世界は、もうちょっといいところになるかもしれない

アニメ「ユーリ!!! on ice」を観ています。

フィギュアスケート男子のアニメです。非常に面白いです。やはり久保ミツロウは、稀代のエンターテイナーだわ。
つったところで、このアニメのスゴさなんて全然伝わらないですよね。なので、私がこのアニメを見て楽しいと思うのが、どんだけどえらいことなのかを説明します。

【私の脳内メカニズム 1】

フィギュア見るならバレエが観たい
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バレエ観るならオペラが観たい
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>>>オペラっていいよね!!<<<

【私の脳内メカニズム 2】

男が歌って踊ってるの観てても正直楽しくない…
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おにゃのこって最高!女性の歌も踊りも大好きっ!
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>>>どうせ観るならカワイイ女子でしょ!!<<<

こんな嗜好の人間が男子フィギュアのコンテンツ(アニメ)を観て楽しいと思うか? まず思わないんですよ。3分で「踊ってる男?チェンジで」と消しますわ。ゆえに、男性アイドルコンテンツなんて2次元でも3次元でも全く!興味!無し!!(女性アイドルコンテンツは2次元でも3次元でも大好きです♥ 女の子って本当に愛すべき素敵な存在だよね!)じゃあお前はどんな男がええんじゃいって話ですが、最近私が最もときめいた男性は続・週刊リテラシー#5に出てた築地の山崎さんです!!!ヤッバイ!超カッコイイ!!天ぷら用のお魚の仲卸なさってるんですって!!超カッコイイ!!!ヤバイ!!好き♥

そんな私が、面白いと思うんですよ!?
興味のない人間までをグイグイ引込む魅力がある!
Yuri!!! on ice メッチャすごいー! 久保ミツロウは神!!!

で、このアニメは、いろんな国の選手が主人公のライバルとして出てきます。
アニメの中で選手たちはスポーツマンシップにあふれているというか、フィギュア選手であるお互いのファンで尊重(尊敬)しあっているというか、(現実的には無理だろうなというくらい)良好な関係を築いています。

そのせいか、リアルでのユーリを観ているファンも色んな国の人が色んな国の選手を好意的に取っているようです。
実際に、pixivやtwitterなどでは海外の人のファンアート(二次創作)を見ることができます。

タイと日本の選手
yuri01
ロシアと韓国の選手(のジブリコスプレ)
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中国の選手
yuri03

これから他の国のキャラも出てくるので、もっと多くのファンアートが作られると思います。

こういうのを観てると、たまらないな、と思います。いろんな国の人が、自分の国の選手を愛して、そして、他の国の選手のことも愛している。
それだけで胸がいっぱいになって、ウルウルしてしまいます。

ヘタリアのこのfanvidを観た時にも、同じような気持ちになりました。

ヘタリアは国擬人化マンガなので、この動画のキャラクターは国を表しています。多くの国(キャラ)が、笑い、泣き、怒り、喜んでいます。

今って、ヘイト多いじゃないですか。日本だけじゃなくて、世界的に。人の心に余裕がなくて、ギスギスしてる。
そういう時にこそ、こういう気持ちを思い出すことが大切だと思います。ヘイトを向ける相手も、自分と同じように笑い、泣くのだと。

上の動画にはこんなコメントがついています。

肌の色とか、しゃべる言葉とか、何を信仰するかとか、自分を作り上げてる全てのことで色眼鏡をかけないようにするなら、私たちはもっと(世界で)穏やかにいられるんじゃないかって、この動画にはすごく考えさせられます。この世界の偽善というのは救いようがないくらい酷いと思うけど、殺しあおうとしない限りそれでも私たちは互いに…少なくとも多くの部分で共に寄り添えるはず。

第二次世界大戦で日本との開戦に消極的だったアメリカ人は、意外なほど多いです。だけど、当たり前でしょ。庶民にとっちゃ戦争は嫌なもんですよ。日本人と戦いたくない「鬼畜米英」だっていたんです。
私のオタク友達のアメリカ人(ムスリム)は、「本当のムスリムは平和主義だよ。キリスト教徒死ねとか思ってないよ。ISはアッラーの教えなんかわかっちゃいない」と言います。
こういう話をざっくばらんにしてもらえるのも、私と彼女がMANGAでつながる趣味友だからです。ビジネスパートナーだったら、とてもじゃないけどこんな話できないでしょう。

もちろん、コンテンツをただ楽しむだけでもいいのです。そもそもが気楽に観賞するためのものですから。でも、こういうコンテンツがあって、いろんな人と話す機会を得て、世界が広がったら……
もうちょっと、この世界はいいところに変わるかもしれません。

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