頑張ったのに、認めてもらえないのはどうして?

「目標を達成した!これであの人も認めてくれるはず!」
「こんなにがんばったんだから、喜んでもらえるはず!」
「私これができるようになったよ、すごいって言ってくれるよね!」
と思ったことは、多かれ少なかれ誰しもあるはずです。

そして、それが肩透かしを食らってガッカリしたことも。
どうして、がんばってるのに、ほめてもらってもいいはずなのに、人は認めてくれないのでしょう?

認めてもらえないのは、自分が悪いの?

tog01
ゲームテイルズ オブ グレイセスには、パスカルというキャラクターが出てきます。
いつも明るくてポジティブで、天然なんだけど天才。ちょちょいと簡単にスゴイ発明をしちゃったりします。
愛らしいキャラクターで、トリックスター的な存在です。

彼女の行動の動機はたいていポジティブで、人を陥れたり意地悪をしたりするためにたくらみを巡らすようなことはまずありません。
いつも楽しいことのために、笑顔のために、純粋な気持ちで子供のように生き生きと動きます。

そんな彼女が、人から嫌われるはずがありませんよね。

でも、有能で明るくて心がきれいだからこそ嫌われることもある。
そのことを、パスカルと姉フーリエの関係に見ることができます。

フーリエ「あなた、私を馬鹿にしてるの?」
パスカル「え?」
フーリエ「何が先に結果が見えたからあきらめたよ!
     あなたが放棄した研究を完成させるために
     私がどれだけ苦労したと思っているの!?
     なんでも軽々こなして
     いつも私のやることを真似して先に結果を出して!
     私が必死で努力してたどり着いた先に いつもあなたが先回りをしてる
     その気持ちがわかる?」
パスカル「お、お姉ちゃん……」

パスカル「お姉ちゃんが私のことをあんな風に思ってたなんて知らなかったよ
     知らないうちにお姉ちゃんを苦しめていたなんて……
     あたし やっぱりお姉ちゃんに謝ってくる」
ヒューバート「やめたほうがいいと思います
     彼女が再び立ち上がるためには自分で自分を認められるようにするしかありません
     ……へたな同情はよけいに傷つけるだけです」

このやりとりは、非常にわかりやすい「がんばれば報われる!」の落とし穴の一例といえるでしょう。
「頑張って、努力して、いい成績を上げたり出世したりお金を稼ぐようになれば、人は認めてくれて自分を愛してくれるのだ」
そうイノセントに思い込んでいると、この罠にはまってしまいます。

頑張ったからこそ、できるようになったからこそ、疎まれることもあるのです。
特に、心のどこかに劣等感を抱いている人間相手だとそうなります。
そういう人相手に認めてもらおうと努力し続けても、それは空しい徒労に終わります。

もし、あなたが「こんなに頑張ったのに、どうしてあの人は認めてくれないんだろう」と空しさを覚えているなら、その相手はどれだけ有能になろうがお金を稼ごうが名声を得ようが、あなたを認めてくれない可能性が高いです。

なぜなら、あなたを認める心の余裕がないからです。
上の例で言うところの、フーリエ自身の問題であってパスカルが悪いわけではない。
相手の狭量さが問題なのであって、あなたの問題ではないのです。

自分に「よくやった!」って言ってあげて

ヒューパス
ヒューバートの言葉は、実に真理をついていると思います。
自分で自分を認めるしかないのです。

もし頑張ったなら、人に認めてもらおうとする前に、自分で自分をいたわりましょう。
目標に向かって行動を起こせる自分を、ほめてあげましょう。
そんな努力を重ねた自分を、誇りに思いましょう。

人に認めてもらおうとする前に、この作業をするだけで不思議と「認めてもらいたい!」という強い欲求が薄れます。
そして「認めてもらえてももらえなくても、私頑張った!よくやった!」と心に広がる充実感を得ることができます。
そんな充実感が得られれば、たとえ人から認められなかったとしても、傷つくことが少なくなります。

そうすれば当然、生きやすくなります。
フットワーク軽くチャレンジしていける自分になれます。
やりたいことがあっても言い訳して逃げる自分から変われます。

人から無理して認めてもらおうとするのはやめましょう。
あなたはあなたでいいのです。
あなたはそういうあなたであるために、そういうあなたで生まれてきたのです。

まずは自分。
自分で自分を認めること。
そこから全てがはじまるのです。

2013年04月08日 | Posted in オタク ヒーリング | タグ: , , Comments Closed 

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