくる」
これは実にその通りで、私は自分の獅子座火星成分をアラフォーになるまでほとんど駆使してこなかったと言えます。その結果、私の火星は他者に投影され、「なんであの人ってばあんなに自己中なのかしら、いやね」なーんてイイコぶってキレイゴトならべてたわけです。お前が自分の自主性を使わんから相手へ投影されているだけじゃいこのヴォケー!!と、あえて火星チックに乱暴に言ってみます。攻撃的!攻撃的!

そして、アラフォーになると、当然ですが否が応でも火星成分を使わねば人生が上手く回りません。
キャリアの浅いうちは周りに流されて「うんうん」と人のいうことを鵜呑みにしていてもよいのです。でも、腰が低いのは、アカン。に書いたように、はじめは兎でもいいけれど虎にチェンジせねばならない時が来る。

ある程度の経験を積んでくると、人のいうことばかり聞いていては「自分号」は簡単に難破してしまいます。だって、ある程度お金が稼げるようになったら、必ず「金の匂い」をかぎつけてくるロクでもねえ連中がやってくるから。そういうやつらのいうことまで「そうなんですかー!ご指摘ありがとうございます★出愛に感謝です☆どんなご縁も 気愛と喜愛でノリノリノリカ☆彡」なーんて頭お花畑なこと言ってると、気づいたらケツの穴までムシられてる。生き馬の目を抜くビジネスの世界っちゅうのはそういうモンだ。

ウチのじいちゃんだって、証券会社の人が勧める銘柄買っては損して、小豆相場(今の感覚でいうならFX。ハイリスクハイリターンな投資)に手ぇ出しては家2,3軒建つくらい大損ぶっこいて。あほらし。
金の匂いに群がる人間(証券マン)のいうこと素直に聞くからそうなるんじゃ。オイラはじいちゃんのようにはならね。ビジネスの嗅覚に関してはじいちゃん譲り(まさしく2室火星)だと思うけど、投資に関しては真似したくない。

だからこそ獅子座の火星!人のいうこときかない!攻撃力、超強力!
シャネルも書いてるけど、「絶対負けない!くじけない!」
あっ、それってばラムネス様じゃん!!


そして、火星域も折り返しを過ぎた今日この頃、ふと気がついたのです。
「私にモラハラしてくる人、おらんくなったな」と。

まあ、別に星占い持ち出すまでもなく、当たり前ですよね。気の弱そうな奴にはパワハラモラハラ野郎がよってくるけど、「私は正しいっ!!」と強そうなオーラ出してるやつにはパワハラもモラハラもできんわな。
占星術的にいうと「自分の星を自分で乗りこなしているから、他者に投影する必要がなくなった」ということです。

いやあー自分の星のエネルギーを使うって、大事ですね!!
だって、必要だから授けられているのだし、使わないと不完全燃焼しちゃって人にふりまわされたりするし。自分のエネルギーを人に使われてると、当たり前だけど満たされない!その人ならではのエネルギーが出てこないから輝けない!

「苦手」って思ってても、ちゃんと向き合って自分のものにしていくことが大事――と書いてて思ったんですが、「自分のものにする」ではないですね。元々自分のものなんです。それを「なかったことにしたい」が問題なんです。例えば私の獅子座火星の場合なら「私そんなに自己中じゃないわ」ってイイコぶってたかったところがアカンってやつなんです。自己中獅子座パワー使わなきゃ、私の人生は開けねっつの!傲慢こそが幸運のカギ!

最後に、私の獅子座のメンターであるココ・シャネルの言葉で締めくくりましょう。

欠点は魅力の一つになるのに、みんな隠すことばかり考える。
欠点をうまく使いこなせばいい。これさえうまくゆけば、なんだって可能になる。

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