母の夢を負わされる娘たち

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ある結婚相談所では登録する女性の4割くらいが「医者と結婚したい」と考えているそうです。
あなたの幸せは、『内側』にある。で医者の妻なんて超ファッキンデイズで病むぞコラと書いているように、「うわーないわー」と私は引きつつその記事を読んでいました。

すると、
「女房が医者と結婚させろというのでお願いします」
と父親に連れられてきた娘という、またすごいケースが来ました。婚活の闇、深すぎ。

そこを読んでいて、「ガン!」と来たのです。

父親は開口一番、「女房が娘に『医者と結婚しなさい』と
言ってるんだけど、何とかしてくれないかな」と言うのだ。「どうしてお医者さまなのですか?」と聞いても、「いやあ、女房がさ、『医者が命』っていうからさあ……」というばかりだ。

(中略)

最近の女性と接してきて思うのは、母親と娘の距離感が非常に近いことだ。遊びに行くのも一緒、ご飯を食べに行くのも一緒、行った先での定番のネタは「お父さんは三流だから」という父親の悪口だ。

無意識かもしれないが、そうした密な関係性により、娘も「自分の好きな人」と結婚したいと考えるより、「お母さんが好きだと思う人」を選びがちだ。

それにしても母親はなぜ娘を医者と結婚させたいのか? それは、自分が医者と結婚したかったという裏返しではないだろうかと私は分析する。
彼女自身が医者の妻になりたかったのであり、その夢を娘に刷り込んでいる。

婚活女性の4割が患う「医者と結婚したい病」の歪んだ理由|カリスマ婚活アドバイザーは見た 現代ニッポン婚活の病理|ダイヤモンド・オンライン
※太字部分はこちらで強調

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あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!
そういうことだったのかーーーー!!

私をキラキラしていて素敵だと思っている方へに詳しく書いた通り、20代後半の頃の母の「あなたを絶対にエリートと結婚させてみせる!!」エネルギーはもう、口では言い表せないほど強烈でした。

なんで、そんなに、燃えちゃってんの? 結婚言うたって、アンタの結婚じゃねえぞ?っていう。
どう考えてもちょっと「おかしかった」んです。なんだか「これで仕損じたら死ぬぞ!」みたいな妖気が漂っていた。キタロォーネズミ男を探すのじゃー。

この記事を読んで、あの妖気の正体がわかりました。
母は「夫よりランクの高い男と娘を結婚させることによって自分の失敗結婚の弔い合戦をしたかった」のです。私が付き合ってたMARCH国家公務員なんか低レベ底辺ファッキンで娘に任せていたら自分の望む男なんか連れてこねぇと思われたのでしょう。さあ釣書の用意は良くて!!? Get ready to make OMIAI!!!!

だからまだ具体的な相手すら決まってないってのに
「子供が生まれたらね!私がちゃんと手伝うからね!」と生まれる前から子育てする気満々(……)で
「アンタと夫と子供が来たとき泊まれるように」と実家の客間のリフォームまでしちゃってたんですね。※結婚してません
「嫁にやるなんて言うけど、よその家にやるつもりはない!」て言ってたのも、そういうことなんですね。

娘の結婚にのっかって
人生の生き直しをしようと思ってたんですね!!
傀儡政権ならぬ傀儡結婚! 斬新ッ!!(白目)

………………んあ゛ぁーーーーー。脱力すぎる……
てか私、完全にお母さんのオモチャやん。お人形さんやん。
知ってたけど!!!!

親がわが子に期待をかけるのは、親の期待が、親の自己愛――とりわけ傷ついた自己愛――の再生にほかならないからである。親が、自らの果たせなかった夢をわが子に託して実現させたいという欲望を抱いているからこそ、過剰な期待をかけて、時には暴力訴えてまで頑張らせようとするわけだ。
この欲望が意識されていることはむしろまれで、親の意識のうえでは、あくまでも「この子の将来のために」とか「子供の幸福を願って」といった善意のヴェールがかけられている。さらに、親自身の敗北感を逆転したい、劣等感を帳消しにしたい、場合によっては子どもの活躍で自己実現したい、という欲望が潜んでいることも少なくない。

doll_suicide

「叶わなかった夢を子に託す」って世間ではまるで美談(!)のように語られますけど、それ子どもにとっちゃ呪いですよ。叶うじゃないよ呪うだよ。

自分の夢は自分で叶えてよ。
叶えられなかったら諦めてよ。
ちゃんと子離れして自分の人生を生きてよ。

さて。おあとがよろしいようなので、最後にカリール・ジブラーンの詩をご紹介して終わりにします★

child
あなたの子は、あなたの子ではなく、大いなる生命の希求の息子であり娘である。

あなたを経て現れてきても、あなたから生まれたのではない。
あなたと共にいても、あなたに属するものではない。

あなたの愛を与えることはできても、あなたの考えを与えることはできない。
子どもは自らの考えを持つのだから。

その身体を住まわすことはあっても、その魂までも住まわすことはできない。
子どもの魂は、あなたが夢にも訪れることのできない、明日の館に住んでいるのだから。

children
子どもらのようになろうと努めるのはいいとしても、子どもらをあなたのようにしようとしてはならない。
生は、後ろに歩まず、昨日を待つことはないのだから。

あなたは弓であり、あなたの子は、その弓から生きた矢として放たれるものである。
この弓を射る大いなる人は、無限の道の上にある標的を見、大いなる力であなたを曲げたわめ、その矢を速く遠く行かせようとする。

この弓射る人の手で、あなたが曲げたわめられることを、喜びとせよ。
何故なら、大いなる弓射る人は、飛ぶ矢を愛するごとく、落ち着いたゆるぎない弓をも愛するのだから。

預言者」より

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2016年07月17日 | Posted in 人生:スピリチュアルブログ | タグ: , Comments Closed 

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