未来が知りたい? じゃなくて、未来を作ろ?

精神世界:スピリチュアルブログ


物理学とスピリチュアルの親和性ってスゴイですよね!
といっても「ポカーン」とされることが多いです。スピリチュアル好きの人って、物理に興味ない人が多いんですよね。まあ高校で文系行っちゃうと取らなくてもよかったりするしね。

でもね、大好きなスピリチュアルと関連があるって言ったら、ちょっと気になるでしょう?
物理学的なアプローチを知っておくと得なのは「そんなものは科学的ではない!」という人に対して「科学的に説明」できること。そういう時は枕詞に「スピリチュアルでは」とは言わず、「物理学では」って、つければいい。そうすれば、精神世界に抵抗がある人にもスムーズに話が信じてもらえる。

過去は今で、未来も今。全ては今。

例えば、時間について。

英紙「Express」(12月3日付)によると、世界的に著名な2人の物理学者が、時間は実在せず、人間の幻想に過ぎないと主張しているという。

「時間は実在しない。幻想である」物理学者2人が“時間の定義”を完全に覆す理論を提唱!

そう、これ↑まさしくスピ的にもそうなんですよ!
肉体に入ってるから、時間が「過去から現在、未来へと流れていくもの」という知覚になっているだけなんですよ。4次元なら「いようと思った時間と空間は自分で選べる」んです。「んっ」ってすればつながるの。そこに行くの。「んっ」ってして波長を合わせれば、すぐその相手に会えるの。

いやぁ~肉体がないってホントいいよ~。肉体あるとマヂ不便!!!

ラッセルはたまたま5分前と想定したが、1分前でも、1秒前でも、仮説の本質は変わらない。それどころか、一瞬毎に世界が創造されていると考えることも可能だ。

(3ページ目)「時間は実在しない。幻想である」物理学者2人が“時間の定義”を完全に覆す理論を提唱!

出ましたよー「創造」。精神世界本お得意の「あなた自身こそが、この世界の創造主だ」という発想と、相通ずると思いませんか?

上座仏教のスマナサーラ長老の説法で、ろうそくの炎は一瞬たりとも同じ炎ではなく、毎瞬間生まれ変わっているのだというものがあります。
実は私たちの体も、毎瞬違うものになっています。なぜなら、空気を吸い込み吐き出すことで違う酸素を取り込み違う二酸化炭素を吐き出しているからです。もう少し長いスパンでは排泄によって老廃物を出すし、細胞も入れ替わっていきます。

実は絶対的な「自分」なんていないんです。常に移り変わっている、違っているのです。ろうそくの炎は同じに見えるけど、1秒前の炎とは違うんです。

そもそも「過去の自分と現在の自分は同じ(連続体である)」と思う根拠は一体なんでしょう? だって、原子(細胞)的にはメッチャ入れ替わってんのに。違うじゃん!
そう考えると、「過去と現在はつながってる。その先に未来がある」なんて、絶対的には言えないでしょう?

占いで「未来が知りたいです!未来を教えてください!」という人は、このあたりガッチリ信じてるんですよね。過去→現在→未来という三次元の時間軸を。何か「宿命」というものがあって、「5月10日にあなたは運命の人と出会います!」とか言われたいわけですね。「3月に交通事故に遭って死にます」とかは聞きたくないくせに。

や、ありますよ。宿命。
時間軸的にそういう流れになってるってガッチリ決まってたら、そういう場合もありますよ。だけど、多くの場合は流動的で不確定なんです。雨が降りそうだけど降水確率60%です、みたいな。三次元的な説明をするなら、そういうことです。
これを、もっと高次元の感覚でいうなら「未来が見たいなら、そうすれば」です。じゃ、その時間軸に行けよと。それで行けますから。物理的な(固体の)肉体がないと。

ここらへんがセッションやっててかみあわなくなるところで、通訳者(媒体)としてすごく悩ましいです。
ガイドは肉体がないから「未来が気になる?じゃ、行けば」だしクライアントは三次元だから「1年後の未来は1年間待たなきゃ来ない!」と思ってる。
食い違うんですよ。そのすり合わせがスンゴイ大変。そのまま伝えたって「はぁ?」だし。ちゃんと「三次元語」に翻訳しなきゃならない。

以前の記事で↓書いた通りです。

実は「時間」に関してもこういう認識のズレが起こることがあります。
私たちのいる世界(三次元)では過去→現在→未来という直線的な時間軸ですが、高次では時間はもっと融通無碍なものです。過去は今だし、未来も今。
いたいと思う時間軸にいようと思えば、そこにいられるのです。自分の意思で時間と空間を選択できます。

……わけがわからないですよね。
うーん、本当に説明が難しいです。

だから「1年後にどうなりますか?」と聞かれても、高次の感覚では「1年後って?どういう意味? したいようすればいいじゃないの」となるのです。
要するに、高次の感覚からすれば「私は無事にトイレに行けますか?」と聞いているようなものなのです。
簡単に思い通りになることに対して、何でそんなことを聞くの?と。

高次的には、「そうしたいならそう思えばいい」ということなんです。
だからそういう時は「三次元的な感覚」に翻訳して「未来をよくしたいなら今をよくしなさい。未来と今はつながっているのだから」という言葉に置き換えます。

セッションでの質問はできるだけ細かく具体的にお願いします。フワッとしないでください。「未来が知りたいですぅ♥」みたいな、フワッとした大雑把な質問されるとすんげえフワッと(しかも電波に)返してくるんでもう翻訳が大変なんです!!!フワッと禁止!!!論理的に要点をまとめ、明快にお願いします。フワッと禁止!!!(涙)(大事なことなので二回言いました)
質問も具体的に細かく刻んでくれれば「あ、ああ。そうか三次元か。なるほど肉体に閉じ込められている時なら、そういう考え方もするわナ」とわかってくれるので。我輩はガイドである。名前はまだ無い。で出てくるような、すごい波動が高いせいでわかってくれないガイドもいるけど。
∴大変なんだゾ!媒体も!!

年輪が12本あるという事実を「結果」をみなせば、これに対応する「原因」が位置すべき過去が存在するはずだとは主張し得るものの
このような主張もまた完全に証明することはできない(もちろん反証することもできない)。

精神世界もそうですよね。全く同じです。完全に証明することも反証することもできない。
「時間というのは単なるエネルギーで、過去も未来も今も区別はなく、その時間軸に移るだけだ」と言われても、「ほーん」と頭真っ白になる人が多いです。それくらい私たちは三次元の過去→現在→未来という時間の流れに慣れ親しみ過ぎていますから。

まあ肉体から出れば(死ねば)分かるんだけどね。臨死体験とか幽体離脱とかした人はわかるよ。あの自由自在の感覚が。いいゾー肉体が無いのは!

スピリチュアルを物理学的アプローチで見てみたい人はチョプラの本あたりから始めると、とっつきやすいと思います。スピリチュアル寄りだし現世的なので。

あなたの年齢は「意識」で決まる
ディーパック・チョプラ
フォレスト出版 (2016-01-21)
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