笑顔の落とし穴

人生:スピリチュアルブログ

「笑顔が素敵な人」って、いいですよね。
見ていて気持ちがいいですよね。
素敵な笑顔は人の心を癒し、愛を与えてくれます。

スピリチュアルなことが好きな人は、とても心の優しい人が多いです。
できるだけ、人に愛を与えたいと思っています。

だから、スピリチュアル本に「いつも笑顔でいましょう!」と書かれていたり、親や先生から「いつもニコニコしなさい」といわれると、本当にそれを忠実に実行してしまう人がいます。

そう、実行してしまうのです。
そして、ただの空気の読めない人になってしまうのです。

「いつも笑顔!」じゃ気持ち悪い


いつも笑顔の人って、ぶっちゃけ、不気味です。
悲しいことを話していたり、イライラしているときに、何を言ってもニコニコされると
「なんなの?私のことバカにしてんの!?」と思うのが自然です。

なのに、「いつでも笑顔がいい!」と思い込んで、いつでも笑顔の人がいます。
おっかないです。なんなんですか。
あなたは人が死んでも笑顔でいるつもりですか。

「笑顔が行き過ぎている人」は、もうそれが習い性になってしまって、無意識に笑っている人がいます。
怖いです。やめてください。
意味もなく笑顔なのは、ホラー以外の何物でもありません。

コミュニケーション下手な人は、「笑うことで何とか緊張をほぐそう」とする人もいます。
そういう人は、語尾に必ず笑い声が出ます。
「私、こう思っててウフフッ
 本当にそれで困っててヘヘッ
 それですごく悲しかったんですけど、アハハハッ」

…………まったく話に説得力がありません。
それどころか、「何がおかしいんだ?からかってるのか?」と相手も不快な気分になります。
たいてい、語尾に不要な笑いが入る人は、それを意識できていません。すっかり癖になってしまっていますから。指摘されてはじめて気づく人が多いです。

あなたも無意識に語尾で笑ってませんか?気をつけてください。
この癖がついていると、いくらいいことを話しても適切な言葉をいえても、「気持ち悪い」「何考えてるかわからない」「変な人」という印象を与えてしまいます。
だって、面白い話以外でも笑ってるんだもの。気持ち悪いですよ。

笑顔は確かにいいものです。
でも、相手が怒ったり悲しんだりしているのにヘラヘラ笑うのは失礼です。相手の気持ちをふみにじる「空気の読めない行動」です。

笑顔は楽しいとき、嬉しいときにこそ輝きます。
くれぐれも「365日24時間笑顔でいよう」となさらぬように!
「空気の読める笑顔」でいてください。それが「愛を運ぶ笑顔」の最低条件です。

笑顔

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