癒されたいなら、愛しなさい

セッションを行っていて、不思議に思うことがありました。

スピリチュアルカウンセリングで非常にドラマティックな過去世を過ごしたというメッセージをもらったり、リンデンバウムヒーリングものすごい神秘体験をした人が、必ずしも大きな癒しにつながらない場合があるのです。

逆に、メッセージとしては平々凡々で「それってスピリチュアルじゃなくって、ごくごく普通の一般常識的なことだよね…」というスピリチュアルカウンセリングだったり、リンデンバウムヒーリングでも過去世は観れなくてインナーチャイルドが出てきただけなのに、ものすごい変化が訪れて、現実がガラッと変わっちゃってすごいハッピー!って人もいる。

要するに「癒しの質は、スピリチュアルな神秘体験としてスゴイかどうか」ではないらしいのです。
その人がどれだけ癒されるかは「自分の中で癒しの基礎ができているかどうか」にかかっているのです。

スピリチュアルな本でもよく言いますよね。
「準備ができた人には癒しが訪れる」と。

準備ができていない人は、どれだけすごい神秘体験をしようがスピリチュアルなメッセージをもらおうが、全然現実が変わらない。
相変わらずネガティブにウジウジウジウジして毎日が終わっていくんです。

これはヒーラーにとっては当たり前の常識ですが、「癒しの力」というのはヒーラーのものではありません。
ヒーラーはあくまでも媒体であって、癒すのはその人自身です。
ヒーラーは触発するだけなんです。

言ってみれば「おいしいりんごが食べたい」と思っている人に、「ここにりんごがあるよ」と教えるのがヒーラーの役目。
そこで「わあ、おいしそう! いただきます!」と素直に手を出してムシャムシャかぶりつけば、あなたは大地の恵みをいっぱい味わうことができます。

でも、そこで
「なんかそれって、本当においしいわけー?」
「どうせ毒入ってんじゃないの?」
「私をだまそうとしてるでしょ! 赤くなってるけど酸っぱいんでしょ!」
と言い出す人がいます。

そう、お分かりですね。
こういう人は、何やっても癒されません。
素晴らしい神秘体験をしてすら、癒されません。

だって、自分の「癒しの力」を閉じてしまっているのだもの。
自分に力があることを、信じていないのだもの。

私が最近インナーチャイルドケアに力を入れているのは「癒しの力の基礎」、すなわち「自分を愛する力」を養うのに一番確実な方法だと感じているからです。
いくらすごい過去世を知ったって、愛が無けりゃ全然生かせない。
言い尽くされた言葉ではありますが、愛がすべてなんです。愛がなきゃどんな力も意味がないのです。

だから、まずは「自分の記憶にあるところ(忘れていても思い出しやすいところ)」にアプローチする。
そこを癒すことによって癒しの力(すなわち愛)の基礎ができれば、過去世やよりスピリチュアルなメッセージを受け取ったときに、適切に消化して自分の現実の人生に効果的に役立てられる。

癒されたいあなたは、まず自分を愛してください。
人のことは、とりあえず放っておいてください。
全く他人を愛さずにいていいとは言いません。でも、自分の愛し方を知らない人が他人への愛し方を知っているはずがないのです。

基礎すらできていない人が、応用問題に取り組んでいたって、いつまでたっても上手くいきませんよ。
まずは基礎。自分です。
人を愛するのは、自分を愛せるようになってから。

まずは自分を愛すること。
そこがすべての愛への基礎。癒しへの基礎です。

関連記事