仕事にやりがいを求めるな

ビジネス:スピリチュアルブログ

glass

なんか、「ブラック企業の経営者の言葉」みたいなタイトルですね。
でも、仕事にやりがいを求めるあまり不幸になってしまっている人が世の中一定数いるので、この記事を書くことになりました。

「世の中のどこかには自分に本当に合っていて
 やりがいのある仕事があるはず!」
この幻想はなぜか根強いです。

実はこれ、スイーツ女子(もしくはオバサン)が
「世の中のどこかには自分に本当に合っていて
 私を幸せにしてくれる運命の人がいるはず!」
って思ってるのと、全く同じ文脈なんですよね。

そんくらい、実は結構バカバカしい幻想なんです。

確かに世の中には「仕事に生きてる人」っていうのが、たまーにいます。
そう、たまーに、います。たまにです。
そんな人、世の中の1割もいません。

そんな珍しい存在を目指しても、世の中の大多数の人は幸せになどなれません。
客観的に見たら結構合ってて「いい仕事してるな」って場合ですら
「何か違う、もっとやりがいのある仕事があるはずだ!」
って、せっかくいい仕事してるのに投げ出してしまう。

そして「本当にやりがいのある仕事」を見つけようとしても、しっくり来ない。
転職を繰り返してドンドン年ばっかり食って、ドンドン給料も下がり、しまいには年齢制限で仕事のクチすらおぼつかなくなる。

そして、頭には「どこかに自分に合った、やりがいのある仕事があるはずだ」という幻想がこびりついているから、いつまでたっても満たされない。
冒頭で述べた「仕事にやりがいを求めるあまり不幸になってしまっている」パターンの一例です。

スピリチュアルな法則でよく言われることですが、幸せは外側の環境ではなく、あなたの内側からもたらされるものです。
幸せの青い鳥は、「実は自分の心の中に既にいるのだ」と気づける人のみが見つけることができるのです。

結果的に仕事をすることが幸せにつながるかもしれません。
でも、その前に、あなたが自分の心の内側から幸せをくみ上げねばならないのです。

あなたは本当に仕事に人生を賭けたいのですか?
実は休みの日に趣味に没頭してる時間のほうが幸せじゃないですか?
もしそうなら、仕事は「趣味にかかる経費を稼ぐための手段」すなわち「カネのため」って割り切ったっていいんですよ。

金のために働くことを嫌がる人がいますが、自分の幸せのためにお金を稼ぐのに何の悪いことがあるでしょう。
アマゾンの創始者、ジェフ・ベゾスだって、宇宙に行きたいから金持ちになりたくて金を稼いでいるのですよ。

仕事をするのに高い志がなくてもいいんですよ。
そんなものを述べるのは、採用面接のときだけでよろしい。

「仕事で自分を幸せにしてもらいたい」と思うのは、「王子様に幸せにしてもらいたい」夢見る夢子ちゃんと同じレベルです。
大人として、ちょっと恥ずかしいと思ってください。

基本的に仕事なんて、生活回せるだけ稼げるならそれでOKなんです。基本ラインはそこですよ?
「やりがいのある仕事」を探すなんて、馬鹿馬鹿しいことはやめませんか?

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