なぜ私の人生にはBLが必要なのか

必要なことは全て同人誌から教わった

私はBL(ボーイズラブ)が大好きです。
BLとは、平たく言うと女性向けのホモマンガです。

大好きです。
サムライトルーパーにはまった中学生時代から、私の人生には欠かせません。
BLがない人生なんて、考えられません。

親から無残な虐待を受けた私が、死なずに希望を持って人生を生きてこられたのも、マンガやアニメやBLのおかげです。
だから、私はオタクを馬鹿にする人が大嫌いだし、BLを馬鹿にする人も大嫌いです。

どれほど私の人生にこれらが恵みをもたらしてくれたか、癒しを、希望をもたらしてくれたか。語ろうとしたら10記事分には余裕でなってしまいますので、割愛します。
ここでは、理解されにくいBL嗜好について、ヒーラーとしての分析を行います。

あなたの心のBLへの偏見を軽くすることができれば幸いです。
BLを馬鹿にしないでください。
それは時代のニーズであって、かけがえのない癒しのプロセスなのです。

過去世(前世)の影響

日本での過去世

私は過去世で二回ほど日本人男性だったことがありました。(詳しくはリピータールームの「私の過去世」コーナーをごらんください)
武士階級だったので、男色は当然でした。(参考:衆道 – Wikipedia

「男と寝ないなんて精神的に劣っている人間である」という価値観だったのです。
女と寝るなんて子供を産ませるためだけであって、本当の愛情は男同士でなくては芽生えないという価値観でした。

だから、私ははじめてやおい(BL)を見たときに「これだ!」と思ったのです。
これこそが自然な姿だと。自分にピンと来ると。
要するに、私は男性同士が性交渉を行うことが不自然だとはどうしても思えないのです。むしろ男同士で寝るほうが当たり前だろうと。

私は、私とセックスをしたがる男の人を見ると不思議な気持ちにすらなります。
「何でアンタ私なんかとしたいの。男相手のほうがよっぽどいいでしょうに。
 私が男だったら男と寝るよ。女なんて、はらませたら面倒くさいじゃないの」
と。

もうこれは、私にとってはあまりにも自然な思考なのです。
当たり前にそう思ってしまうのです。
「何で男と寝ないのよ、お前。男に生まれたからには男と寝ろよ」と。

ちなみに、私はBLも好きですが、ガチのゲイポルノもぜんぜん普通に見られます。
東京の友達んちに遊びに行ったときに、勝手にPCに「炎多留」と「ハンクス・ワークショップ!」をインストールしていったのは私です。(いやがらせすぎる)

この過去世二つで、面白いのは私は常にネコ(ウケ)だったことです。
だから、今もBLを見ていて感情移入するのは受けキャラのほうです。

例えば、今はまっている東京心中では矢野さん(受)の気持ちがすごいわかる!と思います。
東京心中

「いや、楽だからじゃなきゃ同棲なんかできないよ」と私も思います。
ロマンスだけで生活なんかできないだろう。

東京心中

そして、逆に宮坂君(攻)の事を見ていると
「あっ、私これ彼氏に言われたことある。そういう気持ちだったのか!」とか
「そんな下らないことで何でへこむのかと思ってたら、そういうことだったのか」とか
「うわっ、これ私まんま彼氏に言ったことある。傷つけちゃってたんだ申し訳ないな~」とか
色々と、他人(主に恋人)の気持ちに気づかされます。

癒しとしてのBL

sunset-women

私は機能不全家族の中で育ちました。

そんな環境で育つと、当然セクシャリティは歪みます。
セクシャリティは、直接的な性的虐待以外でも歪みます。
例えば、仲の悪い夫婦の間に育った子は、健全な男女関係を学べずに大人になってしまう確率が高いです。

「母親の代理配偶者」を演じてしまった娘。
出世競争から脱落した夫に愛想をつかした妻は大抵、子供のお受験に入れ込むようになります。
主婦になってしまった自分にはもう社会的価値がない(社会的キャリアでの自己実現は望めない)ことを知っている妻は、子供を偏差値の高いブランド学校に入れることで自分の価値を示そうとするのです。

夫とは心理的距離が離れる一方で、子供とはベッタリになります。
「お父さんはもう頼りにならないから、あなただけが頼りなのよ!」
そんなことを言われた子供は、親の期待を一身に背負って頑張ってそれに報いようとします。自分こそが母親をしっかり支えて、父が果たせなかった喜びを与えなくてはと思ってしまうのです。
それが「母親の代理配偶者」です。

こうやって育った娘は自分の女性性を受け入れられず、変に「オトコマエ」ぶる女性に育ちがちです。
年頃になっても、彼氏を全く紹介できないか、または「母親の気に入る男子」と付き合おうとします。
恋人すら、母に認めてもらうための道具なのです。

でも、そんな女性でも当然女性性を内包しています。
なんていったって、体がオンナなんですから。

だから、辛くてしょうがない。
自分の体の一部がなんか無いような、もがれてしまったような、ぽっかり穴が開いてるみたいな感じを受けます。
それは、抑圧された女性性からの悲鳴なのです。

でも、素直に女性性を開いていくと母親から攻撃されます。
「なに、色気づいちゃって」
「あんたなんて化粧したって大したこと無いわよ」
「そんなピンクのスカートなんて、気持ち悪~い。ブリッコしたいわけ?」

母親は自分の満たされなさを埋めてくれる「いい子」が「自分より若くて魅力的なオンナ」になるなんて耐えられません。
どうにかして「自分のいい子ちゃん」でいるように、娘をコントロールしようと躍起になります。

でも、娘はもう大人のオンナなのです。
「普通に大人の女性として、喜びを得て生きていきたい」という自然な欲求がある。
だけど、そうしようとしたらお母さんがなんか怒る。不機嫌になる。
「いい子ちゃん」だった娘ほど、こういった母親の反応に萎縮します。そうして、自分の女性性を抑圧していきます。

でも、それはすごい辛い。
だって、女なのに、女として生きちゃダメなんだもの。
でも、男としても生きられない。

どうしたらいいのよ!!

というストレスがBLへと向くのです。ようやっとBLの話になった…。
(このあたりの心理状態を深く掘り下げたい方には母が重くてたまらない―墓守娘の嘆きをお勧めいたします)

少なくとも、私はこういうカラクリで、BLを必要としていました。
要するに「自分の性からの逃避」です。
「女としての自分から安全に逃げられる場」がBLだったのです。

今も、私は正直男性が苦手です。
といっても、接客レベルでなら全く平気です。むしろニコニコ愛想良く振舞えますよ。
でも、恋愛感情や性欲を向けてくる男性は本当に苦手です。
口説かれると「うわっ、近寄らないで!」と思います。年上の男性相手では余計に。

そういったときに、癒しのオアシスになってくれるのがBLなのです。
男の人に口説かれるというストレス(私にとってはストレスです!!)を受けた後は、BLの世界にどっぷりつかってそれを癒すのです。

だって、BLでは男の性欲が男にしか向きません。
どう転んでも、女には向かないのです。
ああ、なんて素晴らしい世界でしょう!!世界中がホモになればいいのに←

男性から性欲の対象として見られる機会が多い女性ほど、BL好きなのではないかと思います。
なぜかというと、常に男性の性欲にさらされて生きているキャバ嬢や風俗嬢には驚くほどBL好きが多いからです。
そして、年配の女性よりも若い女性のほうがBL好きが多いです。不思議なことに、若いころはBLが大好きでも、歳をとっていくとBLに興味が無くなっていく人が多いのです。これは、男性から性欲の対象として見られる機会が、加齢によって減少していくことと関連しているのかもしれません。

女にとって男の性欲の対象になるということは、間違いなくかなりのストレスです。
いえ、もちろん「好きな男性から性欲の対象にされる」のは喜びですよ。嬉しいですよ。
でも、大抵の女性は好きな人だけでいいんです。世の中の99.9%の男が「むしろお断り」なんです。

しかし、男性の体は生物学的なメカニズムとして、かなり幅広い女性に性欲を抱けるよう作られています。
彼女がいようが奥さんがいようが子供がいようが、おかまいなしです。(もちろん自制する男性はちゃんと自制しますよ!)
そういう「99.9%のどうでもいい男から向けられる性欲」というのは、女にとって迷惑にしかなりません。ストレスです。

そうしたストレスを解消するのにもってこいなのが、BLなのです。
男の性欲が女に向かない世界なのです。安心できます!
ああ、なんてBLって素晴らしいのでしょう!ビバBL!ブラボーBL!

加えて、二次元の男性はガツガツ口説いてきたりしません。
現実の男性は、少し仲良くなったらすぐ口説いてくる人が多い。。。
「この人とは友達になれるかも」って思ってた人から口説かれると、本当にガッカリします。
でも、二次元キャラは絶対に液晶から出てこないから安全です!!

このような複合的な理由で、私の人生にはBLが必要です。

ヒーラーというのは、自分の傷を癒すことによって癒しの力を得ていく(グラウンディングしていく)もの。
自分を癒せば癒すほど、ヒーリング能力は開花していきます。
そして、私の能力が開いてきたのは間違いなくBLのおかげです。

だから、私のセッションを受けて癒された、もしくは何らかの役に立ったという方はアニメ、ゲーム、マンガ、BLにこそ感謝してください。
BLがあるからこそ、今の私の癒しの力があるのです。

私のブログを読んで、ためになった、シンクロした、楽になった、ということがあった人は、BLという文化を「価値あるもの」として敬意を払ってください。
私の文章力は、BL小説を書くことによって養われたものなのですから。

Nozomiこれからも私は、ホモマンガを読んで癒されて生きていきます。

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