腑におちる!メッセージをもらうコツ

人生:スピリチュアルブログ

高次の存在は、常に私たちに応えてくれます。
しかし、その答えがわからない、納得がいかないという場合。あなたは適切なところにつながって、適切な「問いかけ」ができていない可能性があります。
どんな問いを投げるかで、スピリチュアルなメッセージの質はがらりと変わるのです。

楽になるんと幸せになるんは、別


動画6:16~
「生徒は自分で考えようとせず、教師に答えばかりを求める。なぜだ」
「そのほうが生徒がラクやから」
動画7:22~
「それで、お父ちゃんはラクになったん?」
「楽になるんと幸せになるんは、別やった」

この動画で紹介されている数々の質問の答えは「それで楽になるから」。
「楽しよう」と思うなら、そう考えればいい。「どうやったら自分が楽になれるのか?」と、問えばいい。

だけど、本当に「楽になりたい」のでしょうか?
楽になりたいのではなく、心が満たされたいのではないでしょうか。
このアニメの主人公・ジュナの父親は、楽にはなったけど幸せにはなれなかったのです。その背中は寂しささえ漂わせています。

幸せになりたいなら「どうやったら幸せになれるのか」と、正しく問わねばなりません。「どうやったらワクワクできるか」とか、「どうすれば楽しくなるか」じゃ不適切なんです。
だって、シャブ打てばワクワクして楽しくなんて、いくらでもなんぞ。「シャブ打てや。ヒロポン!ヒロポン!All you need is ヒロポン!」言われたら「えっ、違う!」ってなるでしょ?

要するに、問いを間違えているんです。

「モテたい!」じゃダメ

たとえば、この問い。

私、モテたい!
どうしたらいいの?

モテる方法なんて、いくらでもあります。男からチヤホヤされる方法なんて、いくらでもあります。「ヤれそうな女」に見せて自分を安売りさえすれば、男なんていくらでも寄ってきます。ブスだろうと、デブだろうと、ババアだろうと。(ドラマ・やすらぎの郷が話題になってるように老人ホームでだって色恋沙汰はありますぜ)

こういう女性が、いざモテたら満足するのか?男にチヤホヤされたら満足するのか?
十中八九「コレジャナイ」で終わるでしょう。

この人も、問いを間違えているのです。「モテたい」じゃなくて、

心の通う誠実なパートナーシップを築きたい。
でも、そもそも相手と親密になること自体が難しい。どうして私は異性といい関係を築けないのだろう?
具体的にどうしたらいいの?

と問わねばならないのです。
それが長いなら↓

心満たされる人間関係が欲しい。
どうしたらいい?


動画6:23~
「問いの答えは、問いそのものによって決まります。ですから、正しい問いを立てねばなりません」

本当にこれで、セッションを受ける方もぜひぜひ自分が「何を問うか」ということに対して敏感になってほしいのです。「ぼやーんでなんとなくぅ~」じゃダメなのです。

ね、ボワーンと何となくぅ~別にぃ~だと、ガイドからも「あなたが何者よくわからない」ってなっちゃうんです。でも、あなた自身がハッキリしてると↓こう見える!

セッションは、その人のレベルに合わせて行われます。
鋭敏な質問ができる人は、非常に納得できるメッセージを得られます。逆に、自分のハートに対して鈍感な人は、何を言われてもピンと来ずに終わってしまうでしょう……。もったいないです。

上の動画内でも説明していますが、固定概念にとらわれている問いを投げかけたところで、ブレイクスルーは訪れないのです。「不自由な中で妥協して生きる方法」しか返ってこないのです。ツマンナイ世界で満たされぬ人生しか歩めないのです。

「表面的な問い」には、「表面的な答え」しか返ってきません。
例えば「キレイになりたい★」と言われればキレイになる方法はあります。
でも、「キレイになって、そんでどうすんの?」って話なんですよ。なんのためにキレイになりたいの?という。

容貌が美しくなったところで、そんなモンは時とともに確実に衰えていきます。そういうときに「キレイだから」という理由で得られていたメリットは消えていきます。たとえば、「もうお前ババアになったからいらない。シミのある女とか無理。俺、もっと若い女がいい」と捨てられます。だって若くてキレイな女が好きだという男は、老化したオバサンは好きじゃないんだもの。いくら若作りしたところで、二十歳の娘さんになんてかなわないのよ?

もし心通じ合うパートナーが欲しいっていうなら、「多少ブサイクでもお前がいい」って言ってくれる人を選ばないと。「キレイになれば勝ち★」なんて薄っぺらい固定概念の中で生きていると、年食った時に愛の無い生活が待っておるのじゃよ。

ダーリンは70歳 (コミックス単行本)
《自分の身体で美容整形したいとこはたるんだお腹》
《絶対ダメ》
《本当に昔っから直したい一番はこの顔の真ん中に居座ってるどでかい南方あぐら鼻。ニコール・キッドマンみたいな小鼻にして!このお願いはもう何百回もしてるけど》
《できるけど絶対しない》

このように西原が必死に(ときには泣きながら)懇願をしても、高須院長は絶対に彼女にメスを入れないのだ。高須院長ほどの腕を持つ整形外科医なら、愛する女性をより美しくしてあげることは簡単なはず。しかも高須院長は自身に手術を施し美容整形を試しているのは、有名な話だ。なのになぜ、ここまで頑なに西原の整形だけを嫌がるのか?その理由について、こう語ったという。

《いいですかりえこさん、人は欠損に恋をするんです。黄金率でないもの、弱いもの、足りてないもの、人はそれを見た時、本能で補ってあげようとする。その弱さや未熟さを自分だけが理解していると思う。欠損の理解者になるのです》
高須克弥院長が恋人を頑なに整形しない理由 SNSで反響を呼ぶ – ライブドアニュース

な、「ファッションとメイクの魔法で女子はHAPPYになれる☆彡」とか言ってちゃダメだってのはココ!
ファッション雑誌やインスタ見る暇あったら、自分の内面を見つめる時間を作ってください。

魂を満たす「問い」を

表面的な薄っぺらい問いをしてしまうと、返ってくる答えも薄っぺら~くなります。
どうぞ、魂から自分を満たすことのできる、深い問いをしてください。そのためにも、まず自分の内面に目を向けましょう。

さあ、正しい問いを立ててください。
常識や善悪でジャッジして、優等生的な質問をしてしまうと、心に響く答えは返ってきません。

「瞑想は、あらゆる思考、あらゆる感情を自覚することであって、その善悪を断定しないでただ見守り、それと行動を共にすることである」
クリシュナムルティがこう言っていましたが、問いを立てるときも同じです。
トコトン、自分のハートに正直になって、自分が何を望んでいるのかをつかんでください。そうすれば「何を問えばいいのか」が自ずと見えてきます。

鋭い「問い」を立ててください。
そうすれば、あなたのガイドは「そういうことだったのか!」と目からうろこがボロボロ落ちるような気付きを与えてくれることでしょう。

おとぎ話でも、精神分析でも、個性化の過程においても、変容のかなめとなる行為は、正しい問いを発することなのです。

鍵となる質問は、意識を芽生えさせます。正しい問いはつねに、背後にあるものが何かと思う好奇心から発せられます。

問いを発することこそが魂の秘密のドアを開く鍵なのです。

狼と駈ける女たち―「野性の女」元型の神話と物語 P73
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