男の謎


私は、男性に対して時折びっくりしてポカンとしてしまうことがあります。
「なぜ世の男性諸君は、こんなにもイノセントに自分は女から愛され(必要とされ)ていると思い込んでいるのだろうか」と。

男と女の間には深くて暗い川が流れておるのじゃ…ではこのように書きました。

私に誘いをかけてきた男性にしてもそうです。
彼はいや、考えただけでもドキドキしちゃいますね!と、私がデートをOKするに決まっていると疑っていない様子でした。私が「うれしいっ!私もドキドキしちゃいます★」と頬を赤らめ笑顔で応えるに違いないと心の底から信じ込んでいる様子でした。
意味が分かりません。なぜ自分がそんなに好かれてると思っているのでしょう?? 私はただ「3か月にいっぺん会う程度に仲良くしたい人」に社交用の笑顔で接していただけなのに。

「お前が人を勘違いさせるようなことをしてるんじゃ!」とおっしゃるかもしれませんが、女性はこういった空気の読めない図々しい距離の詰め方はまずしてこないのです。男性だけなのです。
男性だけが、なぜか、「俺は女に好かれている!!」と自信満々なのです。

男としては「俺がいないとダメ」「守ってやらなきゃ」と思っていても、女からしてみれば「単なる勘違い」。(中略)自分の理想像を相手に押し付けて舞い上がっている男のほうにも問題はあるということか。

若くて美しい女と、臭いオッサンが釣り合うと思ってるの?

私はお金持ちの経営者のオッサン連中に連れられて高級クラブに行ったことがあります。
そこのオネエサンたちは、まばゆいばかりにお美しい。磨きぬかれた玉の肌、金のかかっているヘアセット、ドレス、メイク、ネイル。加えて、そつのない話術に教養の深さ。もちろん美人でスタイル抜群。

もう、こんなお姉ちゃんたちに囲まれたら、オバサンは「ヒィーー!ヒエエエエー!も、申し訳ございませんこんなオバチャンのつまんない話ニコニコ聞いてくれるなんて、アンタほんとイイコだねー!アメちゃん食べるかい!」とすっかり恐縮してしまいます。

同じ女であるがゆえに、彼女たちがただならぬ努力をして自分のコンディションを保っているいうことが身に染みてわかります。

日常的に夜酒飲んで、むくまないで吹き出物作らないで太らないで、って、元の体質にもよるけどすごいことだよ!!カラー入れた髪の毛をパサつかせずツヤがある状態に保つって本当に大変なことだよ!しかも巻き髪日常的にやるならコテで余計痛むし!なのに、この、ツヤ!見てくださいよ奥さんちょっと!美容室で超たっかいトリートメント月1で入れてガッツリ補修しないと出ませんわよこのツヤ!!

もう、見た目の時点で「ヒッ!す、すごい!!」って話なんですよ。どんだけ努力してこの仕事してんのっていう。

しかももちろん聞き上手だし、客同士で取引の話なんかにドップリはまってるときは沈黙して黒子に徹するし、バカに見せるけどバカじゃないし、まさにプロの技ですよ!
何よりも私がビビったのがグラスの水滴をタオルでこまめに拭うことですよ!!冷たい飲み物入れたら、グラスに水滴つくでしょ?あれをぬぐってくれるんですよ、オネーチャンが。タオルで。いちいち。

「えっ、えっ、そんなことしなくていいよ!そこまで気を遣わなくていいって!」と、私はひたすら恐縮してしまいました。

でも。
恐縮しているのは、私だけ。
周りのオッサン方は、キレイなオネーチャンたちに、もんのすんごい無礼なのです。あれは人を人とも思ってない。ただのオッパイでオマ○コだと思っている。「金払ってんだからこっちは何やってもいいんだよ!サービス?当たり前だろ!」という態度。

えっ、あの、あなたたち、ものすごく醜いくせに、なんなの?
加齢臭ムンムンでパーソナルスペースに入られると拷問級に臭いし顔は脂でテカってるし腹はだらしなく出ててシックスパックのかけらもないし、生物としてそもそも醜いのに、何?
こんな美しい生き物を前にして、その態度、いったい何なの?金出せば自分たちの醜さが許されるとでも思ってるの?そもそも自分たちは醜い中年なのだから、こんな綺麗な女性が相手してくれて本当にありがたいと謙虚な感謝の気持ちはないの!?

と、その図々しさに呆然としたのです。

だけど、他の男性曰く「キャバとかクラブが好きな男はそういうものだ」と。
「そうだよ。だって、メチャきれいで若くてコミュ力ある女の子が隣に座ってくれて、こんな自分とトークしてくれるってだけで、普通気を遣うし申し訳ない気持ちになるよ。そう思わないで『嬢にセクハラして説教してナンボ!』って思えるタイプだからこそ、心からキャバを楽しめるんだよ。だから俺は行かない。キャバほんと辛いもん。女の子が自分のために無理して笑ってるの見るのキツイ」

ちなみに伝え聞くところによると、高級ソープの嬢はずっと膝立ちで接客するらしいです。要するに、立って歩かない。お客よりも常に頭を低くするんです。あーりーえーねー!!

女の子のそんな姿を見て哀れに思わぬなぞ、人間の心があるとは到底思えない。
いや、女だろうが男だろうがそんな奴隷のような振る舞いをしているのを、平然と見ていられる神経が信じられない。私がオッサンにこうべ垂れてかしずかれたら「そんなことやめてください、普通にしてください」って耐えられないよ!

なんでそんなに図々しいの?
なんでそんなに女に好かれてると思ってるの?
ニコニコしてたら好かれてると思ってる無神経さは、いったい何?

勘違いするな。女は男なんて好きじゃない

「たぶん夫は、喫茶店で会う前は、私が同居をしたいっていうと思ってたんですね。だからあんな嬉しそうな顔をしたんですよ。(中略)だから、私が離婚を切り出したので、びっくりしたのだと思います。ここまで無理解だったことに私もびっくりしました。

妻はもう離婚しようと思っているのに、夫は「これからようやく二人の時間が取れるな!」だなんてオメデタク思っている。


夜のオネーサンへの無神経ぶりを見ていると、妻への無神経ぶりも納得がいきます。本当に何も考えてないんだよ。そもそも意志や感情がある生き物だと思っていない。

「女は男なんぞ求めてねーよ」ということは、本当に人生に男って、必要??にも書いた通りです。
男性は「妻との時間を大切にしたい」と思っているが、女性は夫となんていたくない。一人でいたり女友達といるほうが断然楽しい!というのは博報堂の調査結果も示しています。
【参考】博報堂、自分の時間楽しむ女性を「自分爆発レディ」と命名 – ITmedia ビジネスオンライン

妻は夫と旅行になんか行きたくないのです!!!
それを男目線でスパッと書いてくれたのが弘兼流 60歳からの手ぶら人生

そう、あの、にっくき弘兼憲史!!
社長 島耕作(9) (講談社漫画文庫)
島耕作と大町久美子を再婚させたせいで「アラフォー女は俺達を求めてる!」と団塊ジジイ共に勘違いさせた、にっくき弘兼憲史!!!
誠に迷惑千万極まりない。そもそも口を開けば車とゴルフの話しかできねぇ団塊男と誰が仲良くなりたいってのよ、付き合う以前に友達としても無理ですよ。だってゲームの話もマンガの話もアニメの話もできないんだぜ。オルフェンズどころかファーストすら観たことないっていうんだぜ!お前それでも日本人かよ!文化違いすぎィ!(白目)道民ならゴールデンカムイ読んでアイヌ話してクレメンス

あっ、ちょっと怒りのあまり異次元に行っちゃってましたね。失礼いたしました。
まあそんなこんなで、個人的に弘兼憲史氏に対しては「団塊ジジイを勘違いさせて調子に乗らせるようなマンガ描きやがってファック!」と積極的に好感を持てない状態でありました。
だがしかし!だがしかし諸君!この弘兼流 60歳からの手ぶら人生は実に素晴らしい!非常に地に足の着いた団塊男性への指南書となっているのです。もう団塊男性全員に読んでもらいたい。必読にしてもらいたい。夏の読書感想文の課題図書にしてほしい。

例えば、妻は夫と旅行に行きたいだなんて思ってないんだから、金だけ出して「行っておいで」と言えと。
素晴らしい!!素晴らしい!素晴らしぃィィィィ(岩田裕)

60過ぎて妻から嫌われるのは致命傷だと。妻から気に入られるようにふるまうのは、サバイバルスキルの一つであると。妻の気持ちを慮るのは、既に生存戦略なのであります!

子どもへの接し方指南も素晴らしいです。友達を減らせってのも納得!そして60過ぎたら男女の友情もアリと書かれているのがまた素晴らしい。もう私、今ジャストで60になりたいよ。男から口説かれるのもう嫌だよ。たくさんだよ。男性が言い寄ってくるのは立派な迷惑行為です!


「いつまでも枯れたくない!」って最低最悪です。「死ぬまでSEX!」とかいう気持ち悪いジジイは「死ぬまで」言うてないで早く死んでほしいです。

しかし岸田一郎も権力振りかざして枕営業させないと「姫ーナ(モデル)」抱けない非モテだって暴露されたあげくMADURO降ろされたら次は出版社変えてMADUROの焼き直しですかwww
ダサ過ぎやろwカッコワルイwww

▼わかりやすい時系列まとめ▼
2014.09 岸田一郎編集長による雑誌MADURO創刊:やんちゃジジイ雑誌MADUROの衝撃的な内容を語る
 ↓
2014.12 「ちょいワルオヤジ」元LEON編集長・岸田一郎の枕営業強要を美人モデルが告発!
 ↓
2015.09 岸田一郎編集長退任、新生「マデュロ(MADURO)」が始動 | Fashionsnap.com
 ↓
2017.06「ちょいワルジジ」になるには美術館へ行き、牛肉の部位知れ│NEWSポストセブン←イマココ!

それにくらべ弘兼流 60歳からの手ぶら人生は現実的で素晴らしい。かつ島耕作の作者である弘兼氏が書いているというのが素晴らしい。それなら団塊男性も素直に手に取るであろうから。

とにもかくにも、男は自分が愛されていないことに本当に無自覚です。びっくりするくらい。新婚当初は優しかった妻が、口うるさいババアに変わってしまったと本気で思っている。そうじゃなくて男の察しの悪さ(コミュニケーション能力の低さ)ゆえにハッキリ言わなきゃ伝わらないから、言葉をどんどんキツくせざるを得ないだけなのに。

なんで男はあんなに自らに関する客観性を失っているのだろうか。
なぜ自分は醜いのに美しい女と釣り合うと思っているのか。
謎すぎます。

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2017年06月10日 | Posted in 人生:スピリチュアルブログ | タグ: , , , Comments Closed 

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