アラフォー女はナメられちゃ、アカン。

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これはアラフォー女性向の記事です。

「アラフォー男だったらなめられていいのか」つったら、そんなことはありません。でも、そもそも男性の場合「ナメられたらイカン」というのはもうメッチャ幼少のころから叩きこまれている概念です。
ちょっとナメられたら男社会のヒエラルキーの底辺に叩きつけられて、オイシイところは全部ジャイアン(リーダー格)に上納しなきゃなんねーっていうサバイバルを、男性は幼稚園くらいからもう嫌なほど味わわされてきています(男って、大変だ…)。
だから、男性に向かって今更「ナメられちゃいかん」なんて言う必要はないわけです。

若い女の子は、業種や環境によりますが割とナメられてて良かったりします。
逆にナメられてたほうが自由に動けたり相手が油断してくれる分普通だったら苦労しなきゃ得られない情報を簡単に得ることもできます。
「あたしぃ、わかんないですぅ~」「○○さん、そんなことも知ってるなんて、すっごぉ~い!」「○○さんって頼りになりますよね~ぇ」つっといて、オッサンどもを自分の手先としていいように使っていればよろしい。で、都合悪くなったら泣けばいいのよ。ハッハッハ。
(ただし、これは当然ですが女社会では超禁じ手です)

年配の女性が若い世代の人間からナメられてるなら、対処のしようがありません。あなたの生き方の結果なのだから、潔く自分で責任取ってください。
若者だってね、信頼できて尊敬できる年長者のことは敬うものよ。

上記の理由で、この記事の対象はアラフォー女性なのです。
若いころは多少ナメられててもそこまで害はない。
だけど年食ってから「なんで私の言うことちゃんと聞いてくれないの!?」と怒っても遅すぎる。

だから、アラフォーという年代において女性は「ナメられない自分」を確立していかねばならないのです!

アラフォーというターニングポイント

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ルーキーと10年選手では、すべきことが違います。
それはもうごくごく当たり前のことなのですが、ついつい新人時代と同じやり方をしちゃって、失敗してしまう10年選手は多いです。

例えば、新人時代は周りの言うことをハイハイなんでも素直に聞いて、たとえ向こうのほうが間違ってるだろうなと思ってもとりあえず飲んでおいて先方が自主的に気づくまで待っているというのも手です。
もしそのミスによって何か不都合が起きたとしても、責任をかぶるのは先輩であって自分ではありません。そこまで痛い思いはせずに済む。

もし相手がデキル人なら「あっ、こ、これちょっと~」「これ、もしかしたら間違ってますか? 私のミスかなぁ~」なんてさりげなくほのめかしておけば気づいて修正してくれます。
そこまでやっても気づかないなら、その時点でボンクラ駄目人間なわけだから、「あっ、そーすか。じゃお好きにどーぞ。責任取るのは上司の仕事ですもんねぇ~(はぁと)」で放置しておけばいいわけです。

でも、アラフォーになって10年選手、中堅どころとなってくるとそうはいかない。
勤続15年ともなってくると、むしろ自分が責任を取らねばならない立場に置かれます。部下のミスに気が付いても放置なんてとんでもない。ちゃんとクギを刺して修正させなくてはなりません。それでもやらないなら強権発動で人払いしたところでガーッツリお灸をすえねばならない。そして叱った後はフォローも必要。

仕事だけじゃなくて、プライベートでもそうです。
アラフォーともなると、若い頃に比べてシビアな問題が出てきます。親の介護問題に直面する人だっているし、親が亡くなることだって決して珍しくない。
そうしたときに兄弟や親族と人間不信まっしぐらな闘いを繰り広げなくてはならなくなるケースもあります。既存の人間関係のバランスが崩れてしまうのです。
家庭生活においても子供が思春期に差し掛かるとものすごく子育ては難しくなる。夫に相談して頼りたくなるのは当然のこと。

その時にナメられてると、相手は全くいうことを聞いてくれないんです!
「そうか、そうか。わかった(意訳:ハッ、またアイツがなんか言ってるぜ~適当に聞き流しておけ~)」で、終了なんです。キイィー!ギリギリギリギリ(歯ぎしり)

若い頃はポワポワ「エミー、それわかんなぁ~い」で済んでたものが、「お前そんなこと言ってる場合かボケー!」と一喝しなきゃならなくなるんです。アラフォーともなると、それだけ肩にかかるものが公私共々重くなってきます。

林真理子さんが野心のすすめで、女ははじめは兎でいてそのうち虎に変わらねばならないという言葉を紹介しています。
その通りです。若い頃はカワイイ兎ちゃんでもいいけど、アラフォーになったらそろそろ虎へとチェンジしていかねばならんのです。

でも、その「虎チェンジ」が、なかなか難しい。
なぜならば、女性は小さなころから無言の「女の子は余計なこと言わずニコニコかわいく」圧力を受けているから。
小さなころから刷り込まれた固定概念を外すのは、ほんっとうに大変です。「車自慢する男って昭和臭くてキモ~イ」って若い女子から散々言われているにもかかわらず、自分の乗ってる車の話をドヤ顔でせずにはいられないオッサンを見れば、その難しさがわかるはず。
哀れなアラフォー男性の一部は、いまだにサザンやユーミンが正義でカラオケでヤンキー風味に尾崎を歌えば女にモテるだろうという型から抜け出せないのです……(ホロリ)

そう。引かれてるのも内心わかってるんだよね。それじゃもうモテないって、実はわかってるんだよね。ツッパリハイスクールロケンロー(笑)なリーゼント(笑)をバカにされてるのも、実は気づいてるんだよね。いくら上手くても尾崎以外の男が尾崎歌ったらキモイこともわかってるんだよね。でもやっちゃうんだよね。
ああ、あまりの痛々しさに、涙なしには見られない…。うっ、うううっ、オ、オッサァアァ~ン(鼻水ズビズビ)

それくらいの強力な呪いが、女性バージョンでもある。
それが、「女の子はいつも控えめに。波風立てちゃいけません。誰とでも仲良くして角を立てないように」です。
でも、アラフォーになったら、「いつもニコニコ角を立てず」はもう通用しないんです!

もう「男を立てる」はやめよう!

vs
アラフォー女ともなると、公私共々男性とは色々な関係を体験してきたはずです。
そこから学び、体得せねばならぬ一つの真理があります。
それは「男を調子に乗せるとロクなことにならない」

もうね、この記事女性向けって書いたから男は見てないでしょうしハッキリ書かせていただきますわよ。
もし間違って男性がご覧になっていたらごめんあそばせ。EDになりたくなかったら以下はお読みにならないことをお勧めいたしますわ。

男を立てるとロクなことになんねぇ。
アラフォー女性のあなたなら、これ、実感としてあるでしょ?

大体さー、福島の原発だって311前から相当「ヤバイって、ヤバイって」って一部では言われてて共産党もちゃんと国会でツッコんだりしてたのに(まあいかんせん共産党だから実効力は気持ち良いくらい無いわけだけどさ…)、ちゃんと補修したり改修しとかないからボカーン!って行っちゃったじゃないのさ。

これも男(権力者)を立てすぎたからいけないのよ。
えっ、極論過ぎて意味が分からない? あんたってバカなのね。じゃあ順を追って話すわよ。

ジョン・グレイの著書は、女性とは異なる男性の性質を解き明かしてくれます。
2000年代前半かなり流行ったので、あなたも一冊は手に取ったことがあるのでは?

ベストフレンドベストカップル (知的生きかた文庫―わたしの時間シリーズ)
こんな”正論”は彼をうんざりさせるだけ
男性のセルフイメージは、「結果を出すこと」と非常に強く結びついているため、男性は、”自分の決定や行動”を、自分自身と同一視している。
だから彼は、”自分の行動”を訂正されたりコントロールされたりすれば、それは「彼自身」が間違っていると言われたも同然に感じて、傷つく。その痛みを避けるために、攻撃的なまでに自分を弁護したり抵抗したりする。”自分の行動”に関わるとなると、弁護はことさらに力が入る。

ジョン・グレイ ベストフレンドベストカップルより

そう。男性論理で回る男社会で「絶対安全!」と謳っている原発に茶々を入れてはならないのです。自分の行動=自分自身なので「原発って危ないところもあるかもしれなくない?」ってやんわり言っただけでも「原発なんて作ったお前はクズ死ね」って言われたのと同じなんです。

男性の仕事ぶりをほめただけなのに「この女は俺に惚れている」と勘違いされたことはありませんか?
女性にとっては仕事と人格は別なのに、男性にとっては仕事=人格なんです。相手の仕事ぶりを認めたら即「じゃあお前は俺に股を開くんだなホテル行くぞ」なんです。

「あれ?ちょっとおかしくない?」って少し疑問を発しただけなのに「そんなことはない俺は正しいお前が間違ってるんだキイィー!」と男性からメチャクチャ口撃されたこと、あるでしょう?「エッ、なんでそんなことくらいでムキになんの」ってドン引きなアレですよ。
お父さんが車の運転中、お母さんが「あら、この交差点左折じゃない?」って言ったら「そんなわけあるか!」ってお父さんは一喝して、でも実はお母さんが正しくてお父さんが間違っていたので迷ってしまった。あるあるですね。

これとロジックは全く同じ。
「俺が絶対安全!って言ってる原発」にちょっとでも疑問をさしはさむと、即!人格全否定になる。
だから周りはお偉いさんに何かあってもありのままを注進できず、まともな対処ができず、ボカーン!!

こういったバカバカしい男性論理を尊重して男の顔を立て、「俺が白だって言ったら黒だって白なんだ!」を受け入れた結果が311の事故だと思いませんか?

マクロはミクロから。神は細部に宿る。
家庭で女が男を立てず、もっとちゃんと小言をネチネチいうべきだったと思いませんか?
女がちゃんと男にものを言う。そういう社会土壌ができていれば、こんな悲惨な事故は起こらなかったのでは?

私は、今の日本がここまで落ちぶれてしまったのは、男だけの責任だとは思いません。
男を立てて男の言うことに従い、男社会の論理を尊重(見て見ぬふり)してきた家庭の主婦も悪かったと思います。
そしてなにより、そんな男たちを産んで育てた「女(母)」に責任がないはずがないのです。一番の戦犯は「間違った子育て」をした母親たちであると言っても過言ではない。

もちろん男を立てるなと言っても、人前でなじって要らぬ恥をかかせたり、相手を奴隷のように扱ってよいというわけではありません。それは性別関係なく、してはならないことです。
でも、「それは間違ってる!違う!!」というとき、きちんと相手にNO!を突き付けねばならない。むやみやたらと男性に従ってはならないのです。

女性の直感は、おそろしいほどの精度を誇ります。
理論では正しいと見えることでも、「エッ、違うソレ」って思った直感のほうが実は正しかったりします。
月経や出産といった女性の体のメカニズムは、潮の満ち引きや月の満ち欠けと密接につながっています。体が女であるというだけで、宇宙のゆらぎを感じられるように作られているのです!

そんな素晴らしい女性の肉体をまとうことを選んで生まれてきた我々なのに、自らの価値ある直感を捨てて、男の論理を持ち上げすぎたのではないでしょうか。今の時代を生きる我々女性は、そのことをまず深く反省すべきです。

もっと、女性は男性を立てずに自分を貫かねばならない。
そのためには争いをも辞さぬ姿勢、すなわち「いつもニコニコ♪ 角を立てないで丸くおさめる」を捨てる必要があります。
そうしていくのに、ちょうどいいタイミングがアラフォー。

アラフォー女性の皆さん。今はとても大切なターニングポイントですよ。
大切な「虎モード」、身につけてくださいね!
今の時代「大人しいウサギちゃん」では、何一つ守れないのですよ!

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