年齢を重ねた「ありのままの自分」を受け入れよう

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 20代女性100人に、「あなたの周りに40代のイケメンはいますか?」と聞いたところ、なんと8割以上が「NO」と答えているのだった。(中略)

「40を過ぎると、顔のつくりではなく、行動そのものが『うわぁ』となり、ブサイクに映ることが多いですね」(26歳・経理)

「若い頃と同じ感覚でいると、劣化した分、痛さが際立つというか……やっぱりブサイクですね」(24歳・IT)

「同じ下ネタでも、若い人が言うのとでは、印象が変わる。40代がその話にノリノリだと、たちまちキモいオッサンに見えてしまう」(25歳・貿易)
20代女性の8割「40男はブサイクに見えることが多い」 | 日刊SPA!

そう。中年や老年とはストレートに醜いものです。
いくら「年齢を重ねた美しさ」だの「年輪があるからこそのカッコよさ」だの年配向けの美辞麗句を並べたところで、それをオメデタク受け取ってしまっては若い人からドン引きされて老害認定まっしぐら。
なのに中年~高齢者者向けビジネスではモノを売るために、引きも切らずこういった「お世辞」を連発するのです。

そもそも「老いを受け入れる」って、とても大切なレッスン。
スピリチュアル系の本には「手放すことの大切さ」が何度も説かれているでしょう?
物質的な執着を手放すことで精神性は洗練されていくのです。魂は成長していきます。

もう若くないと、物質的な執着を手放さねば辛くなってきます。
流行にはついていけないし、若い子とも話が合わない。
サザンの話をしても「???」という顔をされ、大して変わらないように見える湘南乃風で盛り上がっているのがオッサン&オバサンには理解できないわけです。

中年は思うのです。「こんなの↑だったらサザンのほうがいいだろ」と。

そして若者に「ハァ?あんな脂ぎったオッサン(桑田氏)が歌っててもダサくね?」と思われて終わり。

こういった時に「ああもう自分の感性は古いのだな」と、老いを受け入れることがとても大切です。そうすることで、なぜか不思議と清々しい心が得られます。若さへの執着をひとつ手放したからです。

いつまで「現役SEX!」だの「恋を忘れない!」だの言ってるつもりですか?
そんな自分の姿が、ものすごく醜く映る自覚がないのですか?
ほんっとうに迷惑です。

社長 島耕作(14)

私くらいのアラフォー世代は団塊の世代の一部の薄汚い老人どもに狙われる立場にあります。久美子と再婚した島耕作を見て「40女は俺たちの世代を求めてるのだ!」なんて盛大にカンチガイしておられるのです。
カンベンしてくだっさい。
おじいちゃん、おクチ、臭いですよぉ(涙)。頼むからMADUROの内容を真に受けないでください。あれギャグ雑誌ですよ。全部が壮大なネタです。

もちろん「人生経験豊富なおじさまって素敵♡」って向きもいますよ。枯れ専てやつですね。
でも、20歳以上も年上の男を相手にできる時点で、不幸育ちのメンヘラか財産狙いの可能性はメチャクチャ高くなるんっすよ。やしきたかじんや加藤茶を見てください。若い嫁さんもらったがために、晩節汚しまくりです。カッコワル~イ!

若い子が懐いてきたら「ちょっとこの子、オカシイな」って穿った視点で見ることがご高齢男性の身の安全のためにとーっても大切です!
今の時代遺産狙いの「後妻業」だって跋扈してるんですからね。若い男が稼げない分ジジイだまして巻き上げてやれという全くけしからん女もいるんです。気を付けてください。
後妻業
変な女に引っかかると、それまで積み上げてきたものが一瞬のうちに崩れ去ることだってあるんですよ?
真面目に努力を重ねてきた誠実な男性ほど、一見従順そうな女狐に引っかかってしまいがちです。そうならないよう、ちゃんと自分の老いを受け止めてください。

自分の分を知り、それ相応に生きるのは年齢を重ねてきた人間にとって非常に大切なことです。
分不相応なことをしてデッカイ花火を上げるのは愚かな若者の特権。「スクラップアンドビルド」が許されるのは35までですよ。

若くない自分を受け入れ 魂を成長させよう

oldwoman

水村美苗の母の遺産―新聞小説は「女の老い」をどこまでもリアルに真正面から受け止めた作品です。
もう若くない自分を感じている女性、親の介護をしたことがある女性ならばどこかしら共感するところがあるでしょう。

年上の女性からの意地悪に悩んでいる場合もオススメします。「老いた女とはここまで余裕がなくコンプレックスまみれなのだ」ということが理解できれば、(相手よりは)若い自分にネチネチと厭味を言い、何をしても満足してくれない理由がわかります。
あなたがいくら正しい行いをしたところで認めてくれないし、けなされるだけですよ。老いた女はただただ、自分より若いあなたに八つ当たりをしたいのです。意地悪をしたいのです。
母の遺産―新聞小説を読んで老いさらばえる惨めさを想像できれば、そんな性悪な年上女のことも少しは許せる気持ちになることでしょう。

castle

「シンデレラストーリー」というと、お金持ちでイケメンで優しく素敵な王子様に見初められ結婚するという筋を想像する人が多いかもしれません。でも、年齢を重ねた女性のシンデレラストーリーは違います。

「それって、女の人の夢物語だね。美津紀はシンデレラだよ、我々の世代の」
「これが、シンデレラ・ストーリー?」
「そう」
「プリンス・チャーミングもいなくって?」
「それがミソだよ。五十代で、親だけじゃなくって、夫までいなくなって、金貨ザクザク大金持ちなんだから。ほかの女が聞いたら怒るよ」
 結婚で懲りているせいか、昌子は使い古された夫婦茶碗という老後には未練が無いらしい。
 美津紀は言った。
「お祝いに、年が明けたらご馳走するわ」
「ああ、そうして」
母の遺産―新聞小説 P516~517

あけすけすぎるくらいリアルですね。
でも、中年女の紛れもない本音でしょう。
本当に人生に男って、必要??にも書きましたが、年を重ねれば重ねるほど男は女を必要とし、女は男を必要としなくなってくるのです。

実際この母の遺産の中でも、主人公・美津紀は20代のイケメンとうっかり一夜を過ごしそうになっても若い頃のようにときめかない自分を発見します。妻に先立たれた同年代の渋い素敵な男性からもらった連絡先も潔く捨ててしまいます。その人は、一人の女性を深く愛せる男性であることがわかっているにもかかわらず、です。

これが10代のシンデレラストーリー(少女マンガ)なら、「何やってんの!ちゃんと連絡とりなよ!そんな出会いなんかめったにないよっ!! 幸せになれっ美津紀!!!」とシッカリ者の親友に説教されるところです。しかしながら、50女は逆に男から解放された喜びを祝います。

男が女を愛せぬわけではないのです。
事実、美津紀は夫の愛を理解していました。夫なりのやり方で美津紀を大切にしてくれていることもわかっていました。だけど、それは自分の求める愛し方ではないのです。
新しい男性からのアプローチを袖にしてしまうのも、「最後の最後では、美津紀が望むようには美津紀のことを愛してくれないだろう……(P521)」と見通しているがゆえ。

人生経験豊かな50女は、もうわかっているのです。自分が求める形の愛で心を満たしてくれる男など、この世に存在しないことを。
だからこそ世間のオバサマ方は大挙して韓ドラやハーレクインに酔っているわけで。自分の求める王子様など、虚構の世界にしか存在しえないことを熟知しておられるのです。きちんと現実を見据えているからこその韓ドラなりハーレクインなのです。

「いくつになったって女は恋しなきゃ★」とリアル三次元で恋愛を追いかけ続け若作りするなら、あなたに魂の成長は訪れません。
年齢を重ねたならば、それ相応の課題をこなしてください。もう若くない自分にありのままで向き合うこともスピリチュアルで大切なミッション。あなたの執着やエゴをバリバリとひっぺがし、魂をより身軽にしてくれるために起こることなのです。

いいですか。
「女の幸せは素敵な男性とゴールイン(結婚)」なんて、男のリアルを知らない生娘の言うことですよ。いつまでも夢を追いかけて無為な時間を過ごすのではなく、年齢に合った課題に取り組んでくださいね。
それでこそ魂は輝くのです!

母の遺産―新聞小説
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