「やりたいこと」がハッキリしていると、人生はシンプルになります。
本多有香さんは1972年生まれ。私と同じ40代の女性です。
カナダの自分で建てた家に一人で住んでいます。
29匹の犬と共に。
電気も水道も無い生活をしています。
必要なお金はペンキ塗りで稼いでいます。
なんでそんなことをしているかって? 「犬ぞりがしたいから」です。
何で犬ぞりがしたいかって? 「楽しみたいから」です。
シンプルです。
【参考】29匹の犬たちと、自分の好きなことをやる。自分のお金で──本多有香|WIRED.jp
修道院では「無言の行」を行うところがあります。
コミュニケーションは、邪魔なのです。
フランスのグランド・シャルトルーズ修道院では、必要最低限のものだけに囲まれて週の大半を沈黙と祈りの中で過ごします。
余計なものを徹底的にそぎ落としていく中で、残されたシンプルな「自分」の中に何を観るのでしょう。
そんな生活が、とつとつと、実に1000年近くも行われています。
森の中で自活する本多さんの生き方は「女たるものこうあるべき!」という常識から見ると女失格!です。
パートナーもいないし安定した職もないからです。オシャレもしてないしアンチエイジングもしてないしママ業頑張ってキラキラ★もしてないからです。
でも、彼女は自分の道を生きています。「地球と共にある」実感を持って。
きっと、死ぬときに後悔はしないでしょう。むしろ命をやり切った充実感を覚えることでしょう。
沈黙に生きる修道士たちも、コミュニケーション第一の世のアンチテーゼです。
コミュニケーションを慎むからこそ見える世界があることを教えてくれます。話をしないことで、心を分かち合うことなくむしろ秘めることで、見えてくる世界が。
さあ、私はあなたの常識や固定概念を、少しでも揺らがすことができたでしょうか?
「こうあらねばならない」に風穴を開けることができたでしょうか?
少しゆるく自由になった心で、自分の内側に問うてみてください。
どうすれば、あなたの人生は「シンプル」になるのでしょう?
自分は、人生に、何を求めているのですか?
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