信用ならない人間は信用しなくていい

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スピリチュアル好きの人は、とてもいい人が多いです。
どんな人の中にも、ポジティブな面を見つけ出そうとします。

もちろん、それはいいことです。美徳です。
ですが、それによって「自分の感覚」を殺してしまうようでは問題です。
具体的には「自分にとって害をなす人」に対してまで、ポジティブなところを見つけて「悪いところを無かったことにしてしまう」ことです。

例えば、アル中の旦那に殴られっぱなしの奥さんがいるとします。
そういう女性は、大抵こう言います。
「彼は本当は優しい人なんです!彼にもいいところがあるんです!!」

当たり前です。
優しいところのない人間なんて、この世にはいません。
どんな犯罪者にだって、いいところはあります。

んなこといってちゃ、何もはじまらない。
そんなこと言ってるようじゃ、一生男に殴られて人生を棒に振ります。

ここまで過激ではなくとも、「信用ならない人間」すらどうにかしてポジティブな面を見つけて「いい人」に仕立て上げてしまう人がいます。

そんな人の口ぐせはコレ。
「いやっ、あの人はこう言ったけど悪気はないから!」
「今回はあの人は参加できなかったけど、理由があるから仕方ないよ」
「電話するって言ってて電話くれなかったけど、彼は私のことちゃんと考えてくれているの!」

過激度は減りましたが、アル中の妻といっていることは同じです。
明らかにしてはならないことをしているのに、自分の領域が侵害されているのに、「いいところ」を見つけ出してフォローしてしまう。
感覚はちゃんと「この人はだらしがない」「信用できない」とシグナルを送っていてすら「いや!でも、この人にはいいところがあるんだし、そんなこと思ってはならない!」とそれを打ち消してしまう。

そんなことをしているうちに、どんどんその相手から不利益をこうむる。
「いつかはちゃんとしてくれるはず」と期待して待っているものの、その「いつか」は大抵来ない。
それどころか、多くの場合は恩を仇で返すような無神経なことばかりされる羽目になる。

「私はこんなに愛を持ってあなたを許しているのに、何でそんなことをするの!?」
とブチ切れるのはやめましょう。
悪いのはあなたです。
ちゃんと「信用できない」と心の奥底ではわかっているのに、頭でそれを打ち消して「何とかいいところを見つけよう!」とするあなたが悪いのです。

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信用できない人間はこの世にいます。
全ての人が信用できなくなってしまったら、それは確かに不健全です。
しかしながら「私の周りは100%信頼できる人ばかりでハッピー!」と思っているなら、あなたは確実に頭がおかしいです。

周囲の人間が100%絶対的に信頼できるなんてありえません。
ある程度信頼できる人もいれば、まず信頼できない人もいれば、ほぼ信頼できる人もいる。
それが社会においてノーマルな状態です。

「周りみんなが信頼できる!」というあなたは、自分の感覚を放棄しているに過ぎません。
(「周りみんなが信じられない」という人も同様です)
「感じること」をやめれば、そういう状態になるからです。

人間の本能は鋭く真実を教えてくれます。
どれだけ権威があってすごい仕事をしていて世間から信頼されている人に対しても、「うーん、この人はちょっと」と感じたならば、その人は信頼してはいけないのです。
他の人にとっては違うかもしれないけれど、自分の人生においては信頼に値しない人なのです。

あなたは人のいいところばかりに目を向けて、ネガティブな面を大目に見すぎていませんか?
もちろん、悪いところばかりあげつらうのもフェアじゃありません。
人にはいいところも悪いところもあります。万人がそうです。

どんな人に対しても、いいところも悪いところも感じ取って、その上で判断すべきです。
そして、そこで「信頼できないな」と感じたなら、それは信頼しなくていいのです。
自分の感覚が本当に「Yes」をいう場合に、信じましょう。「No」と出たなら、信じなくていいのです。

人生に自分を信じられないことほど不幸なことはありませんが、他人を信じられないことはそれほど不幸でもないのです。
安心して、信頼できない人は信じずにいましょう。それがあなたの尊い魂を守ります。

2013年03月13日 | Posted in 人生:スピリチュアルブログ | タグ: , , , Comments Closed 

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