みんな たいへんなんだよね

え? 艦これの秋イベが終わった途端、更新頻度が高くなったなって?
……勘のいい子は嫌いだよ。

ちなみに今日の嫁。

あー今日も俺の嫁は美人だなー。幸せです。

ところで今日、あるニュースを見て「これは今の日本社会を象徴しているなあ」と思ったのです。

これ。元アイドルがデリヘルで盗みを働いて逮捕起訴されたという事件です。
「今の日本がどれだけ落ちていってるか」を、ひしひしと感じさせる一つのピースだと思ったんです。

犯行理由として、
「お金がない人間は価値のない人間だと思った」
「お金がない事を親や他人に知られたくなかった」
「アイドルや声優等の活動がうまくいっていない事を知られたくなかった」
「飼っていた猫が病気になったり、人間関係が上手くいかず精神的に追い込まれた」等

結果的に、精神的な落ち込みから仕事にも行けなくなり、
引きこもりのような生活になり、家族や友人にも相談できず、
生活費、猫の餌代等、金銭的にも追い込まれていった。

『お金がない人間は価値のない人間』といったような考え方に至った原因について
「19歳のアルバイトをしていた時に、親に最初は遅くなる事を心配してくれていたのに、
だんだんと遅くなるなら家にお金を入れろ、と言われ体よりお金が優先なんだと思うようになった」等と説明。

ね、闇深いでしょう。
美少女に生まれればそれだけで勝ち組とか、美人の女は人生イージーモードとか、そんなの大間違いの幻想だってわかるでしょう。

これさ、親もメッチャ追い詰められてるのと違います? ドンドン貧困に落ちていくから、あっぷあっぷしちゃってて、子どもの心情に気が回らない。はじめのうちは気遣えていても、あっという間に生活に飲まれていってしまう。そして、娘に「金!」「金!」と言い出すように――

そして、娘は「私の価値ってお金なんだ」「お金が稼げなきゃ私になんて価値は無いんだ」と落ち込んでいくスパイラル。

そもそもね、二十歳そこそこの女の子がアイドルやめたらデリヘルって、闇深すぎでしょう。
これが20年前だったら「私の本当にしたいことって何?本当の私って、何?」とかポエミーでフワッとしたこと言い出して、自分探しの旅に出てるとこだよ。バックパック一つ持って、世界中グルグル放浪するところだよ。
そこまでアクティブになれない場合は、フラフラ何年かアルバイトしていつのまにか結婚してるコース。矢沢あいの世界。

NANA―ナナ― 1 (りぼんマスコットコミックスDIGITAL)

それが2017年の今じゃ、アイドル→デリヘルだよ。

20年前に風俗やる子って、ものすごい底辺で特殊な事情のある子のみだった。何かやって挫折したところで、「じゃあハイ風俗嬢」なんてコース、まず無かったんだよ。親の借金立て替えるでもしない限り。

「じゃあちょっと働いてお金貯めて大学入る!」とか余裕であったし。
だってトラックの運転手で年に500万とか普通に稼げたからね。昔は「デコトラ」って文化があったんだよ。トラック運転手が自分のトラックをデコるという文化が。そんくらい、余裕があった。稼げていたの。
女が風俗やるにしても、スペックの高くない子でも月100万とか稼げてたから、1年ガッツリ働いてお金貯めて受験し直すとかも現実的だった。
デコトラの夜 (1) (ウィングス・コミックス)

この元アイドルの事件を見て、私は愕然としたんですよ。自分が二十歳だったときと、落差がありすぎる。
世の中、本当に余裕がなくなってきているんだなと。

私は11/18発行のメルマガでこう書きました。

幼い子どもに甘えちゃダメだよ。
ただでさえ今の若い世代は、命があるだけで、
上の世代より背負うものが重いんだから。
  人を疑うって、大切なことだよ。より
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アメリカでは若いホームレスが問題になっています。
【参考】13~25歳の若年層ホームレス、全米に420万人以上 写真3枚 国際ニュース:AFPBB News

日本でも、「いや今の若い子まじきつすぎ……」と実感させられる記事がゲンダイに載っていました。

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今でも、路上やネット上で声をかけるのは、少女の場合は、買春者や、JKビジネスや違法の風俗店や児童買春の斡旋業者。
少年の場合は振り込め詐欺の受け子や、違法の建築作業や除染作業に斡旋する業者などが声掛けをしています。

虐待、貧困、性暴力…夜の街をさまよう少女を支える5つの活動 | 現代ビジネス
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家出少女が買春目的で声をかけられるのは想像がついた。
だけど、家出少年はオレオレ詐欺やらされたり除染作業系の被爆労働に飛ばされるとは知らなかった!!

ホームレスのおっちゃんだけじゃなく家出少年もふぐすまに送られるんだべか。
世の中おっかねえぇ……(;ω;)

子供を産むなっていうのは、こういう世だからですよ。
社会にバッファ(余裕)が無さすぎるんですよ。

ちょっとグレて家出なんて、思春期あるあるじゃないですか。
なのに家出したら一生の健康を損なう労働につなげられる可能性があるとか……。ハイリスクすぎ。

子供作らないで、自分のために生きよう!
そして魂を磨いてこの世界を卒業していこうぜ!
それがこうなった社会でのベストな選択だと思います!

今の時代、自分にも他人にも優しくしようと思うなら「余裕を保つこと」がもんのすごく大切です。余裕がないと、優しくなんかできない。

火垂(ほた)るの墓 [DVD]

「火垂るの墓」の作者、故・野坂昭如氏はこのように言います。
〈戦争は人間を無茶苦茶にしてしまう。人間を残酷にする。人間が狂う。だが人間は戦争をする。出刃包丁で殺そうが、核兵器で殺そうが同じことである。戦場で殺し合いをする兵士が、家では良き父であり、夫である。これがあたり前なのだ〉
〈戦争は人間を人間でなくす。では獣になるのか。これは獣に失礼。獣は意味のない無駄な殺し合いをしない。人間だけが戦争をするのだ。今を生きる日本人は、かつて戦争へと突き進んでいった人間たちと、どこがどう違うのか。何も変わりはしない。だからこそ戦争の虚しさを伝え続ける必要がある〉
【参考】野坂昭如が死の4ヵ月前に綴った、安保法制と戦争への危機感「安倍政権は戦前にそっくり」「国民よ、騙されるな」|LITERA

普通の人を残酷な狂人に変えるのが戦争です。
そして、別に爆弾が降ってこなくても、ミサイルが打ち込まれなかったとしても、ごく普通の善良なる市民がギスギスしたせせこましい器の小さな人間に変わってしまうのが今の世です。だって「資本主義経済戦争」という名の、戦争のさなかにいるのだから。

「子供を作るな」というのも、そういうことなんです。今の社会で子育てをしてなお、心の余裕を持ち続ける。それって、相当無理ゲーですよ。
子どもは作らないほうがいい。余裕(正気)が保てなくなるから。

長谷川豊氏が「女が完全にトチ狂って本能に支配され切ってクルクルパーにならないと、子供産もうとなんて思わないから」発言で炎上しました。

長谷川氏は「冷静に今の世を見ている女は出産に対して腰が引けてしまう」と言いたかったのでしょう。そりゃそうだ。だって選挙終わった途端に「え?教育の無償化?それなんだったっけー?」なんて手のひら返しされる世情で、子供を産みたいと思いますか?

「もし私がいま10歳の日本人ならば……。
そう、私は自分自身にAK-47を購入するか、もしくは、この国を去ることを選ぶだろう。
なぜなら、いま10歳の日本人である彼、彼女たちは、これからの人生で大惨事に見舞われるだろうからだ」
AK-47とは、『カラシニコフ』の名で知られる旧ソ連開発の自動小銃のこと。

お金に追われて、時間に追われて、生活に追われていると、ドンドンドンドン勝手に悪いほうへ流されてしまう。立ち止まる余裕はない。「あれ?おかしいな?」と疑問を持ったとしても、それを考える余裕がない。

流されちゃったら簡単に落ちていってしまう。
流されないためには、余裕、本当に大切ですよ。捻出してください。

欲張らないでください。欲張って色々手を出したら、あっという間に余裕なんてなくなります。「あれもこれも欲しい!」じゃなくて優先順位をつけて、重要じゃないものは手放してください。潔くあきらめてください。

そして、作りだした余裕がキープできるよう、ミニマムに暮らしてください。
そうじゃないと、あっという間に大切なことを見失ってしまうから。

2017年12月12日 | Posted in 人生:スピリチュアルブログ | タグ: , , Comments Closed 

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