絶望こそ、希望の母である。

子どものいないあなたのための スピリチュアルブログ

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希望と絶望は、実は元をたどれば同じもの。
コインの表と裏に過ぎません。
従って、「希望が良くて絶望が悪い」という考えは、視野が狭いと言わざるを得ないですね。

あなたは今、希望にあふれていますか?
なら、今までの道のりで、ちゃんと絶望してきたということです。

あなたは今、絶望に満ちていますか?
なら、今まで希望を胸に抱いていたということです。

「嘘だ!そんなはずはない!」と思われますか?
でも、希望を持たずして絶望することはありえないのですよ。
何かに期待するから、失望できる。タイトルの逆もまた然り。希望は絶望の母です。

逆に「世の中良いことなんか一つもないよ」というレベルで絶望している人は、少しのことでも希望が持てます。
だって、それ以上落ちようがないもの。

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陰は極まると陽に転じ、陽は極まると陰に転じます。
この法則をなぞると、絶望に満ちると希望が現れ、希望に満ちると絶望に導かれます。

まー一般的にまとめるなら、希望を持ちすぎるとキツイ目に遭いますよってことです。
逆に絶望しすぎてると、意外と希望が見つかるモンですよってことです。

理想を言えば、中庸を保てればいいですね。
希望に偏りすぎても絶望に偏りすぎても、精神的に振り回されて疲れてしまいますから。

もし今あなたが絶望しているなら、ちょっと期待し(希望を持ち)すぎてたかもしれません。
もしそうなら、「今日もご飯がオイシイ」と感じられれば良しとしてください。
小さなことに満足することを覚えれば、絶望が希望へと転じてきます。

希望と絶望の性質は、文字自体にも現れています。
希(まれ)に望むと、希望。
絶えず(いつも)望むと、絶望。

実にシンプルですね。
欲張りは禁物ですぞー。

希望と絶望のバランスを、上手く取ってくださいね。
言い換えると、希望も絶望もどっちも大事だってことです。
スピリチュアルに言うなら、この二元性を統合へと導いてくださいね。

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