カルマを告げるとき(告げないとき)

精神世界:スピリチュアルブログ

ガイドが隠すメッセージ

mystic_forest_trees
私「ねぇ、物事は必ず理由があって起こるんだよね?」
上の人(ガイド)「そうだよ。因果応報って言うでしょう」
私「…じゃあ、過去世で行ったことの結果が、今の人生に関連していることもあるのよね?」
上の人(ガイド)「もちろん」

私「…………」
上の人(ガイド)「?」
私「私、セッション中に伝える言葉は記憶から抜けていくけど、感覚的に『あれ、このガイド、なんか隠してる。全部言ってない』って感じることがあるんだけど」
上の人(ガイド)「ああ、うん。そういうこともある」
私「えええーーーー!?カルマがあるなら、ちゃんと言ってよ!! セッション受けてる人だって、過去世やカルマを知りたいって思ってるよ!」
上の人(ガイド)「そりゃ言える時は言うよ。でも、言っちゃダメな時もあるんだ」
私「言っちゃダメな時?どういうこと?」

カルマが隠されるとき

maria
上の人(ガイド)「時が来れば、過去世もカルマも明らかにできる」
私「過去世(前世)を知るべき時、知るべきでない時で書いたような内容ね」
上の人(ガイド)「うん。それに加えて『今回の人生のプロセスを邪魔しない』という視点が大切になる」

私「どういうこと? 例えば?」
上の人(ガイド)「そうだね、じゃあ過去世で『“飲む打つ買う”のろくでなし男』だった人がいたとしよう」
私「うん」
上の人(ガイド)「その男は散々女をもてあそんだ挙句、とっかえひっかえして、結婚した後も家出してはよそに愛人を作りまくっていた」
私「わー」
上の人(ガイド)「それはかなりマイナスのカルマになるよね」
私「うん」
上の人(ガイド)「で、女に生まれ変わる」
私「うん」
上の人(ガイド)「そうしたら、ろくでもない男にばかり惹かれて、散々な目に合う。そのダメ男は、実は過去世で自分がもてあそんでいた女たちの生まれ変わりなんだ。
こういう場合、そのカルマを十分に返し終わる前に『君は男のときひどいことしてたから、こういう目にあってるんだよ』とは言わない。だって、ちゃんとプロセスを味あわなきゃならない。それが人として大切なことだ。こういう風に両面を体験してこそ、その体験が真に理解できるようになるんだよ」

私「うーん、酷だなぁ…」
上の人(ガイド)「何他人事みたいなこと言ってんの、君のことを例に話してたんだよ」
私「うっ!?アレ!?」
上の人(ガイド)「そうアレ」
私「いやーーーーーーーー!!」
上の人(ガイド)「詳しくはリピータールームの『清(中国)の過去世』を見てね♪」
私「カンベンしてください(涙)」

上の人(ガイド)「そのほうがわかりやすいと思って。だって、10代や20代の頃の君に、そういう理由があっただなんて知らせたら、君はあんまり踏み外した恋愛経験はしなくなってしまっただろう?」
私「確かにそうかも。ムチャクチャはしなかったかも」
上の人(ガイド)「でも、その『ムチャクチャ』してくれないと、過去世の流れから見て、バランスが取れないんだよ。
君には『ムチャクチャ』が必要だったんだよ。
そこで一時期すさんでこそ、より人としての理解が深まるし、人の気持ちもわかるようになるんだ。
清く正しく美しい恋愛しかしてない人間に色恋を語らせても、薄っぺらくて説得力が無いしね」

私「ハァ……」
上の人(ガイド)「だから、セッションでも『相手の成長を最大化できるタイミング』もしくは『伝えてもプロセス自体にもう影響が出ないタイミング』でしかカルマや過去世は告げないんだ。わかってるからって、いつでもいたずらに伝えていいものではない」

全ては上手くいっている

lotus
私「じゃ、どんなカルマがあるのか気にしても仕方ないってこと?」
上の人(ガイド)「うん。まあそういうところ。一番精神衛生上いいのは『全ては上手く行っている』『起こるべきことは必ず起こる』と思うことだね」
私「でも、今起こっている現実に納得がいかないときはどうしたらいいの?」
上の人(ガイド)「別に納得しなくていいよ」
私「鬼ーーーー!!!」
上の人(ガイド)「君たちは試練や苦難を避けたがるよね。まあ、人情としてはそういうものなのかもしれない。でも、僕たちの視点から言うと『ああ、ちゃんと学んでるな。順調だな』って安心してたりすらするんだよ」
私「じゃあ、今の現実は自分の成長に一番ふさわしいものになっているって思えばいいってこと?」
上の人(ガイド)「うん。もちろん、不満なら変えようとしてもいいよ。でもどうあがいても変わらないなら、受け入れることだね。だって、必要があって起こっていることだから」
私「受け入れられない場合は?」
上の人(ガイド)「大丈夫だよ。受け入れられるって。そして、それが一番の成長につながるんだ」
私「うーん、やっぱり人間的な視点からだと納得いかないわ」
上の人(ガイド)「そうかもね。でも、間違いなく試練が必要でそれで磨かれる時だってあるよ」
私「はぁ…受け入れるしかないかぁ…」
上の人(ガイド)「そういうこと。今の自分をそのまま受け入れる。それが一番の愛だよ。そして、必要ならわかる時が来る。そういうことだ」

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