2022年 寅年 寅卯天中殺はどう生きるべき?

四柱推命/算命学
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寅卯天中殺のみなさん、こんにちはー!
お元気ですかー!
天中殺ですか―!(イエーイ!!)

そう、2022年は寅年です!
寅卯天中殺は、天中殺に入ります!!
はりきって天中殺してまいりましょう!!!

※自分の天中殺を知りたい方は天中殺 調べるで検索してみてください。この記事は「寅卯天中殺(寅卯空亡)」の方向けの記事です。

天中殺って、いつからいつまで?

寅卯天中殺の方々は、これから2年間天中殺の年を経験することになります。
正確にいうと、2022/02/04~2024/02/03の間が天中殺になります。

先ほどはりきって「2022年は天中殺!」と書きましたが、実は2022/01/08現在、算命学的にはまだ天中殺には入っておりません。算命学は旧暦(二十四節季)を使いますので、春分(2022/02/04)からが壬寅年となります。

あと1カ月くらいありますから、その期間で天中殺の過ごし方の準備をしましょう!

天中殺の過ごし方

天中殺とは「天がなくて地がある」「空間がなくて時間がある」状態だと言われます。

ど、どういうこと?

そんなこといわれても、ちょっと専門的すぎてわかりにくいですよね。
ザックリいうと「微妙に世間とズレてしまいがち」になります。普段だったら「こうしたらいいよね」とわかるところが、天中殺の間だとわからなくなってしまったりするのです。

普段だったら難なくジュースをコップに注げるのに、なぜか別の場所にコップがあると思い込んで、こぼしてしまう。
天中殺って、そんな感じの期間です。

なんかズレちゃう。
「リアル生きるの苦手過ぎか!」って感じになります。

でも、現実面にコミットすると上手くいきにくいのですけれど、精神面はフリーダムで無限の可能性の中に放り込まれます。

だから、天中殺はまさにスピリチュアルな探求にピッタリの時期なんですね!
現実的な成果はなかなか難しいかもしれないけれど、魂を磨くのに適しているんです。普段だったらつながりにくいところにも、つながりやすくなります。

ですから、一般的に天中殺は「勉強をする」とか「資格を取る」とか「奉仕をする」とか、そんな「現実的な成果に直接はつながらないけれど、自分のベースをUPさせる行為」に費やすととっても良いのです♪

私は前回の寅年、2010年の時は英語の勉強に当てていました。
Youtubeで英語動画を見てリスニングをきたえたり、英語ブログを作って記事を書いたりしていました。

自分の英語が普通に海外の英語話者の人に通じることが驚きでした!
私にとって英語って、それまで「受験のためのお勉強」でしかなかったんです。でも、そもそもが言語の一つでコミュニケーションツールなんだ!ってすごい当たり前のことにバカみたいですが2010年の寅年(天中殺)で気づけましたね。

そして2011年には、ちょっとお恥ずかしいんですけど、まあ詐欺とは言わないんですけど、「ああ、やらなきゃよかった~」ってことに20万円くらい金をつぎ込んでしまいました。ビジネス面ですね。

そこからできた縁が、また最悪で。
本当に、あれは反省しております。
人を見る目がなかったというか世間知らずというか。

天中殺って、「現実面」はやっぱ難しいんですよね。実務的なことはあんまり自分から動かないほうが良いといわれるのも納得です。

さて、2022年に天中殺の寅卯天中殺の皆様は、どんなことをやってみたいですか?

自分を成長させること、学びになること、人のためになること。
↑この中で、どんなことをしてみたいですか?
私は、VBA(プログラミング言語)勉強するのもいいな~!と思っております。マクロ組みたい。

やりたいこと?
そんなこと
いきなり言われても~

というかたは、ジュリア・キャメロンの提唱するワークをやってみませんか?

このワークは、12週間で行うプログラムになっています。
自分の中の創造性をとりもどす、というワークです。
特におすすめなのがこんな人。

  • クリエイティブな仕事をしている人
  • イノベーションのためにひらめきが欲しい人
  • 楽しめる趣味を見つけたい人

創造性を高めるって、人生にワクワクをもたらすってことなんだな~と思いまあす。
ですから、こんな人にもおすすめです!

昔に比べてクリエイティブになれない
人生がつまらない
子どもの頃はこうじゃなかったのに

自分が何を求め
どんなことに興味を持っているのか
いまいちわからないんだよなぁ……

もっと直感を
はっきり受けとれるように
なったらいいのに……

実は、私、先月からこのワークやってみております。
基本は毎日起きたらノート3ページを、内容は何でもいいから書いて埋めること。

書くことが思い浮かばなかったら「今日も書くことはない 今日も書くことはない 今日も書くことはない 今日も書くことはない 今日も書くことはない 今日も書くことはない 今日も書くことはない 今日も書くことはない」って書けばいいそうです。笑

もちろんネガティブな愚痴でも、ちょっと世間様には聞かせられないような内容でもOK。このノートは絶対人に見せないようにするので、とにかく脳内に浮かんだことをそのまま描写していいんです。

本を詳しく読まなくても、このワークを12週間(約3カ月)やるだけで面白いと思いますよ!
良かったら私と一緒にやってみませんか。

2022年は壬(みずのえ)の年。水は守護神?忌神?

算命学では現実の現象を地支で観ます。そしてそれに伴う精神を天干で観ます。

2022年は壬の年です。
壬はあなたにとって守護神でしょうか? はたまた忌神でしょうか?

守護神が巡ってくる時期は、現実的に(客観的に他人から見た視点だと)悪いことがあっても、本人にとってはそれが良かったりします。例えば「離婚して超幸せ、本当によかった!」「ケガをしたおかげで家族との絆が深まった!」みたいなかんじです。

忌神が巡ってくる時期は、周りから見たら幸せそうなのに、本人は満たされてなかったりします。こういう時期は、モヤモヤすることで精神を成熟させる時期とも言えます。忌神が巡ってくる時を上手く使えば人の気持ちがわかるようになり、思いやり深くなれるということですね。器を大きくしてくれる時期とも言えますね。

守護神の取り方は一口に説明できないので、自分の守護神を知りたい方はTEN-SEN 天占さんの「簡易プロ算命」で出してみてください。簡易的に守護神を出してくれます。

日干支別2022年オススメの過ごし方

さて、次は寅卯天中殺の方のために、日干支ごとの2022年のおすすめの過ごし方を考察してみます。

自分の日干支ってなんだったっけ…

という方は干支計算日干支(検索)調べてみてください!

干支計算|暦の計算|計算サイト
指定された月の1ヶ月分の干支を表示します。

下のリストで自分の干支をタップ/クリックするとジャンプします。

  1. 甲辰 きのえたつ
  2. 乙巳 きのとみ
  3. 丙午 ひのえうま
  4. 丁未 ひのとひつじ
  5. 戊申 つちのえさる
  6. 己酉 つちのととり
  7. 庚戌 かのえいぬ
  8. 辛亥 かのとい
  9. 壬子 みずのえね
  10. 癸丑 みずのとうし

甲辰:龍高星/天禄星

金神こんじん様」といわれる激しい運勢をもった日干支・甲辰きのえたつさん。ちなみに、Youtuberのてんちむちゃんも甲辰。

そんな甲辰に龍高星/天禄星という、つよつよなタッグの星が巡ってくるわけですから、安定を求めるよりハプニングを楽しもうという姿勢でいると良さそうな1年ですね。

龍高星は実地で学んでいく星なので、実際に自分で体験しながら興味のあることを勉強をしてみたり習いごとに励むと良いでしょう。書を捨てよ町へ出よう系ですね。
パワフルなエネルギーがあふれてくる1年なので、熱中できることを見つけましょう!

ただ、甲辰の方は日居天中殺の人でもあります。「生まれてこの方ずっと天中殺」「一生天中殺します」系の人なので、「別に年運で天中殺が巡ってきたくらいでだから何なのだ」というところもあると思います。あまり「今年は天中殺だ」と気にせずに、通常営業でもいいんじゃないかなとも思います。

乙巳:玉堂星/天将星(生貴刑・害)

日干支 己巳きのとみさんには、2022年に玉堂星/天将星が巡ってきます。
精神修養のためにとても良い一年となりそうです。起こることはすべて自分を磨いてくれることと言えましょう。辛いこともあるかもしれませんが、その分大きく成長できるポテンシャルを秘めている時です。

年下の人にイラつきやすいので、心を律しましょう。品格こそが自分を磨くと心得てください。小人は簡単なことで激情しますが、君子はゆったりどっしり構えるものです。

「終わり良ければ総て良し」の気持ちが大事で、スタートは冴えなくても深刻にならないように。
体調管理にも気を遣ってください。

己巳の方は、甲辰と同じく日居天中殺です。天中殺という点ではそれほど気にせずに、通常営業でもいいんじゃないかなとも思います。 天中殺慣れしているというか天中殺マスターというか、いつも天中殺なので別に今更、というところがあるわけです。

日居天中殺の人に大切なのは過去でもなく未来でもなく「今」です。「今ここにいる」のを心がけることが、人生を通じて大切なことです。

丙午:車騎星/天貴星(半会)

私と同じ丙午ひのえうま!の人は、天貴星が巡ってきますのでまさに学びに向いた一年となります。まさに天中殺にうってつけ、コツコツ勉強しましょう!直観よりも理論。ロジカルに行きましょう。

車騎星が巡ってくる年なので、今までできなかったことを克服しようとするのがオススメです。車騎星はソロプレイバトルの星なので、なんらかの闘い要素があったほうが燃えます。でも天中殺なので、誰かを相手にとか数字を相手にとかするとリアル弱いんでちょっとオススメしにくいんですよね。

だから、自分と戦う。
すなわち、克己です。
過去の自分より大きくなるために、勉強して以前の自分に打ち勝ちましょう!

半会なので、天中殺なのにハッスルしたがりです。はりきるのは現実面ではなく精神面にしておきましょう。……自戒します。

丁未:牽牛星/天極星

おだやかで流れにそって生きる丁未さん。今年は壬なので干合の年になります。干合の時は良いにしろ悪いにしろビターン!と引力が働いて引っ張られます。自分の意思でなんとかするというより、どうしてだか気がついたらこうなっちゃった……という感じです。

天極星という常識にとらわれない星の元に牽牛星という集団行動の星が巡ってきます。集団行動で周りの人に合わせて行動していると、普段では考えられないような新鮮な体験もできるかもしれません。

そして、そこに善悪を持ち込まないでください。良い悪いという薄っぺらい固定観念を持ち出すと、物事の本質が曇ってしまいます。善は悪で、悪は善です。

戊申:禄存星/天貴星(対冲・生貴刑)

戊申つちのえさるさんは、丙午と同じく天貴星が巡ってきますので学びに向いた一年となります。まさに天中殺にうってつけです。

禄存星が巡ってくるときなので、受け身でいつつも求められたら与える姿勢が大切になります。自分から積極的に行くのはあまりおすすめできませんが、ボランティアなどに誘われたらぜひ参加してみてください。愛を巡らせると自分に返ってくるんだなということが実感できるはず。

禄存星は与えれば与えるほどリターンが大きくなる星です。与える機会があったらどんどん与えてあげてください。

ただ、この一年は対人トラブルにもなりがちなので、ギスギスしたらサッと身を引いてください。深追いは禁物です。価値観がリセットされる年とも言えます。
つまり、仙人みたいにピースフルに過ごしてください。気にしない気にしない。

己酉:司禄星/天極星

コツコツと自分ならではのフロンティアを開拓していく 己酉つちのととりさん。
2022年は 司禄星と天極星が巡ってきます。

司禄星って、不安な方が良さが出るといわれる星です。なぜなら、不安だと用心深くなるでしょう。そして堅実に足場を固めようとする。すると、司禄星の良さが出てくるのです。ですから、今年は不安や恐れがあっても、それでかえって危ない目に合わずにいられるという考えで過ごされるのが良いのではないでしょうか。

あと、天極星は物質性と精神性のはざまにいる星です。ですから、常識にとらわれず、光の中に闇を見出し、闇の中に光を見出してください。全てはコインの表と裏にすぎず、究極には同一のものなのです。

庚戌:鳳閣星/天馳星(半会)

芯がしっかりしていて、底力のある庚戌かのえいぬさん。
2022年は鳳閣星と天馳星という星が巡ってきます。

この組み合わせがですね~、結構、天中殺向きって感じなんですよね!
遊び(南)を宇宙的に楽しむ♪ 天中殺にぴったりではないですか~♥

ただ心配なのが、現実面で大きく広がる展開になりがちなところ。天中殺は現実面は弱くなるので、ついつい話に乗って大風呂敷を広げてしまうと、収拾がつかなくなるかも?

地道に歩むのが庚戌さん本来の姿。ですから、そこまで心配はいらないかもしれません。現実的な結果を求めず、おおらかに「好きなこと」を楽しんでください。そうすれば徳を積める一年です。クヨクヨしたら運気落ちますよ!「なんとかなるさぁ」が大事です♪

辛亥:調舒星/天報星(支合)

鋭い感性を持つ辛亥かのといさん。2022年は調舒星と天報星が巡ってきます。

天中殺と考えると、やはり精神世界の探求をおすすめしたいところです。あと、心理学の勉強なんかもおすすめですね。人の心を深く見ぬく力のある辛亥さんですから、その力を心理学の理論で補強すれば、更に人心掌握術を磨くことができそうです。

天報星という星は、まだ生まれていない状態の胎児を示します。だから、無尽蔵に知識を吸収できるとも言われてるんですね。私が本格的に算命学を学んだのも天報星の年でした。

ただ飽きっぽいので、飽きたら別の分野、またそれも飽きたら元に戻る、みたいにいくつか興味のある分野に手を出してみると良いでしょう。私は西洋占星術や易経と並行して、算命学を勉強してました。そんな離れ業が通るのも天報星の特徴です。

天中殺なんだけど、意外と現実でも上手くいきそう~な気配もあります。けど、期待すると、上手くいかないです!
まったく期待しないで、精神面を磨くように努力してください。気がついたら棚ぼたのように思わぬラッキーがやってくるでしょう。

壬子:貫索星/天胡星

現実世界をスケール大きく生きる、人情家な壬子みずのえねさん。

2022年はそのスケールの大きさを、さらに豊かにするために教養を身につける1年にしてみてはいかがでしょう。壬子さんには狭い世界ではなく広いフィールドが必要です。そのフィールドをより広げていくために、アンテナを立てて、未知のアートの世界を探ってみましょう。

特にファンタジーな映画(SFなども)や純文学がおすすめです。日常から少し離れた、ロマンティックな時間を過ごす。そんなことが心の深みを与えてくれそうです。

以前から興味のあったもの、文学作品や絵画、音楽にふれてみてください。
2022年は壬の年なので、壬子さんの本来の気質が強調される年でもあります。ですから、はじめの方向設定が肝心です。「始めよければ終わりよし」なので、立春までに「この壬寅年(2022年)をどう過ごすのか」をよく考えてみてくださいね。

癸丑:石門星/天恍星

ゆったりのんびりマイペースな癸丑みずのとうしさん。

2022年は、もしかしたら、そこそこモメるかもしれません。
なぜなら、本来は一人行動が得意な癸丑さんに、仲間とワイワイな石門星が巡ってきて、プラス天恍星というセンシティブで真っ直ぐな星が巡ってくるわけで。

これは、一悶着ありそうでしょう?
自分の中の純粋性を磨いて浄化していくには、本来は一人のほうがいいのです。でも、今年は仲間に囲まれそうです。すると、どうしても合わないところが出てくるのではないでしょうか。

今年は天中殺ということも考えると、「リアル生活はもうこだわらない」が正解だと思います。現実生活には重点を置かない。相手のいうことは適当に聞き流す。そして、エネルギーを精神世界や内面の充実に向けていく。

そういった、表と裏の使い分けが必要な一年になりそうです。
そういう難しいプロセスを経ることで、地上にありながら精神的に生きるにはどうしたらいいかという難しいミッションを自分の血肉にすることができます。

これができれば、普段からも人の影響を最小限にして我が道を行けるようになります。周りの雑音が気にならなくなります。ね、そういう一年も学びとしては良いものでしょう?

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