※注意※
この記事は元々だらしない人向けではありません。
↑このタイトルを見た時点で「ホッ」とした人は読まないでください。なぜならばこういう言葉を見てホッとする人は大抵「だらしなすぎる人」だからです。
「イエイエ、私はもっとキチンとシッカリしなきゃならないんです」という人向けです。
まじめで几帳面な人ほど、自分のことを「だらしない」と思っているからです。
(逆に「もっとちゃんとしろよ!」って人ほど自分のことを真面目だと思っています…。世の中って不思議よね?)
【参考】世の中の不思議
「ヤンキー先生」で有名な義家弘介氏。このたびの第三次安倍改造内閣では文科副大臣のポストに就きましたね。
昔は熱血先生そのもので、情熱をかけて訳アリの子たちとガチで向き合ってる人というイメージでした。ですが、最近は体罰を容認するような発言をしたり、ちょーっとキナ臭いかんじ。個人的には「なんか結局、エラくなって汚い大人になっちゃったのかなぁ…」とガッカリしていました。
その義家氏が、以前「路上の箴言」という小説を発表していたとのこと。それが、すんごいブッ飛んでる内容らしいのです。教師が自殺した生徒の死体の隣でPTAのママンとくんずほぐれつしちゃったり、送られてきたエロ写メに「女神」と飛びついて生徒が自殺したという事実から現実逃避したり。
ちなみに、この小説の発表時、義家氏を担当した「小説宝石」の編集者は、「テーマは(義家)先生が一番書きたいこと、“教育(現場)の闇”でした。教師にも、生徒にも、親のなかにも闇があり、その闇は深いということを強調したいとのことでした」(「週刊現代」08年4月12月号より)と語っている。だが、誰より闇が深いのは、溢れんばかりのリビドーや実体験エピソードを絡めながら、暴力による思想統制の肯定を図々しくも小説として世に発表した義家氏本人だろう。
モデルは自分? 義家弘介文科副大臣が書いていたトンデモエロ小説の中身! 教え子の母親と情事、生徒を拉致監禁し機関銃で…|LITERA
この記事を読んで、最近の義家氏の言動にちょっと納得がいったのです。
「義家センセイ、こんなもん書いちゃうまで病んじゃってたのか……」と。
冷静に考えてみれば、教師なんて仕事はもうフッツーに精神肉体両面で超絶ハードワークなのに、ましてや問題児の多いといわれる高校でそういう子どもたちと向き合うなんて並大抵のことではありません。本当に、本当に、厳しいです。正直私には無理です。半年で「おまえら全員しね!」って言ってやめると思います。
ちなみに私の友達の英語教師は、授業を始めたら「センセー、ここ日本。わかる? 日本人なんだから日本語だけ話しなよ。日本語以外使うなんてマヂきもーいイミフーギャハハハハ」と生徒に爆笑されたそうでーす。
あ、うん。ほんと無理ー。
義家先生も、多分、昔は本当に生徒の立場に立とうとしてたと思うんです。なんとか、挫折を経験してきた子たちを理解してあげようと頑張っていた面もあったと思うんですよ。
でも、こんな退廃的な病み小説書いちゃうくらい、やっぱきつかったんだろうなと。
結局現役教師を辞めて違う道に入ったのも、現場での限界を感じたからなんだろうし。
そして権力を手に入れて、いわゆる闇堕ちしちゃったんだな、と。
真面目で本当に情熱のある人ほど、ダークサイドに落ちちゃうと、すごいことになっちゃうんです。
最近の義家氏だって、まじヤバイっすよ。なんかファッショだもん。
【参考】馳浩より危険! 文科副大臣・義家弘介のネトウヨ思想…「体罰禁止を見直せ」「事の善悪は国家が決める」|LITERA/リテラ 本と雑誌の知を再発見
彼にはもともと一部分ですっごい真面目ですっごい一本気なところがあって、昔は真剣に生徒のことを考えてやってたんじゃないかなと思うんです。でも、いくら頑張ったって100%の生徒に望ましい未来を与えるなんて無理なんですよ。現実には1割上向けば上々くらいなんだけど、一生懸命やってたら「ほとんど(9割)ダメだった」ってすっごい挫折感を味わうことになりますよね。
生徒から裏切られるなんて、余裕で日常茶飯だったろうし。寂しい気持ちを抱える子は、そうやって大人を試して相手の本気度を見たり愛情を測ることもします。そんな生徒を何人もずーっと相手にするだなんて疲弊しますよ。心身共に。
「生徒の気持ちを尊重するなんて甘いこと言ってられっか! 道徳を大人が叩きこんで押し付けるべきだーっ!!」って方向にふれちゃうのも、わからなくはない。元々、純粋に一生懸命やっていたならば、余計。
で、何が言いたいかというと、タイトルです。
すんごい一生懸命に一本気にやりすぎると、危険だってことです。
あんまり根を詰めすぎると、気がついたら極端にヤバイ方向に行きかねません。
スピリチュアル好きの人は心がきれいで真面目な人が多いんです。こんな世の中にあってすら志のある人も多いです。だからあえて書きます。
真面目に、綺麗に生きようとしすぎないでください。愛も光も感謝も確かに大切なんだけど、たまにはだらしなくてどうしようもなく愚かな自分も許してください。
極端に綺麗に生きすぎると、極端にダークサイドに落ちちゃう可能性も出てきます。
あんま、ステキにならないでください。欠点を残しておいてください。
だって、人間だもの。(みつを)
というわけで、おいたんは東方任務に戻るでー。磯風? 知らない子ですね……。俺は嫁(赤城)を食わせるだけでいっぱいいっぱいです(涙)